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Logo Mark音にのせる胸のうち朗読を録る〜エッグドシャの物語〜

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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初めて物語を制作するという事をして、それから、またまた初めての事に挑戦した。
物語を朗読するのだ。
しかも、レコーディングする。
朗読というか絵本の読み聞かせのイメージだ。
歌はレコーディングするけど、
朗読って初めて。
よし!挑戦だ。
新しい事に挑戦出来るって幸せな事。

朗読のバッグに流すBGMは、
エッグドシャオリジナルソング「ぼくのゆめ」をオカリナバージョンにした。
大きさの違うオカリナを使って制作。
BGMに歌が入っていると、
そっちに意識がいってしまいそうで邪魔になりそうなので、オカリナにした。
ワタシと言ったらオカリナだ(笑)。
素朴なイメージと合うと思った。
メインはお話なのだから、
歌詞はなく、さりげなくバッグで流れてるのがいい。
BGMが出来上がったら、
さぁ、次は朗読だ。

やってみて分かった事がある。
歌と違って音の高さに迷う。
譜面はない。
どこの高さから、始めるのか。
そして、物語と初めと終わりが、
声の高さは違っていないか。
一つの物語として、一貫性はあるか。
高い声と、低い声。まったくイメージが変わるもんね。
あんまり考えないでやりだしたら、
気が付いた(笑)。
奥が深いぞ…。
絵本なので、10分以内だけど、
普通の物語なら、もっと時間は長い。
という事は、ずっと緊張感は続くのだ。
例えば、主人公の声、話し方など、
途中で変わったらダメ。
朗読家の方って凄いなぁ…。

録り終わったら、
リップ音など、余計な音を消した。
それから、“間”。
違和感はないか。
しっくりくる“間”が取れているか。
感覚で決めていく。
それを調節して完成。

絵と合わせて出来たものを見て感動した。
形になって、嬉しい!

ワタシ、もっと朗読が上手くなりたい!
聞く人の心の奥に届くように。
気づいたら物語の中に入ってしまっているような。
表現豊かになりたい。
あ、願う事は歌と同じだ(笑)。

やっぱりワタシは、
“表現者”でありたいのだ。
このスピナートで連載させて頂いているけど、記事も表現。文字で表現だ。自分の思いを伝えられる。

『表現』て、たくさんあるね。
実に面白い。


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オリジナル絵本「めんどり母さんと子猫ちゃん」
文・ツルタハル
絵・稲村毛玉

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ツルタハル

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