連載記事2026/08/28
The Great Journey
【プロドラマー×行政書士 二刀流物語】1年半越しの民泊案件、ミッション完了!!
先月の中旬に小田原保健所に届出書類を提出した、真鶴の住宅宿泊事業(民泊)案件。
届出後に、なかなか細かいチェックが入りまして、資料を修正したり再取得したり…ここ1ヵ月ほど、追い込みで現地や湯河原の消防署などにも何度か足を運んでいましたが、ようやく正式に受理となり、ミッションが完了しました!
この物件は、何と言っても絶好のロケーションが最大の魅力です。
お金に余裕があったら、自分も住みたいくらいです!!
思えば、この案件の受任が決まったのが、昨年の3月!
実に、1年半という長い長い道のりでしたが、途中に色々な出来事があり、一時は中止か…!?という事態にもなったことがありましたが、1つ1つ解決して、こうしてゴールに辿り着いて感無量ですね。
複数の部屋の届出をお任せ頂いたので、案件の規模も大きかったですし、実務でしか得ることが出来ない貴重な経験にもなりました。
民泊や旅館業は、各自治体による方法での運用=ローカルルールがありまして、それを把握するスピード感も大切になってきます。
小田原保健所では、八王子や新宿ではあった届出後の現地検査がなかったので、ハードルが低めかと思いきや、書類面でのチェックはかなり細かくシビアで、想定以上に苦戦しました。
消防に関する証明もしかり、現地に何度も足を運ぶことに…。
中でも大変だったのが、身分証明書=破産者等に該当しないことの証明書の取得。
日本人であれば、市役所などですぐに取得出来るのですが、外国人の場合は簡単ではありません。
その方の本国で、同じような制度の証明書が存在すればいいですが、そうでない場合は保健所の担当者が納得する代替書類を用意しなければいけません。
これは必須書類の1つなので、日本人であろうと外国人であろうと、関係ありません。
今回の物件オーナーはシンガポール人の方だったので、“身分証明書のシンガポール版”を取得するのも、ひと苦労でした。
そう言えば、3月にミッション完了した八王子の民泊案件も、オーナーがイタリア人の方で、完全に同じものが存在しなかったので、これに近い形の証明書を公的な書類として認証して貰うために、国際弁護士の先生に間に入って貰いAFFIDAVITを作成したり…と、なかなかのハードルでした。
今回の届出で無事に受理されたことで、小田原保健所管轄での手続きの流れや、注意すべき点など、しっかりインプットされたので、別件で進行している湯河原の民泊案件に活かしていけると思います。
民泊や旅館だけでなく、風営関連の手続きでも“届出と申請”の2種類が存在します。
この2つ、同じような印象もあるかもですが、実は明確に違ったりします。
“申請”の場合は、書類等を提出して受理されたら、審査を経て許可や不許可等の結果が出ます。
対して、“届出”は、書類等を提出して受理されたら終了です。
つまり審査がないので、許可という概念もありません。
原則は、上記のようになっています。
しかし!住宅宿泊事業(民泊)の場合は、“届出”とは言え、実質は申請に近い部分があると感じます。
と言うのも、届出は書類等を提出して“受理”されないとゴールになりません。
あくまで、提出した書類に不備がなく、役所側が法令上の要件を満たしていると判断してくれないと受理されません。
つまり、一方的に提出すれば終わり…ではないんです。
不備があればクリアするまで何度でも返却されますので、ひたすら修正して再度提出します。
ですので、この修正⇒再提出という過程は、ある意味“審査”に近い部分がありますから、制度上での審査はなくても、実質的には申請に近いところもありますね。
改めまして…今回の真鶴の案件の届出で提出した書類は下記のようになります。
1. 住宅宿泊事業届出書
2. 市町村の長の証明書(破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者に該当しない旨の証明書)※本文中の身分証明書です
3. 土地及び建物の登記事項証明書
4. 随時その所有者、賃借人又は転借人の居住の用に供されている家屋の証明書類
5. 各部屋の平面図
6. 立面図
7. 建築士による安全措置に関するチェックリスト
8. 管理業者との委託契約書等の写し
9. 消防法令適合通知書
10. 誓約書
11. 周辺住民への事前周知についての報告
12. 委任状
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