[ Spinart(スピナート) ] - あらゆる表現者・アーティストと出逢えるサイト

Logo Markアーティスト紹介

Logo Mark・エコツミ・

神話や⺠話を伝えるシンガーソングライターでパフォーマー、さらに⼩説家でもある。

数多くの舞台・ミュージカルに出演し、早稲⽥⼤学在学中に映画挿⼊歌にて歌⼿活動をスタート。
⾔葉の語源にこだわる独特の詩とメロディ、そして舞台演出が評価され、ライブ公演、PV、イメージソング、ゲーム主題歌など、多⽅⾯に活躍。
2010年からは、歌と舞を⽤い⽇本神話に独⾃の解釈を加えた和⾵歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開。
2015 年以降はヨーロッパを中⼼に世界各国でコンサート公演を⾏う。
パリ、ロンドン、リトアニアでは単独公演も⾏い、各地で⾼い評価を得た。

歌⼿活動の傍ら、⽇本神話⻑編⼩説も執筆。
アーティストとしても活動しており、⾃⾝のパフォーマンス映像がベルリン「WomenCinemakers」に選出される。
2021 年には、アートフェスMMM にて⼤賞を受賞。

コロナ禍における作品も展開し、ロックダウン期間の世界中の⾵景⾳を⽤いた⾳楽作品群「covid19-20 project」、⾶沫の⼼配なく作品を鑑賞することができる360度歌舞ホログラム作品「リトルゴット 少名毘古那」、消毒液に⾳楽デバイスを仕掛けるアート作品「スプレーコーラス」などを制作。
現在、⽇本神話を世界に発信する特異なアーティストとして活動中。
早稲⽥⼤学卒。神社検定1級。


主な実績
・ロンドン単独公演 ⽇本⼤使館公式イベント「新訳古事記 -イザナミ-」助成:公益財団法⼈関⻄・⼤阪21世紀協会
・パリ単独公演「新訳古事記 -アマテラス-」助成:経済産業省助成
・リトアニア単独公演「新訳古事記 -イザナミ-」特別協⼒:ヴィリニュス市、協⼒:在リトアニア⽇本⼤使館、後援:国際交流基⾦
・東京⼤神宮公演「イザナギ・イザナミ」助成:千代⽥区⽂化事業
・ドバイ「World Art Dubai」オープニングパフォーマンス
・フィレンツェ「第1回⽇本映画祭」オープニングパフォーマンス
・フランスLa vardens城「Fragments du Japon」展、パリ「Exposition dʼart contemporain Japonais <AUTOMNE>」展参加
・パリ「Japan Expo 20th-16th」5年連続出演
・ロンドン「HYPER JAPAN Christmas Market」メインステージ出演、スイス、ベルギーツアーなど国内外多数。
・フルアルバム1枚、シングルCD5枚、ミニアルバム1枚発売中。
・⼥性起業家コンテスト特別賞受賞


オフィシャルサイト Facebook Twitter Instagram YouTube

リトアニア公演「新訳古事記」〜 IZANAMI 〜

日本を産んだといわれるイザナギ・イザナミの物語。
女神であるイザナミの視点で語られる物語は、愛と喜び、そして死と哀しみに満ちていた…。
歌で織りなす日本神話、はじまりの物語。

・エコツミ・が国内外で上演し、高い評価を得た音楽劇「新訳古事記シリーズ」より「イザナミの段」。
アーティスト本人が、古事記を独自に解釈・再構築して戯曲に仕立て上げ、劇中歌を作詞・作曲。公演では、イザナミを演じ切り、歌い舞った。

初演:2018.3.22 南青山MANDALA
改定版:2018.11.29-30 東京大神宮
リトアニア公演:2019.2.22 聖カタリナ教会

舞台さながらの世界観・物語性を再現したアルバムもリリース。
ストーリーに沿った収録順なので、1曲目から順に聴くことをお勧めします!
海外公演向けの英語バージョンからも2曲を収録。

アルバムは各種ストリーミング・メディアから。
Spotify Apple Music その他メディア

A wingless country 翼のない国(英語版)

