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Logo Mark音にのせる胸のうち“普通”ってなんだろ

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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その“普通”って、誰の基準?
「普通は、◯◯だよね」って思いがちだけど、
“普通”って違うのよ、人によって(笑)。
“常識”とかね。
だから、価値観の合う人たちの中にいる時は“普通”は通じる。
そこから出たら、通じない。

つい最近も、
「普通さぁ…」って思う事があった。
あまりにもズレていて、困ってしまったけど、でもさ、それってワタシが思う“普通”なわけよね。
で、出した答えは、
「理解に苦しむ人は、そのままでいい。」
正す必要もないし、そういう人なんだって思えば良し。
ただ自分が、距離を取ればいいだけの話。
ただ、「普通はさ…」って考えがち(笑)。
で苦しくなる訳よね、自分で。
まぁ、よく考えたら価値観なんて違って当たり前なのだから、“普通”なんて考えだしたら、答えなんて出ないって事だ。

そもそも“普通”って言葉があるからいけない(笑)。
これに振り回されたら、きっとつまらない人生になるんだろうなぁ。
そう、自分軸じゃなくなってるのかもしれない。
「自分はどうしたい?何がしたい?」と問いかけていく生き方がしたい。

でも、“普通”があるから、逆に、
そこを壊してみたいとか、そこに美しさを感じたり、新しい表現に魅力を感じたりするのかもしれない。

“普通”とは、全く反対なところにあるもの。それってどんなものがあるか考えてみよう。
突発的。
一定のリズムはない。
意外過ぎる組み合わせ。
お約束的なものがない。
などなど…。
なんか面白そうという印象だ。
そもそも、「普通を壊す」事自体が、
すでに面白そうな事だものね。
未知な事は、興味深いもの。

普通も見せつつ、そこに反対なものを入れるのはとても楽しそうだ。
どちらもあるから、それぞれが引き立つ事になる。
問題は“普通”だけって事。
世界を狭くする。
柔軟に柔らかくいたい。
風のように自由に、どこにでもいけるのがいい。
自分が狭いところにいても、
見ている先は、遠い所を見ていたいね。

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ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
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