連載記事2026/10/19
アーティストの主張
HI-NA・夢を諦めた先にも、音楽は続いていく。17歳のアーティストが描く、明日へのコード
Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
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HI-NA(ヒナ)は、愛媛県出身の17歳。歌、ギター、作詞を軸に、音楽と映像の世界で活動するアーティスト。映画『明日へのコード』の主題歌「BRAND NEW CODE」の歌唱を担当し、同作への出演や、全国47都道府県を巡る音楽プロジェクトにも取り組んでいる。
音楽を通じて人とつながり、自分自身の可能性を広げていく。その歩みは、決して最初から順調だったわけではない。
HI-NAが芸能の世界に憧れを持ち始めたのは13歳の頃。K-POPという文化に惹かれ、韓国のアイドルを目指してオーディションに挑戦するようになった。
憧れのステージに立つために努力を重ねたが、中学校を卒業した15歳の春、韓国アイドルを目指す挑戦にひとつの区切りをつけた。
それは、簡単に割り切れるような夢ではなかった。HI-NA自身、当時の思いを振り返りながら、本当は諦めたくなかった夢だったと語っている。
しかし、夢を諦めることと、音楽を諦めることは同じではなかった。
HI-NAが日本で活動を続ける理由のひとつは、日本のアーティストが韓国をはじめとする世界の舞台で活躍できる可能性を感じているからだ。路上で歌う一本の動画がSNSを通じて世界中の人々に届くこともある。活動する場所が変わっても、音楽を届ける方法はひとつではない。
韓国のステージを目指した経験は、彼女にとって過去の思い出ではなく、これからの活動を考えるうえで大切な原点となっている。
2026年10月、HI-NAは劇場公開映画『明日へのコード』の主題歌「BRAND NEW CODE」を歌唱するアーティストとして発表された。
本作は、元Secret Numberのレアとして活動した小川美月が監督を務め、夢を追うこと、夢を諦めること、そして人から人へと受け継がれていく思いを描く作品である。
物語の中で重要な役割を果たすのが、一本のギター。誰かが大切にしていたギターが次の誰かへと受け継がれ、その音色が人々の思いや夢をつないでいく。
HI-NAは、本作で「十数年後のるあ」役を演じるとともに、物語を彩る主題歌の歌唱を担当する。
作品のテーマである「夢」と、HI-NA自身が経験してきた挑戦や葛藤。そのふたつが重なることで、「BRAND NEW CODE」は彼女にとって単に楽曲を歌うというだけではない、新たな挑戦の機会となった。
主題歌のアコースティック・インストゥルメンタル版も2026年10月に配信が開始され、映画の世界観を音楽から届ける取り組みが進んでいる。
HI-NAが取り組んでいるのは、楽曲の発表や映画出演だけではない。
映画に関連するプロジェクトのひとつとして、音楽を通じて全国47都道府県を巡り、人々との出会いや地域の魅力を発信していく企画が進められている。
この活動では、音楽を届けることに加え、訪れた場所で出会う人々の思いや、それぞれが抱く夢にも目を向けていく。音楽と映像、そして実際の人とのつながりを組み合わせながら、ひとつの物語を全国へと広げていく試みだ。
また、2026年には北海道のフットサルならぬ7人制サッカー競技「FOOTBALL7」のリーグで活動するFS Depart北海道との取り組みも発表された。チームのユニフォームへのロゴ掲出に加え、HI-NAがチームソングを制作する企画も始まっている。
アーティストとして自分の楽曲を届けるだけでなく、スポーツに打ち込む人々の姿や思いを音楽にすること。こうした活動も、HI-NAがこれから経験を重ねていく大切な機会となる。
HI-NAは2026年10月から、noteで日々の出来事や考えを綴り始めた。
活動の告知だけではなく、音楽への思い、韓国を目指した過去、地元・愛媛県のこと、学校生活の中で感じることなど、17歳の今を自分自身の言葉で記録している。
本人が掲げているのは、「応援が成長に変わる」という思い。毎日の小さな経験を積み重ねながら、少しずつ成長していく姿を発信している。
大きな夢を語る一方で、日々の暮らしを大切にし、失敗や迷いも含めて自分の歩みを残していく。完成されたアーティストとして姿を見せるのではなく、成長していく過程そのものを届けようとしている点も、現在のHI-NAの活動の特徴といえる。
一度は諦めた韓国のステージ。しかし、HI-NAは今、再びその場所で歌うことを目標にしている。
映画『明日へのコード』の制作チームが韓国・釜山国際映画祭を目標に掲げていることもあり、HI-NA自身も主題歌「BRAND NEW CODE」を韓国のステージで歌唱することを目指して準備を進めている。
かつて憧れた場所へ、今度はアーティストとして、自分の歌を携えて向かう。その挑戦がどのような未来につながるのか、まだ答えは出ていない。
けれど、夢を諦めた経験があるからこそ、もう一度挑戦することの意味を知っている。
音楽、映画、そして全国の人々との出会い。HI-NAはそれぞれの経験を重ねながら、自分自身の「BRAND NEW CODE」を探している。
今日の小さな一歩が、明日の新しい可能性につながるように。
17歳のアーティスト、HI-NAの物語は、まだ始まったばかりだ。
HI-NAの詳細はこちら。
アーティスト紹介・HI-NA
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監督:美月、脚本・プロデュース:馬場基晴による映画「明日へのコード」。
その主題歌である「BRAND NEW CODE」は、監督である美月自身が作詞した楽曲。
映画「明日へのコード」では、登場人物たちがそれぞれの人生の中で夢と向き合っていく。
その中で、登場人物たちの時間と想いをつなぐ象徴として登場する「10種類以上の未利用材を組み合わせ、それぞれの素材の個性を新たな楽器の価値へとつなげたギター」YAMAHA「アップサイクリングギター 1st プロトタイプ」。
そのギターを「夢のバトン」としてつないでいく。
そのバトンを現実としても受け継ぐHI-NAは、自身も物語の鍵となる娘「るあ」の10年後の姿として出演。
それに加え、全国47都道府県を巡るプロモーションに挑戦しながら、そこで出逢う人や事象、そしてそこから感じるものをドキュメンタリー映画としても記録していく。
映画「明日へのコード」の韓国・釜山国際映画祭出品を目指したアクションに合わせ、HI-NAも、自分の夢であった韓国のステージで歌うことを目指し順を進めている。
Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
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