「日々に寄り添う」。
ニンゲンのありのままをポップスで聴かせる4人集団。
ロックバンドtricotの影響を受けており、前衛的なサウンドと透明感のあるボーカルが対照的に共存する曲がクセになる。
2022年8月に1st. シングル「ナナ」をリリースし、同年9月に1st. EP「ima」をリリース。
現在は主に東京・京都で活動中。
特徴的なギターリフから、聞きなれない7拍子のグルーブにAメロを乗せて。
サビは2010年代後半王道のJロックを意識した1曲。
複雑な「しあわせ」を抱えたナナを描く不思議な歌詞にも注目してください。
5拍子のAメロから始まり、サビで一気に加速する。
この曲を一言で表すなら「疾走感」。
本当の自分とは誰なのか。
劣等感のせいで「本当の私」を認められない心情を表しました。
場の空気ってとても重要なのに掴みどころが無くてふわふわしていると思いませんか。
それは、嫉妬心とか自信とか、隠れたものを含めてその場の雰囲気が形成されているからだと思うんです。
そういうカオスでありながらも確実に存在する空気感を曲にしました。
ドラムにタンバリンが入ったり、ジャケ写を可愛らしく描いてもらったりしたのが、仮面をつけて人付き合いする瞬間とマッチしてるかな~なんて。
アコースティックな曲が多く、特に「エラー」や「MOTEL」は弾き語り感が前面に出ている。
最後の2曲はグルーブ感が強く、5曲目「MOTEL」でマシマシになった雰囲気が6曲目「Spring Night」のアウトロまで続く。
本EPはミックス・マスタリングで生まれ変わったと言っても過言ではなくて、いい意味で垢抜けていない感があるんです。
特に「ナナ」はこのマスタリングがハマっていると個人的に思ってます。
突如として現れた古代怪獣、鮮やかな赤い髪と目を引く仮面の「ナナ」によって撃退された。
一瞬で衆目を集めたナナだったが、その栄光の陰には苦悩があった。
ありのままの自分と求められる自分とのギャップに苦しみながら、彼女は今日も戦い続ける。
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