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Logo MarkQ.A.S.B.

1970年代を中心としたSoul/Funk〜Rare Grooveを、その後のダンス・ミュージック・シーンを通過したメンバーによる解釈のもと現代に蘇らせ後世に伝えることを目指した「現行の」レア・グルーヴ・バンド。
2005年結成。

RYUHEI THE MAN氏プロデュースの「The Mexican Part 1&2」(2012)、「Never Did I Stop Loving You」(2014)を含め、これまでに20枚を超える7インチシングルと5枚のアルバムをリリース。

バンド結成11年目となる2016年、Amy Aに代わる新たなシンガーa.yu.mi.をメンバーに加え、2018年にアルバム「Thinking Of You」をリリース(2019年にLP化)。
小西康陽、沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE / KYOTO JAZZ SEXTET)、尾川雄介(universounds)等から高い評価を得る。

その後、 ピチカート・ファイヴのカヴァー曲「サンキュー / ウィークエンド」、オーサカ=モノレールの中田亮氏をフィーチャーした「The Jet Leg」、Hiro-a-key氏をフィーチャーした「Can't You See Me」等続々と7インチシングルをリリースし、2021年5枚目のアルバムとなる「Candy Dream」をリリース。


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「Candy Dream」

進化し続けるQ.A.S.B.の5枚目のアルバム。
ピチカート・ファイヴ「サンキュー」、ロイ・エアーズ「Can’t You See Me」の名曲カヴァーに、踊れるスウィート・シティ・ポップ「Candy Dream」、儚く切ないシティ・ソウル「The Sun And Moon」、キャッチーなアフロ・ディスコ「VIVALAVA」、爽快なラテン・ファンク・ダンサー「Wolf(Instrumental)」、希望に溢れるフリー・ソウル 「Baby Soul」、エレガント・ファンク「Escape」、そしてキュートなJBファンク「Shaky Shaky」。
全9曲収録!

各配信サービスにてリリース中。
TuneCore

「Thinking Of You」

シンガーa.yu.mi.を迎えて初となる新生 Q.A.S.B. のフルアルバムが満を持して登場!
2017年〜2018年に立て続けにアナログ7インチでリリースされた本作のタイトル曲「Thinking Of You」を含む8曲に2曲を加えた Soul/Funk~Rare Groove 全10曲を収録。

各配信サービスにてリリース中。
TuneCore

「Will / Will(English)」

ホルンを加え厚みを増したホーン・アンサブルにストリングス・アレンジを巧みに組み合わせ荘厳な響きを伴った Jazz〜R&Bテイストを織り交ぜたスロー・テンポなソウル・ナンバー「Will」。
日本語詞と英語詞の両バージョンを同時リリース。

各配信サービスにてリリース中。
TuneCore

「Love Merry-Go-Round」

Q.A.S.B.のニュー・シングルは恋にときめく気持ちをメリーゴーランドになぞらえた、とびきりポップな「Love Merry-Go-Round」。

各配信サービスにてリリース中。
TuneCore

Q.A.S.B.のピチカート・ファイヴ

三代目ヴォーカリストとして野宮真貴が加入して間もないピチカート・ファイヴのアルバム「女性上位時代」(1991) から「サンキュー」、そして後期のアルバム「プレイボーイ・プレイガール」(1998)から「ウィークエンド」の2曲のカヴァーがQ.A.S.B.サウンドとなって登場!


あなたには希望の匂いがする。小西康陽

 ここ数年、ずっとヘヴィ・プレイしている「You Make Me Feel」という曲を作ったQ.A.S.B.が、じぶんがかつてやっていたピチカート・ファイヴの楽曲をカヴァーする、というアイデアを聞いて、じぶんは驚き、嬉しくなり、そしてすこし怖くなった。
 いちばん好きなバンドである彼らが、じぶんの作った楽曲を取り上げてくれるなんて、嬉しくてたまらない話だが、いっぽう、もし気に入らない出来だったらどうしよう、いつも本当にジェントルで優しいリーダーの石川さんや、素晴らしいヴォーカリストのa.yu.mi.さんたちと、ちょっとギクシャクした関係になってしまうのだろうか。そう考えると、やはり怖くなってしまうのだった。
 だが、そんな心配は杞憂だった。「サンキュー」と「ウィークエンド」、どちらもじぶんにとってはつよく思い入れのある楽曲。「サンキュー」を作ったときの、全世界に対して「ノー・サンキュー」と言いたくなるような屈折した感情。あるいは「ウィークエンド」を作ったときの、まるで職業作家の仕事のごとく端正なものをつくった、という、うれしいような、面映いような感情。そうしたものはまだ、じぶんの中にはっきりとしたかたちで残っている。そんな作家の個人的な屈託を、彼らQ.A.S.B.はじつにあっさりと、うつくしく見事に乗り越え、じぶんたちの音楽にしている。
 とりわけ、ヴォーカリストのa.yu.mi.さんの歌う日本語の瑞々しさには驚き、彼女とこのバンドの将来に大きな可能性を感じた。たとえば「トワエモア」の白鳥英美子さんや「ハイ・ファイ・セット」の山本潤子さんなどに通じる清潔な日本語の発音を持ちながら、ファンキーなビート感を持つこのバンドのサウンドともしっかり寄り添っている。プロフェッショナルなソングライターなら、素材としての彼女とこのバンドに、なにか楽曲提供してみたい、と誰しも考えるに違いない。
 あなたに逢えてよかった、あなたには希望の匂いがする、というのは、かつて和田アキ子さんが歌った楽曲の一節だが、まさか大昔にじぶんの書いた楽曲を通して、そんな「希望の匂い」と出会うことになるとは。Q.A.S.B.には感謝するばかりだが、いまのじぶんにできることはそう多くはない。ひとりでも多くの人に聴いてもらいたい、彼らの音楽の素晴らしさを知ってもらいたい、と願うばかりだ。


各配信サービスにてリリース中。
TuneCore

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