2025/01/20
行政書士業のトピックスが月末に集中しているため、ドラマーサイドのネタで書いていきます。
まず、自分のバンド・LINXですが、春にライヴが決まりました。
ワンマンではなく、対バンイヴェントですが、久々なのでとにかく楽しみです!!
詳細が出ましたら、改めて書かせて下さい。
それと、New Singleのレコーディングで、エンジニアさんともミーティングを始めまして、バンドの方も2025年がスタートしたかなという感じです。
では、本題へ…。
今回は、わたくしのスネアについて。
2020年の年末に、今のメインスネアを導入して、こちらの記事でも書かせて頂きました。
PearlのSensitoneシリーズで、Beaded Black-Nickel Brass(14”×5”)。
使い始めて4年ちょっとですかね…LINXのライヴはもちろん、リリース音源のレコーディングでも2回、森川さんのライヴなど…メインスネアとしてフル稼働しています。
使い始めの頃から、違和感などもなく良いサウンドではありましたが、去年あたりから、鳴りが突き抜けて良くなったと感じています。
何て言うのか…完全に馴染んできた!みたいな感覚でしょうか。
確か、去年の2月だったかな、狭いLIVE BARでしたが、PAさんに“ハッキリ言ってマイクが必要ないくらい音が抜けてて凄かった!!”と、ライヴ後に言って頂いて、まさしくステージで叩いてる自分も、そんな感覚だったんです。
鳴りの良さが数ランク上がったなと。
これまで、色んなタイプのスネアを使ってきましたが、材質の違いによる音色の差はあれど、自分が求めるスネアサウンドのベーシックというのは、基本的に変わってないんです。
具体的には、ハイピッチ寄りのサウンドで、タイトさとヌケの良さを重視したスネアサウンドです。
ベタっとしたスネアのサウンドだけは、どうしても好きになれず…。
そのベーシックを元にして、ヌケの良さだったり、響き具合だったり、高域と中低域のバランスだったりを、チューニングや使用するヘッドなどで試行錯誤しつつ、より磨きをかけて突き詰めていく…という作業を、ず~っと繰り返すワケです。
THE POWERNUDE時代の初期までは、6インチ半の深いスネアを使っていましたが、この25年くらいは、ずっと5インチの浅い胴のスネアを愛用しています。
理由は、やはりサウンドがタイトなところ。
胴が浅いだけに、6インチ半のような胴鳴りする感じはないものの、音のタイトさと強弱のレスポンスの良さは、5インチならではの長所かなと思います。
5インチのスネアに切り替えてから、ヘッドやスナッピーなども、あらゆるパターンを試してきました。
結果、やはり自分的にベストな(打面側の)ヘッドは、AMBASSADOR X。
ハッキリ言って、これ一択です。
スネアサイドヘッド(裏側のヘッド)や、スナッピーはノーマルなタイプがベスト。
※スナッピーは、Ultra-Sound Snare Wiresで20本のヤツです。
あくまで自分のプレイスタイルやパワー感などを踏まえての拘りですが、5インチのスネアには、EMPERORのような厚手のヘッドは、あまり合わない気がしています。
胴が浅いので、音が詰まった感じになるんですよね。
サウンド自体は悪くないんですが、ヌケが今ひとつだと感じました。
もちろん、スネアの材質によっては変わる場合もありますし、本物のパワーヒッターであれば、この“音の詰まり感”はないかもしれませんが…。
LINXの1st Singleでは、この厚手のヘッドでレコーディングしたのですが、ちょっとミュートをかけたようなサウンドで、自分の意図するヌケの良さではなかったです。
その後に、幾つか試した結果、このAMBASSADOR Xに落ち着きました。
標準のヘッドより若干厚めですが、EMPERORのように2枚重ねではなく、1枚のフィルムなので、この感じがちょうどいいかもです。
チューニングは、これ以上ボルトが締まらない!という目一杯な状態を10だとしたら、打面側は9.5で裏側は8.5くらいでしょうか。
で、レコーディングの時は、打面側を少しだけ緩めて9くらいにする場合もあります。
ただ、最近スティックをワンサイズ細いものにチェンジしたので、打面側はほんの少しだけ⇒9.5に対して、9.25くらい緩くしています(笑)。
あくまで、これは以前の重たくて太いスティックで叩くから、ここまでのハイピッチでも、中低域を出せていたので。
スティックのウェイトが軽くなった分、少し緩めないと、耳につくカンカンした軽~いサウンドになっちゃいますからね。
この辺りは、LINXのレコーディングの頃には、ベストなポイントを見つけておこうと思います。
ドラムに詳しかったり、ドラムの音を好んで聴いているお客さんからは、スネアの音色で自分だと分かる…と言って頂けるコトもありますが、ドラマーとして心掛けているのが、まさにそこなんですよね。
スネアはもちろん、どんなセットで叩いても、“自分の音”を出せるようでありたいので、常に最良を目指して精進していきたいなと思います。
※写真下のヘッドの真ん中にある丸印は、ガムテをヘッドの真ん中に置いて油性マジックで書いてます。
ドラムで良い音を鳴らすには、真ん中をヒットするのが基本です。
安定して、そのポイントで叩けるように、目印として中心付近に円を書いています。
こうすることで、叩く瞬間にこの円が視野に入りますから、真ん中を狙う意識付けになるのです。
2023年8月の公開から、21万回を超えました!
激アツにグルーヴするFunk Rockと、Soulfullなヴォーカルが絶妙に融合したSuper Funk Rock Tune!
これぞLINX独自の音空間“Hybrid Rock”の最強進化形!!
“Time Is Slippin' Away” Official Music Video!!
是非!ご視聴下さい。
Directed & Music Video Works : Kunihisa Kobayashi
Executive Producer : mk@jeepster
準備中