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Logo Mark アーティストの主張 花咲 愛実・【エッセイ】「都会の色彩を感じた日」

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私は今、精神疾患により自宅療養を続けながら、創作をしている。
病が無ければ、私はこのような執筆活動はしなかったであろう。

本当に、人生とは何が起きるか分からないが、平坦なドラマや映画は面白くはないので、ジェットコースターのような展開が起こる私の人生は、なかなか楽しいものである。

先日、病院の関係でどうしても東京に行かなくてはならなくなり、東京へ行って来た。

急遽決まり、体調も良くない中で、往復約6時間。
観光目的ではなく、訪れた東京。

体調や、部活のコンサートがあった娘(高2)を、夜1人にはしていたくなかったので、まさに、とんぼ返りであった。

主人に連れて行って貰った。
幸いにも、その日は体調もそれ程悪くはなく、病院の近くの駐車場を利用出来たので良かった。

病院は特に大きな問題もなく、せっかく来たのだからと築地でお寿司を食べ、無事にとんぼ返りすることが出来た。

東京では、紫陽花の花が沿道に咲いていて、とても可愛らしかった。

そして私は、東京で感じた事を1つの写真詩にした。

それが、トップ画にした作品である。
内容は、下記に記す。


【写真詩】「TOKYO」

都会は鮮やかな色を
纏っていた
けれど…
私には どこかその表情は
モノクロに見えた
セピアのレンズ越しに

【花咲 愛実】


写真は自身で撮影した、都会に咲く紫陽花の花とボヤけたビルを写した写真を使用した。

詩について、また私が「東京」「都会」に触れ感じた事を、少し解説をする。

私は、田舎住んで居るので都会とは縁遠い場所である。
東京…いつぶりだろうか。
下手をしたら、小学校の修学旅行以来ではないだろうか。

田舎では、山しか見ないが高いビルがたくさんあり、都会の山は高いな〜と、感じた。

高級ブランドのお洒落な看板や、テレビでしか見たことの無い飲食のチェーン店を初めて見た。

華やかで、鮮やかな空気であった。

診療を終え、食事をして帰路に向かう道中で感じたのは、「車やタクシー、バスが黒ばかり!」という色彩だった。

たまたまその土地が黒い車が多かったのかもしれない。
しかし、私はその光景を眺め、「なんだか、みんな個性を鎮め、プライドや高級感を醸し出したモノクロの世界みたい。」と感じた。

街は、鮮やかであるのに何故か違和感があった。
悪い意味では無い。

それを眼鏡の、ブラウンの調光レンズ越しに感じた。

「モノクロの世界だ。」と。
着飾った街の内面は、鮮やかと表現するのとは、また違う、不思議な感覚がした。

そんな中、都会に咲く紫陽花は本当に綺麗であった。

その紫陽花は、ピンクと水色。そして紫が混ざり合って
いた。

紫陽花という花は面白い。
土壌のpHが深く関係する花なのだ。
土壌が、アルカリ性か、酸性かにより色が変わるのである。
もちろん、一概にそれだけでは無い場合もある。

しかし、都会の植え込みなどは、コンクリート成分(アルカリ性)が雨で溶け出して土に影響を与えたり、部分的に異なる種類の客土(よその土地から持ってきた土)が使われていたりする事が多いため、自然界よりも複雑にpHの混ざった色味が生まれやすくなる可能性がたかいのではないかと、推測する。

田舎の自生の紫陽花も、混合はあるが、その混ざり具合を見て、「都会らしいなと。」そこに少し人工的な感覚を見た。

まるで花までもが、「都会を纏っている。」と感じた。

都会の賑やかさを感じても、車の色など気にする人や、紫陽花の色味を良く見る人は、少ないのかもしれない。

普通の人は都会の華やかな並みを感じ取り、その風景を脳裏や写真に写す人が多いのではないだろうか。

しかし私のように、都会に咲く紫陽花を撮る人や、車などの「色彩」に目がいく人も、居るであろう。

このような感覚から、私は「TOKYO」という写真詩を書いたのである。

私は東京で、pHの混ざった都会らしい紫陽花と、築地で食べたお寿司の写真だけ撮って帰宅した。

ビルの山から、日常の山々に囲まれている自宅は、やはり落ち着くものであった。

【花咲 愛実】

※本記事の完全版や他のエッセイはnoteというサイトにて掲載しております。
 花咲 愛実 note
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 【文筆家】花咲 愛実 Official Site


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アーティスト紹介・花咲 愛実
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