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Logo Mark アーティストの主張 Godfrost・Frostのこだわり―「Godfrostが目指す、誰にも似ていない音楽」

アーティストの主張

Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...

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――最新作「Hanging Doll EP」が9月18日に、アメリカの老舗レーベルBrutal Recordsから世界リリース。世界的なプロデューサー / エンジニアのLee Popaとの制作、海外メディアからの高評価レビューの獲得、海外ラジオでのエアプレイ、海外音楽雑誌での紹介など、海外での反響も広がっている。日本ではiTunes Metal Album Chart 2位を記録し、CDの売り切れも出るなど、国内外で大きな動きを見せている現在の状況を、Frost自身はどう感じているのか。

Frost:
本当にありがたいことだと思っています。
Brutal Recordsから世界に向けて作品をリリースできたことも、Lee Popaと一緒に制作できたことも、自分にとって大きな経験でした。
海外リスナーや、メディア関係者から、「新作良かったよ」というメッセージをもらえることも嬉しいですね。
ただ、僕自身は「海外で評価されること」だけを目標に音楽をやっているわけではありません。

誰にも似ていない物を作る。

その結果として、世界の人たちに評価してもらえたら、それが一番嬉しいですね。


――Frostが現在、Godfrostで目指している音楽とは。

Frost:
僕は、ヘビーであることよりも、いいメロディを作ることに絶対的な自信を持つ作曲スタイルなんです。

誤解を恐れずに言うと、自分より優れたメロディメーカーはいないと思っています(笑)。

もちろん、重いギターは好きです。ディストーションのないライブは退屈ですから(笑)。
でも、Godfrostは単純なメタルバンドではありません。

インダストリアル、ゴシック、ロック、ポップ、デジタルサウンド、アコースティックなど、いろいろな要素があります。
ジャンルは音楽を説明するための言葉であって、創作の限界ではないと思っています。


――Godfrostでは、メタル以外の要素も多く取り入れていることについて。

Frost:
Godfrostでは、ヘビーなギターやインダストリアルサウンドだけではなく、ゴシック、ロック、ポップ、デジタルサウンド、アコースティックなど、さまざまな要素を取り入れています。
僕にとっては、それらを一つの作品の中に共存させることが重要なんです。

重いものと美しいもの、デジタルとアナログ、攻撃的なものと繊細なもの。

そういう、一見すると相反するものを一緒にすることが、Godfrostの音楽の面白さだと思っています。


――女性ボーカルを起用することについて。

Frost:
そうですね。でも、女性が好きだからという理由ではありません(笑)。

実は僕のフェイバリットボーカリストは、Gavin Rossdale、Travis Meeks、Layne Staleyなど、ほとんど男性なんです。
単純に、これまでのキャリアで良い女性ボーカリストと出会う機会が多かった。逆に、良い男性ボーカリストとはなかなか出会えなかったんです。

もちろん、女性ミュージシャンには、ステージ上での華やかさや、自分と演奏したときのバランスの良さ、という魅力もあります。
現在Godfrostのメインボーカルを務めるLuna MidnightとSaraは、ライブでも良いコンビネーションを見せてくれていると思いますね。


――最新作「Hanging Doll EP」では、その音楽観がより表れている。作品に込めた音楽性について。

Frost:
今回のEPには、ヘビーでダークな曲だけでなく、「Seasons End」というアコースティック曲も収録しています。
僕は以前から、メタルとは直接関係のないアコースティック曲をアルバムに入れることを、重要な芸術的テーマとして考えていました。

メロディの良さが、一番分かるからです。

1st. アルバム収録曲の「Abnormal Sadness」も、音楽メディアから高く評価していただきました。


――「Seasons End」でアコースティックを取り入れた理由。

Frost:
「Seasons End」では、Luna Midnightが素晴らしい歌詞とハーモニーを作ってくれました。

人は誰でも、人生の中で愛や思い出を抱えて生きています。

だからこそ、この曲は本当に人の心を動かせる曲になったと感じています。

重い音だけが、人を感動させるわけではない。
それもGodfrostの大切な部分ですね。


――以前から「日本人らしくない音楽」を目指している。その意味について。

Frost:
僕は日本人ミュージシャンですが、日本の音楽をやりたいとは思っていませんでした。

日本の音楽を否定しているわけではありません。
ただ、誰かに似たものを作るより、誰とも似ていないものを作りたい。
「日本人らしくない」というのも、外国人のメンバーを入れるという意味ではありません。

