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Logo Mark 論理的ボイストレーニング プロの現場に見る、ゲインの一考察

やま♪げん

Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...

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皆さん!こんにちは!
「やま♪げんボーカル教室」インストラクターのやま♪げんです!
楽しく歌ってますか?

久しぶりに声帯が炎症を起こしてしまいました(T_T)
昨年は忙しさにかまけて帰省出来なかったので、お墓参りも兼ねて3月上旬に三泊四日で鹿児島に帰ってきました。鹿児島は南国なので冬でも暖かいと思われがちですが、実は気温は東京と比べてもあまり変わらず普通に寒いです(*^_^*) それに加えて実家の床の底冷えとエアコンによる乾燥と埃で帰省2日目から黄色い痰が気管支から出始め、咳のしすぎで声帯に炎症が起きてしまったようです。
[ 3年前に声がれを起こした時の顛末は、下記をご覧下さい。 ]
闘病日記 その1(声が出なくなった(T_T)
闘病日記 その2(回復してきた…のか?^_^;)
闘病日記 その3(無理は禁物! そして…(^o^))
闘病日記 その4(闘病の先にあった気づきとは?)
現在は、喋れはするものの声帯がしっかりと閉じないようでハイトーンが掠れて全く出ない状態です。
抗生剤などの投薬と吸入で様子を見ながら、安静にしています。前回も書きましたが、今年は天気が良い日が続いて空気が乾燥しウイルスが体内に侵入しやすくなっています。水分補給をしっかりすると共に、うがい・手洗い・お風呂(湯船に浸かる)・十分に睡眠を取るなど日常生活から健康的に過ごして、楽しく歌って生きましょう。
今の自分への自戒も込めて…m(_ _)m

さて!先日。私が大好きなハードロックバンドのライブに行った際、幸運にもステージで歌わせて頂く機会がありました。他のお客さんもステージで歌ったのですが、それを聴いたり実際ステージで歌ったりして気がついたことがあります。今回は、その事柄について皆さんと共有していきたいと思います。
では、スタート(^o^)


【基本は軽く】

2月。とあるバンドのライブを観に、渋谷のライブハウスに行きました。90年代にメジャーで活躍していたハードロックバンド。大好きなバンド。一度解散しましたが、2011年に復活して(その時に前座バンドのコーラスとして同じステージに立たせて頂いたことがあります)、その後は、今でも不定期ながら数ヶ月毎にライブをされています。
ライブの2日前。バンドのリーダー(Vo. G. Key.)の方が緊急入院されてしまいました。ライブ中止かと思いきや、急遽そのバンドの曲を他のメンバーの方々とセッションするという企画になりました。我々ファンにしてみれば垂涎の企画! 緊張しながらも、会場に脚を運びました。
ライブが始まり、第一部は入院されたバンドリーダーの映像作品を爆音で堪能。休憩時間にメンバーの方々と打ち合わせ。数人のファンの方々が歌いたい曲を選びメンバーの方々と同じステージに上がりセッション。私も1曲参加させて頂きました。
本当に楽しかった! メンバーの方々もお話出来ましたし、普段は話をすることもないお客さん達ともご縁が出来、夢のような時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました!

と、ここからが本題です。
歌わせて頂いて思ったのは、「ボーカルマイクのゲインが目一杯上げられている。」と言う事でした。ゲインとは、マイクの感度。ゲインを上げれば、その分声を張らずに軽く歌ってもスピーカーからしっかりと自分の声が聞こえてきます。ですが、余り上げすぎると声が歪んでしまったりハウリング(スピーカーの音をマイクが拾ってしまい発声する、「キーン!」と言う音)の原因にもなります。実際。私の前に歌った方は、マイクを口から離した際にマイクが他の楽器の音を拾ってしまい頻繁にハウリングを起こしていました。

バンドの普段のライブ動画がYouTubeにアップされているので改めて確認してみると、ボーカリストはマイクに口を近づけて軽く歌っているので、おそらく今回も同じセッティングだったと思われます。にもかかわらず、ハウリングは起こりません。
何故なのか?
普段そのボーカリストさんはギターやキーボードを弾きながら歌うため、マイクスタンドにマイクを固定させて歌われています。その上。口とマイクの距離を近く取り、スピーカーの音をマイクが拾うのを出来るだけ防いでいます。と言う事は、ハンドマイクで歌う時のようにマイクが動かないためゲインを基準値まで目一杯上げてもハウリングが発生し辛いのです。

では、本日のまとめに入っていきましょう。
ハンドマイクでゲインを上げて歌う際に、ハウリングを起こさないようにするにはどうしたら良いのか?
一つは、上にも書いたように「出来るだけマイクに口を近づけて軽く歌う。」事が大切です。
この状態で思いっきり歌うと、ゲインが上がっていると音割れが起こり歪んで聞き心地の悪い声になってしまいます。
ゲインを上げる長所は、「感度を上げて、小さい音量で楽に歌える。」と言う点です。鼻歌程度の音量の方が音程のコントロールもしやすいので、ゲインが上がっている時にはなるべく軽く歌うようにしましょう。
二つ目は、「必要以上にマイクを動かさない。」事。
歌っている時でもいない時でもに必要以上にマイクを動かしてしまうと、歌や楽器のモニタースピーカーから出た音をマイクが拾ってしまいハウリングが起こりやすくなります。特に、ライブハウス程度の狭いステージでは、モニタースピーカーが近い位置にあるためマイクが音を拾いやすいのです。ハンドマイクで歌う場合は、歌っていない時にはマイクを胸の辺りの位置に固定して持っているとハウリングは起こりにくいと思います。

今回も徒然なるままに書いてきましたが、どんな爆音の中でも自分の声がしっかり聞こえた方が楽に歌えると思います。ゲインを上げると言う事は、力まずに歌うための一つのテクニックとして心にとめておくと良いでしょう。

【Live Information】

2026年
・3月29日(日 昼):Majestic Sky(as. JOURNEY)ワンマンライブ@秋葉原Club Goodman
・3月29日(日 夜):弾き語り@下井草Billy’s Bar Gold Star
・4月18日(土):Ginger Ginger(as. Danger Danger)@巣鴨獅子王
・4月26日(日):弾き語り@RISE西浦和
・5月8日(金):弾き語り@下井草Billy’s Bar Gold Star
・5月23日(土 昼):弾き語り@下北沢Breath
・7月20日(月;祝):弾き語り in 川口本気(ガチ)祭り@イオンモール川口前川サウスコート
・8月15日(土):蛇足Snakefoot(as. Early Whitesnake)@新宿クロウダディクラブ
※チケットのお問い合わせは、各会場または「やま♪げんオフィシャルサイト」よりお気軽にご連絡ください。
 やま♪げんオフィシャルサイト

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