[ Spinart(スピナート) ] - あらゆる表現者・アーティストと出逢えるサイト

Logo Markアーティスト紹介

Logo Mark間澤 元(まざわ もとし)

車いすの声楽家。
バリトン歌手であり、ラジオ配信、詩、小説を書く表現者。

1993年、愛知県生まれ。
生まれつきの障害のため6歳から車いす生活となる。
13歳からアメリカミシガン州で過ごし18歳で日本に帰国。
名古屋芸術大学音楽学部演奏学科声楽コース卒業。
在学中に、定期演奏会、歌曲の夕べ、卒業演奏会に等各種演奏会に出演。
2015年、ドイツミュンヘンにて宮廷歌手、ミュンヘン音楽演劇大学教授、アンドレアス・シュミット氏の夏期マスタークラスを受講。
2017年、大阪国際音楽コンクール歌曲部門にて、エスポワール賞(奨励賞)受賞。
ウィーン国立音楽大学、クラウディア・ヴィスカ氏のマスタークラスを受講。
2021年10月、Stand FM配信を開始。
2021年11月、Twitter140字小説の執筆を開始。
2022年2月、Twitterにて、第5回詩の投稿コンテスト「心」入賞。
2022年3月、4月 一かけらの今 恋愛詩『彼と彼女のソネット』選出。
現在もTwitter140字小説、140字詩をTwitter上で毎日更新中。


Twitter YouTube Instagram Facebook Stand FM

自作詩「心」(第5回詩の投稿コンテスト入賞作品)

貴方の言葉
あんなに心地よい
響きだったのに
あんなに温かく
そして強く
支えてくれたのに
心の隙間を
埋めてくれたのに
あの頃は
暖炉に灯った炎より
熱く熱く貴方に燃えた
言の葉が雪雲に乗って
きっと伝えてくれたと
信じていたのに
なのに貴方は
貴方の言葉は
色を灰色に変えて
私の心を突き離す

一かけらの今 恋愛詩「彼と彼女のソネット」3月選出作品【あなたと出会うまでは】

ずっと続けば
いいのにって
あなたと出会うまでは
帰り道が
世界の景色が
くすんで見えたの
帰り道
いつも笑わせてくれた
この世界は
本当はこんなにも
明るかったんだって
見上げると虹
ある日流した
悔し涙を
あなたは指で
拭ってくれた
優しい時間が
ずっと続けばいいのに

一かけらの今 恋愛詩『彼と彼女のソネット』4月選出作品【楽譜】

君と僕を繋ぐもの
楽譜
ただそれだけ
でも
それだけで十分だったんだ
そこに記された歌の中には
幾つもの『愛してる』が
でも僕がほんとうに
交わしたかったのは
言葉じゃない
たとえ演技だとしても
それでもいいから
僕だけに注がれた
熱い視線を交わしたかった
楽譜には記されてない
特別な

140字小説「君だけに嘘を」

ふざけ過ぎた。5歳の時君に振り向いて欲しくて。父が宇宙人って嘘ついた。熱心に話を聞いてくれた君。嬉しくて。中学最後の冬、宇宙飛行士になると打ち明けた。『お父さんによろしく』って。父さんが星になった日君だけについた嘘。君の優しさが辛かった…。『泣いても良いんだよ…全部知ってるから』

140字小説「海と山」

海からずっと離れた山の中。僕は育った。山から離れた海のそば。君は育った。環境が違えど通じ合う心。言葉なんて関係ない。決断の末に出会った。『初めて会った気がしないの』君は言う。そうか同じことを思っていたんだね。「僕は君の父さんだ。本当のね」君は山の生まれなんだ」本当の親子だからね。

応援コメントをお寄せください!

みなさんのコメントでアーティストをバックアップしよう!
作品感想やライヴやイベントの参戦感想、自分だけが知っているそのアーティストの良さ、他の人にも知ってもらいたいこのアーティストのすごいところ等々、是非お寄せください。
以下のフォームからコメントを投稿することができます。
運営者が不適切と判断した投稿については予告なく削除することがあります。