[ Spinart(スピナート) ] - あらゆる表現者・アーティストと出逢えるサイト

Logo Mark連載記事

Logo Mark アーティストの主張 花咲 愛実・「パートタイム・有期雇用労働法」を例に見る今後のAI生成楽曲のリリースの在り方について【後編】

アーティストの主張

Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...

続きを読む

※前編からの続きとなります。

さて、ここから本題です。

感じたのは、「これって、2020年4月に施行された「パートタイム・有期雇用労働法」の考え方に当てはめれば良いんじゃないか?」と思ったのです。

※正式名称は、「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律」です。

「パートタイム・有期雇用労働法」とは、正社員とパートタイム労働者・有期雇用労働者との間の、不合理な待遇差を禁止するなどのルールを定めた法律です。

・例えば、基本給や賞与などの待遇について、仕事内容や責任の程度、職務内容・配置の変更の範囲、その他の事情を考慮し、不合理な待遇差を設けることは禁止されています。

・また、仕事内容や責任の程度、職務内容・配置の変更の範囲が正社員と同じ場合には、パートタイム労働者・有期雇用労働者であることを理由とした差別的な取扱いは禁止されています。

・更に、パートタイム・有期雇用労働者から求められた場合には、正社員との待遇の違いの内容や、その理由などについて説明することも事業主に求められています。

難しい書き方ですが要するに、
「雇用形態だけで一律に待遇を決めるのではなく、仕事内容や責任など、その働き方に応じた待遇を考えてくださいね。」

と言うことかなと、私は捉えています。
私は法律に強い人間では無い為、間違った捉え方をしていたのであれば、申し訳ございません。

しかし上記の事を、
「AI生成アーティスト=パート」
「人間アーティスト=正社員」と、
捉えれば良いのではないかと、考えました。

一般企業様としましても、パートさんや、派遣さんが居て成り立っている企業様はすごく、多いと感じています。

これは私自身が長年、子供の成長に合わせパートタイマーや、派遣社員として実際に働き、法律の施行にあたり自分自身がその法の重さを体感していたという背景もございます。

上記の事を鑑み、スパンッ!と「AI生成アーティスト」を切り捨ててしまったら…音楽業界は、盛り上がらないのでは?と考えました。

それを踏まえまして、「AI生成のリリース」と「人間アーティスト」とのリリース体系、リリース価格、各々の規定を変えれば良いのではないかと、強く感じた訳です。

実際、同じ土俵ではないのは明白です。
両者が、納得する様な仕組み作りがベストかと思います。
しかし国や世界が絡んでいるので、現段階では、かなり厳しいという事実は少しばかり周知しております。

またAI生成で音楽を作る事は、決して簡単で効率が良い事ばかりではありません。

むしろ、やり込んでいけばいくほど、AIは決して正確ではなく、逆に効率が悪いのでは?と感じる事さえあります。

例えばですが、歌詞の中で「青春」をそのまま「せいしゅん」と読ませたい部分を、急に「さいしゅん」と歌っているように、AIが生成してしまったりするので、プロンプトの段階で平仮名にする等、工夫もまだまだ必要です。

音に関しても、私には全てが同じで強弱が全くついていない、悪い意味で「綺麗な音」にしか聞こえないものが、延々と生成され続ける場合もあります。

何度生成を繰り返しても、「脳内を刺激するような閃光のような衝撃が欲しいと感じる。なにか1つ2つと物足りない。余白が有り余った楽曲しか出てこない」と思うことは多々あります。

しかしながら「AI生成の楽曲」でも、本当に本当に素敵な曲はあります。
その曲が、「人を励ます」「元気を与える」「感動を呼ぶ」という事は少なからず、絶対的にあると私は思っています。

そうだとしましたら、それはそれで極端な表現をしますと「可能性の芽を摘む」と感じます。

この記事は、批判も覚悟で書いています。
AIを使わないアーティストの皆様には、ご不快な思いもさせてしまったかもしれません。
それにつきましては、本当に申し訳なく思っている次第です。

決して様々なアーティスト様、ディストリビューター様への批判ではなく、「こんな未来が来たらいいな。」と思い書いている事をご理解頂けますと幸いです。

私は「AIの技術」と「人間のアーティストの良さ」が共存していける、新しい希望のある未来を願います。

しかし、私は今。
自分の作詞を楽曲にしてくれる、哀しくも優しくもある素晴らしい音楽家に出逢いました。

このお話を語るのは、もう少し後になるでしょう。

音楽とはその扉を叩き続ければ、その扉が開いた先に、数えきれないほどの新しい「出逢い」や「喜び」があるのだと、感じながら…。

「音」の分からない私は、今日もただひたすらに、言葉だけを編み込んでいます。

【花咲 愛実】


花咲 愛実・「パートタイム・有期雇用労働法」を例に見る今後のAI生成楽曲のリリースの在り方について【前編】
花咲 愛実・「パートタイム・有期雇用労働法」を例に見る今後のAI生成楽曲のリリースの在り方について【後編】


花咲 愛実の詳細はこちら。
アーティスト紹介・花咲 愛実
オフィシャルサイト
花咲 愛実 note

この記事への感想はこちらへどうぞ

この記事への感想を送る


アーティストの主張

Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...

続きを読む

関連記事

準備中