メンバーの国籍ではなく、自分自身がそういう存在になることがテーマなんです。
1st. アルバムでは、ある程度それを実現できたと思っています。
今回も、さまざまな表現を取り入れながら、さらに幅を広げています。


――「メタルからの脱却」という考えについて。

Frost:
メタルが嫌いになったわけではありません。
そもそも、僕はグランジっ子なんです(笑)。

だから、メタルという枠だけで自分を表現したくない。
Gods of Decayのファンが期待するようなヘビーな音楽もやりますし、一方でアコースティックやインストゥルメンタルもやる。
インダストリアルの要素も、決して音楽の核ではなく、あくまで一つの「飾り」だと思っています。

Godfrostの核にあるのは、歌とメロディです。
矛盾したものを一つの作品に共存させること。
そこがGodfrostの個性だと思っています。


――今回の作品からギターがJacksonからOrmsbyへ変わり、TECH21など新たな機材も導入。サウンドへのこだわりについて。

Frost:
今回の作品から、キクタニミュージックさんのサポートで、ギターがJacksonからOrmsbyへ変わりました。

TECH21の「SansAmp Character Plus Series」という機材をメインボードに入れていて、太いアナログサウンドを出せますので、これがサウンドを作る上で、大きな決め手になりましたね。
キクタニさんからは、大人気のK.E.Sパワーサプライや、RightOn! STRAPSなども使わせていただいています。

新しい機材を使うことで、自分自身も変わっていくと思いますね。

エフェクターペダルでは、Sound Project "SIVA"さん、THE NEXT SOUNDさん、代理店GWNNさんにサポートしていただいています。
僕はデジタル機材を否定しているわけではありませんが、アナログの温かみや、個性が好きなんです。
最近のマルチエフェクターは非常に完成度が高い反面、似たような音になってしまうこともある。

しかも、見た目も全部同じです(笑)。

僕は、少し中域やローが残った、温かみのある「ドーン」とした音が好きです。
そして、今まで使わなかったFuzzを使い始めたことで、メタルという自分の固定された音から少し解放された感覚もありました。

やはり、大事なのは個性なんです。

自分のペダルボードを見ると「個性的なペダルボードだな」と思います(笑)。
いつもサポートしてくださるメーカーさんや代理店さんには感謝しています。


――世界的なプロデューサー/エンジニア、Lee Popaとの制作。実際に一緒に作品を作ってみて。

Frost:
これは本当に大きな経験でした。

LeeはMinistry、Killing Joke、KMFDM、Korn、Toolなどの伝説的バンドのツアーにFOH engineerとして関わり、White Zombie、Living Colour、Prongなど、世界的なアーティストの作品にもクレジットされてきたプロフェッショナルです。

そういう人と実際に作品について話し、一緒に仕事ができた。
もちろん、それだけでも嬉しいことです。

でも僕にとって一番大きかったのは、自分が長年追求してきた音楽性を理解してもらえたことです。
「曲が素晴らしい」と言葉をいただけたことも、大きな励みになりましたね。


――ラジオや撮影関係など、音楽以外の活動が音楽に与える影響について。

Frost:
ラジオは毎週レギュラーでやっています。FMラジオ川越で4年目を迎えました。

音楽とは違う形で、言葉を使って人に伝える経験ができるので、非常に面白いです。
あとは、映像関係の仕事も多く、音楽以外の仕事から得る経験もあります。

僕は、音楽だけの世界に閉じこもる必要はないと思っています。
いろいろな場所で経験したことが、最終的に音楽にも戻ってくると思うからです。


――Gods of Decayが現在活動していない中で、GodfrostはFrostにとってどんな存在なのか。

Frost:
Gods of Decayとは違うものをやるために始めたプロジェクトです。
もちろん、自分の音楽キャリアのためでもありますし、ファンや関係者の期待に応えたいという意思もあります。
だから、Gods of Decayで培ったヘビーな部分は残しながら、そこからさらに自由になりたかった。

現在は、アメリカの老舗レーベルBrutal Recordsと契約して作品をリリースし、海外メディアで紹介していただいたり、Lee Popaと仕事をしたり、ブッキングマネジメント会社と話したり、少しずつ世界に向けた活動も進んでいます。

