2023/07/20
小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...
講師をさせて頂いているオカリナサークルの発表会があった。
朗読サークルと合同の発表会。
朗読サークルの方々、毎回色んな事に挑戦していて、とっても楽しい。お客様を笑わせるって凄いと思う。
さて、オカリナの生徒さん達は、
緊張するーと言っていたけれど、なんだか楽しそう。いい、凄くいいな、この感じ。
全員で演奏する曲とソロ演奏。
今回は、5人の方がソロ演奏してくれた。
伴奏なしのソロ! うん、勇気が必要!!笑
みなさん、生き生きしてたなぁ。
本当にオカリナが好きなんだぁって思う。素敵だ。
今回も楽しく発表会を終えることができた。
発表会の後のレッスンの時に、みなさんから感想を聞くのがワタシはとっても楽しみなのだ。
どんな事を感じたのか凄く知りたい。
《生徒さんの感想》
・余裕がなくなる
・間違えないように吹く事で精一杯
・低いドがちゃんと出ない
・場にのまれる
・気持ちを入れて吹けるようになりたい
・曲の出だしの音のピッチが違う
・2人で演奏した時、ピッチを合わせるのが難しい
・練習では盛り上がりを意識していたが本番は出来なかった
・感情を込められない
などなど。
この感想は、本番を経験したから感じる事が出来る事。
ワタシも凄く勉強になる。そして刺激にもなる。
もちろん間違えないように演奏する事は大切だけど、もっと大切なものがある気がするんだ。
間違えないようにするには、練習しかない。
「たくさん練習したから大丈夫!」と自信を持つしかない。あー、耳が痛いが(笑)。
では、もっと大切なものってなんだろう。きっとそれは「表現する」って事だと思う。
自分の気持ちを音に乗せて、聴いてくださる方に届けること。これが難しいのだけどね。
じゃあ、気持ちを音に乗せるってどういう事というと、技術もある。
気持ちが高ぶったら、ビブラートは細かくなるよね。激しい感じを出したいなら、ぶっきらぼうな吹き方をしたりとか。
気持ちを表すって、心で感じてるだけじゃだめで、それを表現するにはどんな吹き方をするのかだ。
思ったように演奏できたら最高に楽しいだろう。
そして、演奏する前に、曲のイメージをしっかり作る事も大切。何はともあれまずはイメージだ。頭の中は無限大で誰にも邪魔されなくて自由なのだ。
それから、こんな感想もあった。
・曲の最後、吹き終わった後、気持ちよかった
・余韻があり、すぐにオカリナを下ろさなかった
おお!分かる分かるー!
これはどういう事かというと、
自分の世界に入っていたって事なのかな。凄い楽しいじゃん、この感じ!
普段の生活している自分だけじゃなくて、演奏して自分の世界に入っている自分も存在している。
ワタシはこの自分の世界があるから、生きていけているんと思うんだ。
誰にも束縛されず、邪魔されず、自分だけの世界だ。
本当に生徒さん達の感想には、
たくさんの気づきと、刺激を頂ける。ありがたい事だ。
さぁ、次の発表会に向けて、
またみなさんと曲を選んでいこう。
とにかく楽しくなきゃね!!!
小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...
準備中