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Logo Mark音にのせる胸のうち飽きっぽいワタシに起きた変化

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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そう、ワタシは飽きっぽい。
興味を持つものが、どんどん変わるのだ。
その時はどっぷり夢中。
でも、長くは続かない(笑)。
今までは、こんな性格どうなんだろと思っていたけれど、
今は、そんな風に思わない。
「ワタシってこんな人」と諦め?な感じなのかしら。

でね、長く続かないって事は、
何かをものには出来ないのよね。
例えば、買うかどうか相当迷ったカリンバ。
手に入って少し弾いたら、おしまいみたいなね(笑)。
カリンバって難しいのよ!
で、そこまでで終わり。
「ワタシには無理だわ」みたいなね。
Instagramでカリンバの演奏動画見てて、素敵だなーって思っていたのだけどね。メロディー弾いて、所どころハモリを入れるって、
めっちゃ難しくない?
でね、音階が並んでないのよね。
左右にドレミファと交互なの。
分かってるよ、分かってる。
練習しかない事を!そして慣れていくのだと思う。
でもね…もういいかなってな感じになってしまう。
即興演奏で使ったことがあるけど、
ワタシには1曲なにか曲を演奏するより、こっちのが良い。
何か曲を弾けるようにないたい気持ちはあるのだけどね…笑。
気持ちはある、気持ちだけは。

さて、今のワタシのまわりを見てみるとね、
あったの!長く続けていて、まったく飽きてないものが!
2016年から始まったコミュニティーセンターでのオカリナ講師。
もう7年目。
ワタシにとったらこれは凄い事なのだ。
例えば、1回きりのワークショップ的なものなら、
「教えるってこんな感じなのか。うん、分かった。」
てな感じで、もういいかなってなっていただろう。
でも、1回きりではなく、
コミュニティーセンターで続けていくオカリナサークルなのだ。
生徒さんたちがいる。
気がつけば、生徒さんたちとも長いお付き合い。
でね、今、ワタシが思うのは、
長く続けると、生徒さんたちとも長い付き合いになって、面白いって事。
みなさん、それぞれ個性的だし、
ワタシにたくさんの刺激や、気付きを与えてくれる存在。
続けてきたから、こんなふうに思えてきた。そう、“気がつけば”ね。
オカリナ講師というものを通して、
ワタシは、人との繋がり、大切さをとても感じることが出来ている。
飽きっぽいワタシが、そう感じたのだ。
長くなると、深くなる。
それが、とっても楽しい事なのだ。
そして、とってもありがたいこと。
もし、続けていなければ、
感じることがなかっただろう。

人との繋がり、長く続けると分かる面白さがあるんだね。
だから、生きてるって面白い。

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ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
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