連載記事2026/01/27
The Great Journey
【プロドラマー×行政書士 二刀流物語】遅いテンポで“リズムの間”を支配出来ますか?
今回は、ドラマーらしいネタで。
以前にも何度か書いたことがありますが、リズムについてのうんちくを…。
結論から言うと、遅いテンポでも速いテンポでも、気持ち良くリズムをキープするためには、相応のリズム感が必須です。
どちらが簡単か、難しいか…というコトではないんですが、本来のリズム感の良し悪しがシビアに反映されるのは、遅いテンポかなという話し。
最近のメタル系ドラマーなんかは、マシーンかよ!?っていうくらい、速いリズムやフレーズを器用に叩くドラマーが多いですね。
速く正確に叩く…これはこれで、とても難しいテクニックであり、手足をスピーディーに動かすための筋力や力加減は、そうそう簡単には身につかないし、スピードに乗っていくリズム感も不可欠なので、出来ない人はどうやっても叩けないです。
意識的には力んでしまうところを、速くなれば速くなるほど力を抜いていく必要があるので、これを制御していくのは、相当な鍛錬が必要です。
ですから、そういうスピード面での難しさという部分では、素直にリスペクトしかないです。
対して、リズム感や安定したグルーヴで最も重要になるのが“間”ですね。
この記事のために、上記の画像を作ってみたのですが(笑)、同じ四分音符でもテンポによって音の長さが全然違います。
ここで言う音の長さ=“間”になるワケですが、画像にあるように、テンポが速ければ速いほど、1つの音符の間(長さ)は短いです。
あくまで聴感上でクリックにきちんと合わせて叩けるというのが大前提の話しですが…。
例えばクリックに合わせて叩いた場合でも、1つの音の間が短い分、タイミング的には安定しやすいです。
そもそもの間が短いですから、厳密なタイミングにバラつきがあったとしても、1音の間の範囲内であれば、それほどは気にならないケースが多い。
しかし、画像の右側にあるように、遅いテンポになると、当然1つの音の長さが長くなります。
同じ1音でも、速いテンポよりは、随分と幅があるのがわかりますよね。
ここで、リズム感の良し悪しが出てしまうんです。
これだけ1音に幅がありますから、前寄りにいったり後寄りにいったりしてしまうと、たとえ聴感上ではクリックに合っていたとしても、リズムが揺れて聴こえます。
通常、人間のリズム感からすると、意図的に(音符の)きっちりど真ん中というのは不可能ですから、多少は前寄りであったり後寄りであったりするものです。
それが、その人にしか出せないグルーヴになっていくので。
なので、音符内の位置の問題ではなく、大切なのは安定してそのポイントにいるかというコトですね。
ただ、この“間”を感じ取れるようにならないコトには、何も始まりませんから、それまではクリックから逃げずに練習をすることは必要かなと思います。
根気よく続けていけば、だんだんとそのタイミングや間が、画像のようなイメージで見えてくるようになります。
そして、“間”を支配することで、抑揚を出すためのタメなども自在になるワケです。
本来の自分のポイントで安定的に叩く…これを確認するために、今でも練習では必ずクリックを使っています。
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