10月10日には「Darkness Phobia Vol.2」というイベントを開催します。
イタリアのLittle Boysというバンドをゲストに迎えています。

もともと、レーベルやラジオを通じて、海外のバンドと交流することは多かったのですが、今後も海外バンドとの共演は続けていきたいですね。

今の僕にとって、Godfrostは自分の音楽キャリアをさらに進めるための重要な場所になっています。
応援してくれる人たちにライブで直接会えることも大事ですね。


――固定されたバンドではなく、流動的なメンバー形式を採用しているGodfrost。そのスタイルについて。

Frost:
基本的には、バンドとは違って、僕一人いればGodfrostは続いていく、という形です。
メンバーは固定ではなく、流動的なのがGodfrostのスタイルですね。


――現在のGodfrostを支えるメンバー、それぞれの魅力について。

Frost:
現在のメンバーについては、皆に絶賛の言葉を送りたいですね。
ボーカルのLuna MidnightとSaraは、1st. アルバムから参加してくれていますが、ライブでもメインボーカルを務めています。
二人は歌にもそれぞれ違った個性があって、そこは海外メディアからも評価をいただいています。
ライブパフォーマンスも華やかですし、ルックス面でもステージ映えする二人です。
それに、二人は仲も良くて、コンビネーションがすごくいいんですよね。
二人の発想から、新しいアイディアが生まれるケースもありますね。

2026年からは、ドラマーのDIMMUが参加しています。
彼のドラムは、すごくツボを突いていて素晴らしいです。
彼は、僕がファンであるColdというバンドをフェイバリットに挙げている、日本では珍しい存在でもあります(笑)。
その音楽センスがGodfrostにかなりフィットしていて、「これだ!」と思えるドラムを叩いてくれます。

ベーシストのこーせーさんは、Gods of Decayの時代からずっと弾いてくれていて、もう欠かせない存在です。
やはり、音楽的なニュアンスを感じ取る力が見事なんですよね。
これまでのキャリアから培ってきた、豊かさのあるベースサウンドも素晴らしいですし、何より、僕が求めているものを感覚的に理解してくれるところが大きいです。
人柄も素晴らしいですし、仕事が引っ張りだこになる要素だと思いますね。
ライブハウスを紹介してもらったり、こーせーさんのラジオにも出演させてもらったり、楽器イベントにも同行してもらったり、音楽以外の部分でもお世話になっています。

現在は本当に頼もしいメンバーに支えてもらっています。
一緒に音楽を作ってくれていることに、すごく感謝していますね。


――Frostにとって「Godfrostらしさ」とは。

Frost:
「Godfrostはこういうジャンルです」と決めつけないことだと思います。

ダークで、アグレッシブで、美しいメロディがある。
ヘビーなギターもあれば、アコースティックもある。
デジタルも使うし、アナログも大切にする。
そして、自分のこだわりにすら固執しない。
信頼できる人の意見を取り入れながら、最後は自分のセンスで作品にする。
僕は、誰かに似たアーティストになるために音楽をやっているわけではありません。
誰にも似ていないアーティストになるために、音楽を続けています。

関係者やレーベルは、もちろん商業的な成功も期待していると思います(笑)。
でも、それが目的ではありません。
僕は、自分には唯一無二の個性があり、世界一のメロディメーカーになれると信じています。
そして、それを世界に証明する。自己満足では終わらない活動をする。

それがGodfrostであり、Frostのこだわりですね。


Godfrost
首謀者であるFrost(ポストグランジ、ゴシック・メタル・バンド「Gods of Decay」のギタリスト)を中心に、東京を拠点に活動するインダストリアル / ゴシックメタルプロジェクト。

Godfrostの詳細はこちら。
アーティスト紹介・Godfrost

EP「Hanging Doll」

新作EP「Hanging Doll」を米国レーベルBrutal Recordsより2026年9月18日に世界同時リリースした。

プロデュース&ミックスにLee Popaを迎えて制作した新作EP。
Lee Popaはこれまで、Ministry、Living Colour、KMFDM、White Zombie、Killing Joke、Tool、Korn、Queen、hide(X JAPAN)など、多数の世界的アーティストとの仕事で知られるアメリカのインダストリアル・シーンを代表するプロデューサー / エンジニア。

複数の海外メディアで紹介され、高評価レビューを獲得。
また、日本のiTunesメタルアルバム・チャートでは最高位2位を記録している。

リリース:2026年9月18日
国内外のCDショップ、Apple Music、Spotify、iTunes、その他主要ストリーミングサービス等にて入手可能。
レーベル:Brutal Records(USA)
Produced & Mixed by Lee Popa

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