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Logo Mark音にのせる胸のうちオカリナ講師の始まり

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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月に2回、コミュニティーセンターで、
オカリナ講師をさせて頂いている。
2016年からだから、な、な、なんと4年も続いている!ありがたい事だ。
もしかして、ワタシってもう「飽きっぽい人」じゃないんじゃない?(笑)

オカリナを教えるっていう事をしてみたいなぁと思っていたら、
こちらスピナートでも連載されている朗読家、舞台女優の鵜飼雅子さんに、
「朗読とオカリナを一緒にやりませんか?」と声をかけて頂いたのが始まり。
一人だと、「やりたいなぁ…でもアタシで出来るのかなぁ…」とぐるぐる考えて終わりになる(笑)。
そこを、鵜飼さんに誘って頂いたから、
やろうって思えた。心強いもの!!
あれから、4年も続ける事が出来ている。
場所がコミュニティーセンターっていうのもとても良かった。
例えば、一回一回のワークショップのようなものだとしたら、
アタシは、何回かやったら終わりにしただろうなぁ。
「こんな感じか、わかった」みたいな(笑)。
だから、オカリナサークルをさせて頂いているコミュニティーセンターにとても感謝している。
アタシがただ「オカリナを教えたい」って思った所で、背中を押してくれる人や、場所を提供してくれる人がいなければ、前には進まないのだから。
アタシは本当に周りに恵まれていると思う。ココは優しい世界だ。

ワタシが一番伝えたい事は、
もちろん音楽の楽しさなのだけど、
楽器を吹く事で、自分を表現出来るという事なのかな。
オカリナはとても表現豊かな楽器だと思う。
言葉を選び、話すのは苦手だし、
でも、自分の中で色んな思いがグルグルしている。
そんな時、楽器を使ってカラダの外に出すのだ。
想いを音に乗せて出す。
自己表現のツールとしてすごくいいと思う。
それから、余計な事を考えず没頭出来るものがあると、生活に張り合いが出来る。
そしてオカリナを通して、音楽が身近になる。
お店のBGMなど今まで気にもしなかったけど、「ん?この曲いい曲…オカリナで吹いたら良さそう♪」とかね。
そして、これも大切!
「仲間」が出来るという事。
音楽で繋がっている仲間。孤独じゃない。
アタシは人付き合いが苦手だけど、
「音楽」という共通点があると、
途端に人間関係が苦手なものではなくなる。面白い事だね。

とにかく4年も続けていく事が出来てるって事は、
ワタシは純粋に「好きな事」なんだと思う。

画像は、年初めに引いたおみくじ。
お財布に入れておいてたまに見返すの。

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ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
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