未曾有のコロナ禍、世界的ロックダウン。
日本神話を歌う・エコツミ・が、大切なものを見つめ直し記憶に刻むアートプロジェクト「covid19-20」を始動。
ロックダウン中の2020年3月〜5月の、世界各国の風景音を集めた5つの作品群より第一作目「翼のない国」。
日本全国88箇所から集まった205音を、地球上の緯度経度に合わせて、実際の方角から音が聞こえてくるように設計し、最後の波の音は、北海道から沖縄までの海の音が混ざって完成している。
日本各地の風景音を織り込んだアートなポップス曲。
制限を感じる時はなおさら、本を読むことから生まれるイマジネーションが私たちを自由にしてくれる。
そんな本へのオマージュとともに、この世界の音、人々の営みの音に耳を澄ますと、尊いものが見えてくる。
音から様々な情景を連想・想像しながらお楽しみください。

音源は各種ストリーミング・メディアから。
Spotify Apple Music

コロナ歌舞ホログラム リトルゴット 少名毘古那

コロナ状況下だから作れる、そんな作品を。
海外ツアーができないなら、国内公演が頻繁に延期や中止になるのなら、飛沫の心配をせずにみられるパフォーマンスを イヤホンやwifi環境などで観客ごとに変わることのないクオリティ作品を作りたい。
実際に・エコツミ・が歌っているように、体の向きによって声が大きくなり小さくなる。
そんな歌舞ホログラムを作った。

本作はタイトルにある「スクナビコナ」という神様が題材。
日本神話に出てくる小さな神様は、蝶の羽をまとい海から現れ、その後、出雲大社等に祀られている大国主(大穴牟遅、大己貴)と共に国造りを行う。
役者たちの声で語られるのは太古の時代の物語。

本作は解体できる設計にしており、比較的軽量化して国内外どこへでも運ぶことが可能。
誰かが移動したり、国境を越えることなく、様々な場所で展示できるシステム。
いつか本作品を目の前でご覧いただけますように。

本作の制作ノート、メイキング等もご覧いただけます。
オフィシャルサイト

神田明神奉納歌舞 大国主

2020年11月28日
江戸宗鎮守 神田明神神楽殿 奉納歌舞
「古事記歌舞 大国主の段」

幾度も名を変え、その度に強くなる神。
大きい国の主として国を作り治める大国主。
けれど、そんな彼も昔は弱く、虐げられた存在だった。

アマテラスの弟、スサノオの末裔としての系譜から、多くの恋に生きたその足取りをたどる物語。

光よ 宿れよ
ものしらぬ子らに
祈りの闇夜に

本公演はコロナ禍の2020年11月に、アンプラグド(マイクや音響を使わない)の野外公演として、神田明神神楽殿にて開催した。

日本語の歌詞と合わせてご覧ください。
note

「八人の娘」〜ヤマタノオロチ〜

「それ」は、もしかしたら一番よく知られている存在かもしれない。
日本神話の中で、古事記の中で。
ヤマタノオロチーーー。
八つの頭をもつ巨大な大蛇、熟れたほおずきのように赤い目、苔や木々が生えるほど年月を経た胴体、血でただれている腹。
若い娘を喰らう化物。
そして、天上界である高天原から降りてきたスサノオに、退治される存在。
神であるスサノオにとっても、その巨大さ強さは脅威だったのだろう。
八回も発酵させた強い酒、八鹽折(やしおり)の酒を飲ませ、酔って眠ったところを退治している。
荒ぶる神スサノオでもそうなのだ。
娘たちは、一体どれほどの恐怖の中で喰われなくてはならなかったのか。
村人たちは、一体どれほどの恐怖を味わいながら日々を過ごしていたのだろうか。
救われる末娘、クシナダ姫に焦点をあてるとこれは「救われた物語」であり、「ヒーロー物語」だが、誰からも助けられることなくこの世を去っていった姉たちのことを私たちは忘れてはいけない。
どこにでも存在する「忘れられがちな存在」のことを私たちは忘れてはいけない。

音源は各種ストリーミング・メディアから。
Spotify Apple Music

応援コメントをお寄せください!

みなさんのコメントでアーティストをバックアップしよう!
作品感想やライヴやイベントの参戦感想、自分だけが知っているそのアーティストの良さ、他の人にも知ってもらいたいこのアーティストのすごいところ等々、是非お寄せください。
以下のフォームからコメントを投稿することができます。
運営者が不適切と判断した投稿については予告なく削除することがあります。