[ Spinart(スピナート) ] - あらゆる表現者・アーティストと出逢えるサイト

Logo Mark連載記事

Logo Mark音にのせる胸のうち子どもゆめ基金助成活動

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

続きを読む

子どもゆめ基金とは、
国と民間が協力して子どもの体験•読書活動などを応援し、子どもの健全育成の手助けをする基金(HPより)。
今年もお声をかけて頂いた。
全4回の講座。ワタシが参加させて頂くのは2回目の講座。
去年は、朗読に合わせて、音を入れたりした。
今年は、制作した卵明舎エッグドシャオリジナルストーリー「めんどり母さんと子猫ちゃん」を題材に、お話しすることに。それと絵本の朗読。

プロジェクターを使い、YouTubeを投影して、子どもたちに見てもらった。
それから、主催「えん」の吉澤さんが、子どもたちから質問を聞き、ワタシが答えていくという形式。
まずは吉澤さんが、
「めんどり母さんは、どうだった?優しかった?」
「どんなふうにお菓子を作ってた?」
などなど、子どもたちに質問。

ワタシ、この時ね、
質問は複雑なものではなく、
分かりやすい質問をしていたの。そう相手は小学生だものね。
息子ももう18歳になってるし、
この感覚を忘れていた事を思い出した。
常に子ども達と関わっている吉澤さんだから、こういう質問が出来るんだなぁと思った。
子どもの目線にパッと立てる人なのだ。

子ども達からの質問は、
「このお話を作るのに、どのくらいかかりましたか?」
「どうしてお話を作ったんですか?」
などなど。
ワタシはそのまま感じた事をお話した。

ワタシは、自分の表現したいものを、歌やオカリナで表すけれど、
「お話し」で表現した初めてのものだ。
このお話にはワタシの色んな思いが詰まっている。
それを子どもたちに聞いてもらった。伝わったかなぁ…。

エッグドシャオリジナルストーリー制作に関わり、そして、そこから、こうなふうに繋がるなんて、広がるなんて、最高に嬉しい事だ。

もうひとつは、
絵本「そらまめくんのぼくのいちにち」の朗読と、
子ども達が粘土でそらまめくんを作った。
みんな楽しそうだったな。

ワタシは、もう息子も大きくなってしまったけれど、こうやって子ども達と関われるのは本当に嬉しくて幸せな事。
子どもの感性に、刺激をもらえるんだ。キラキラした目が、ワタシをワクワクさせる。
そして、これから先もずっとそのキラキラした目でいてほしいと願うんだ。
これから先、大変な事があるかもしれない。人間関係の難しさに頭を悩ませる事もあるかもしれない。
でもね、そのキラキラした目をしていた君は、絶対に心の中にいるよ。
自由に伸び伸びとしていた君がいるよ。
目の前の辛い事があっても全てを占領される事なく、
楽しんで生きて欲しいなと願う。

ワタシは小学校で読み聞かせもさせて頂いているが、
これから先も、“子ども”に関わっていきたいなと思う。
子どもの感性は宝物だから。

この記事への感想はこちらへどうぞ

この記事への感想を送る


ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

続きを読む