2025/01/06
明けましておめでとう御座います。
このお正月は、元旦以外は問い合わせに答えたり、業務の解説記事を書いたり、1月の勉強会で発表するための資料作りを進めたり…。
通常とほぼ同じ感じで過ごしていました。
あくまで自分自身に対して課しているコトですが、ガッツリ売り上げを出すようになったら、年末年始は旅行でもしてゆっくりする!と。
で、元旦にたまたまケーブルの音楽番組で、懐かしのABBA(アバ)のライヴドキュメントを放送していたので、思わずチェックを。
1979年のワールドツアーの映像でした。
あまりライヴの映像や音を聴くコトがなかったので、めっちゃ新鮮で食い入るように観てしまいました。
ABBAと言えば、たくさんの名曲がありますが、自分的にはやはり“Dancing Queen”ですね。
この曲に対する思い入れは、相当な年月と深さがありますんで(笑)。
この曲との出会いは、自分が小学5年生の時。
46年もず~~~っと好きな曲なんて、そうそうないでしょう?
当時、愛知県の春日井市に住んでいた時期でした。
姉がラジオで聴いていたのを横で聴いてて、あのキャッチーなメロディとハーモニーに惚れ込んでしまいました。
小学生の耳でも、まさに一度聴いただけで、強烈に印象に残るという…。
ただ、ウチは元々お小遣い制ではなく、欲しい物をポン!と買ってくれる家ではなかったので、レコードは無理だろう…と。
なので、どうにかしてカセットテープに録音したい!と思い、FMの音楽番組をいつもチェックしていたのですが、この“Dancing Queen”は、1976年にリリースされた曲で、自分が(この曲を)知った時は、既にリリースから2年が経過しており、別のシングルがリリースされていたので、ほとんど番組でかかることはありませんでした。
そんなところに、同じ小学校の1学年上の人で、このカセットを持っているという情報を仕入れまして…。
顔と名前はお互いに知ってはいましたが、学年も違うので、一緒に遊んだこともないし、正直 友達とは言い難い感じだったんです。
でも、どうしても自分のカセットにダビングして欲しくて、いきなり6年生の教室へ行き直談判を(笑)。
意外にも、快くOKしてくれて、速攻で家へお邪魔してダビングして貰ったんです。
当時は、まだダブルカセットのラジカセなんてない時代ですから、自宅にあった親父のラジカセと、録音ケーブルを借りて、2台のラジカセを連結すると。
ケーブルもモノラルだし、カセットからカセットへの録音なんで、まぁ音質も酷いもんでしたが、“Dancing Queen”をフルコーラスで聴けるコトが、本当に嬉しくて。
それこそ、毎日毎日…病的なほどの鬼リピで聴いていました。
それを見かねた母親が、しばらく経ってからですけど、“Dancing Queen”のシングルレコードを買ってくれて、ホント嬉しかったですね。
ちゃんとした良い音で聴けるのも幸せでした。
30代になった時に、ベスト盤のCDを買いまして、ウォークマンにも必ず入れています。
もちろん!今でも、突然無性に聴きたくなる時がある…そんな思い入れの深いこの曲のライヴ映像を元旦に観てしまったもんだから、YouTubeで他のライヴ映像や、日本の音楽番組に出演した映像などを、色々と探して観てしまいました。
その中に、ライヴではないんですが、“Dancing Queen”のレコーディングセッションの動画がありまして。
ボーカルとコーラスが大きく、バックが小さめの音源で、まず出だしの歌詞が違ってるのにビックリ!
この音源での2番の歌詞が、世に出てる製品盤の1番の歌詞でした。
多分、リリース前の音源ですね。
で、2番のサビあたりで、ボーカルのシャウトに近い高音のフェイクが入っていたので、“あ~、当初はこういうアレンジだったのか”と思いつつ、製品盤では聴こえないのかな?と聴き返してみたら、なんと!かすかにこのフェイクが聴こえるんですよ!!
46年も聴いてきて、初めて気付いたので、かなり衝撃でした。
このレコーディングセッションの音源を聴かなければ、そこへの意識もないし、普通に聴く分にはホント気付かないくらい声が遠いので…。
他にも、製品盤では聴き取れないコーラスのパートもあったりしたので、今更ながらいろんな発見があり新鮮でした。
それこそ子供の頃から、数えきれないくらいの回数を聴いてきた曲も、改めて深掘りすると、意外な気付きもあったり、当時の耳や感覚では聴き取れなかった音があったり、やはり音楽は深いなと思った2025年のお正月でした。
ちなみに、ABBAの曲では、“CHIQUITITA”、“Voulez-Vous”、“Gimme! Gimme! Gimme!”、“Money, Money, Money”あたりも大好きです!
というワケで、本年も引き続き“The Great Journey”を宜しくお願い致します。
2023年8月の公開から、21万回を超えました!
激アツにグルーヴするFunk Rockと、Soulfullなヴォーカルが絶妙に融合したSuper Funk Rock Tune!
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Directed & Music Video Works : Kunihisa Kobayashi
Executive Producer : mk@jeepster
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