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Logo Mark音にのせる胸のうち県民の日 演奏を聴きに行くの巻 その2 和太鼓

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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前回の記事で、民謡まで書いた。
今回は、和太鼓で感じたことを書こう。

まず、叩いてるさまのカッコ良さったらない。目から入る情報は重要だ。
あの動きって、真似出来そうだけど出来ないんだろうなぁ。
きちんと基礎を知ってる人じゃないと、
あの動きにはならないと思う。
重心の位置、移動なのかな。
和太鼓の演奏というより、
パフォーマンスと言った方がぴったりくる。
一つの太鼓を、音が止まる事なく変わるがる何人かで叩いたり、
低音の太鼓から高音の太鼓に移ったり、そしてまた変わったり。
魅せるなぁ…。心を掴まれっぱなしである。目が離せない。
そして、
心の奥にグッとくる「間」って、
人によって感じ方が違うとかではなく、
みんなに共通なのかもと思ったり。

太鼓を叩いて音を出す。
音階もなく、あるのはリズムだけ。
とてもシンプルだ。
オカリナもシンプルだけど、
音階がある。シンプルさでは太鼓には敵わない。
シンプルだからこそ、伝わるものがあるんだろう。
どうして、聴いた人の心を震わすかって、
「叩いて音を出す」以外の部分がとても大きい。
叩いている人のエネルギーが音に乗る。やっぱり奏者なのだ。
和太鼓に限らず、なんでもそう。
そのエネルギーに触れたくて、
聴きに行くのだろう。

私はオカリナを吹くけれど、
ただ音を届けたいのではない。
もっと他の「何か」だ。
目には見えないけど、
確かにあって、心の奥まで届くもの。

やっぱり生の演奏を聴くことは、
とても大切な事だと実感。
お家でずっとゴロゴロしてないで、
出かけて行こう(笑)。
そうしたら、また新たな発見や、
自分を肯定出来るものに出会えたりする。
自分で探しに行かなきゃね!!

写真は、栃木県総合文化センター。
美しい建物である。


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