4th. シングル「遠距離恋愛」

仕事、家族の転勤などで離れ離れになった男女を表した歌。
後半は、仕事先で顔見知りし片思いしていた相手が、不況などで店をたたみ、会えなくなってしまった。
それが仕事の唯一の楽しみにしていた...。
そう、私は恋をしていたのかもしれない、と思わせる感情を意識した。

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遠距離恋愛

だって...声が聞きたいから　君は電話越しにそう呟いた
通話時間が今日も随分経ったな
切った時に知らせてくれる電話

そっと瞳閉じていた　貴方の声聞いてから
私からかけることはもうないから
それでもサヨナラ言えなかった...

まるで互いの想いを移す鏡のようだ
君を見かけなくなってから　僕からの連絡も終わり

離れたって、遠くたって、
伝えられる事はたくさんあるのさ
それを君にわかって欲しくて、Ah

切なくって、苦しくって
この想い気持ちを届けたいのは
あなただけではなかったんだよ

3rd. シングル「夏の情景」

家族・犬と過ごした束の間の休日で感じた夏のイメージを文字として起こした。

夏の情景

青く澄み切った夏空に
渡鳥が　次の季節の移りを告げる
白い入道雲が流れる　時が世界を押し進める
今駆ける私の思い

眩しく照らす太陽　激しい雨が打ちつける
時が流れるにつれて　四季が織りなす形も変わり

summer sunlight アスファルト照る蜃気楼

summer moonlight 虫の音、夜の淵

同じ夏でも景色は変わりゆく
それが愛し夏の情景

2nd. シングル「透明な糸」

酒豪だった父との確執等、とても暗かった幼少期。
同じ境遇のこれからの未来を担う若者へ、
「悲しい過去を経験した人ほど強くなれる、人の痛みがわかる、そんな大人になれるんだよ。
　だから希望を持って、これからの未来を歩んでほしい」
そう願った歌。

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透明な糸

透明でいて　色が変わる時として
理由があって　どこを通ってきたかで

カタチも変える　水であるなら紅くなり
固くなるなら白くなる
糸であるなら軋むように、音が変化したり
引きあう強さで変わるもの

lalula織りなす音と　光で満ち溢れる世界へ
lalula織りなす地球(ほし)の　照らす明かりそれぞれ
アナタの未知なる輝きが　誰かをみちびく照明さ

人と人が繋がるとき　一期一会の出会いもそれで
煌めくにじいろく光になれ
それでいて誇らしいイトであれ

一筋の光で照らすより　幾多のヒカリで照らし出す
白紙のキャンバスに描く様に
アナタの色を見つけ
誰かの色に染まり染めゆく

いつも胸にあり続ける
誰かの支えであり続けたい
そう、優しい澄み渡る
そんな色目指して歩み出す

1st. シングル「愛紡ぎ旅人」

思春期の頃、尊敬し、とても大切に育てていただき、とても慕っていた母方の祖母が私の誕生日に他界した。
その祖母がきっと自分の身近の"何か"に生まれ変わって私を見守ってくれているだろうと考えつつ、コロナ禍で離れ離れに暮らしている、残された親族の無事を祈った楽曲。

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愛紡ぎ旅人

花の雨流れたる、
樋を伝い時は流れ。

愛し人はもういない。
ワタシの隣にはもう。
あなたの面影だけ探して。

会いたい、会えない。
そんな思いを募り
いつかどこかで会えるといいね、そう願い
月日は流れる
ワタシとあなたの中で。

未来、迷い、ふらり、見えない
遠い、暗闇、悲しみ
想い、彷徨い、ひらり、儚い
この想いを春風にのせて。

叶わない、届かない。
そんなことは分かっているの。
いつかきっと祈りは届く、
誰かへと託した願い
想いを乗せ、今日もまた幸せを求めて。