2020/03/30
今回は拘りのスティックの話しを。
20歳くらいの時から、実に30年以上使い続けているスティック(Pearl 117H)が、昨年モデルチェンジしまして…。
直径が1mmほど細くなり、長さは5mmほど短くなりました。
自分は、気に入った機材に対してはかなり保守的で(笑)、とことん使い込むタイプなんですよね。
ましてや、ペダルやスティックと言うのは、ドラムのプレイに対して最もシビアに影響する手元足元に直接関わるトコなので、正直な話し不安はありました。
従来のモデルを使い切ったところで、Pearlさんから届いたリニューアル版のスティックを開封して、早速リハで使用してみたところ…!!
う~ん、やはりほんの数ミリ程でも握った感覚やショットの感触が全然違うなと。
ウェイトが軽くなったのは、あまり気になりませんでしたが、細くなっている部分の違和感が、なかなか解消しませんでした。
細くなった分だけ指が(スティックに)巻き付いて、かえって手が疲れるのと、これまでは(従来の)スティック自体の重さを利用して強いショットをしていたので、軽くなった分だけガツン!と来ない印象でした。
それと、フラムが気持ち良く鳴る(リムに当てる)スティックの角度も、若干変わるなど、ちょこちょこと気になる箇所があったかなぁと。
まぁ、30年も同じヤツを使ったモノが変化すれば、そりゃ~最初は違和感あるだろう…と思い、数回ほどリハで使いましたが、“やっぱり合わない!!”と感じたので、思いきって変更を決めて、Pearlさんに新しいスティックを発注しました。
たった1mmの違いでも、随分と感覚が変わるんですよね。
今度は間違いのないよう、ガッツリ試奏してから決めました。
そこで、新たに選んだのがVic FirthのAmerican Classic 2B。
Pearl製品ではないですが、今はPearlさんが扱っているので、Pearlのカタログにもラインナップされているのです。
何気に、ドラム人生初のVic Firthスティック!!
太さは、従来の117Hと同じ16mm。
持った感覚的には少し太く感じるかな!?
はい! やはり、これくらいの太さが一番しっくりきますね!
長さはやや短いけど、ミディアムテーパーの具合が絶妙で、バランスがめっちゃイイです。
チップの形状も独特で、細かいシンバルワークがハッキリ出せたり、タムなどの音の輪郭もハッキリするのもいいです。
ただ、(従来の117Hより)少し重たいので、このあたりは使い込んでいく中で慣れが必要かなと感じました。
幸い、長さが短めなので、速いフレーズ自体にはあまり影響はないですが、確かに重さは感じます。
でも、それ以上にスティックのウェイトを使ってガツン!と鳴らせるのが嬉しい!!
使っていく中で、この重さに問題が生じない限り、長く愛用していきたいです。
※写真上部、上から従来の117H、リニューアル版の117H⇒新調したVic Firthになります。
~Directed by Kunihisa Kobayashi~
5月30日(土)@四谷 OUTBREAK
OUTBREAKオフィシャルサイト
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ACT:LINX
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CHARGE:ADV ¥3,500-(D別) / DOOR ¥4,000-(D別)
TICKET INFO:Facebook記事でのコメントやMessenger、Official Websiteの“Mail”からも承っております。
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