Logo Mark連載記事

Logo Mark歯を磨く様に演じるオンラインZOOMで舞台公演ヤルゾ〜!

鵜飼雅子

舞台役者、朗読家、アトリエほんまる 副支配人。
日本演劇教育のさきがけ的な存在である劇団らくりん座の正式団員として全国各地で公演を経験。
朗読や表現、コミュニケーショ...

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前回の『力は続くよどこまでも』の投稿で“なんでZOOM 公演の画像”と思われた方もいるかもしれません。それが指摘できる方、読んでくださり、本当に有難うございます。
言い訳ではないが、私は今まで沢山の人の手を煩わせてきた。その方々の努力の賜物?!(まぁ賜物と言うことにしときましょう)の私としては、アーティストの方々を揉みくちゃにしているこのコロナ禍でも、演劇的表現が続いているぞー! みんなの力が続いているぞ! となりたかったのです。
私、役者&アトリエほんまるの副支配人として、芝居ができる場所アトリエはあるのですが、なんせ人を集めてはいけないので役に立ちません。3月以降、アトリエほんまるで予定されていた芝居公演はすべてキャンセル。今まで“芝居はやはりライブに限る”といっていたのが成り立たなくなったのです。
ライブでできないなら…、お休み創造期間でもいいかな? とも考えましたが、いやいやと思い、パソコン等が苦手な私も冷や汗をかきながらiPadとiPod touchとポケットWi-Fiを駆使し、オンラインでのZOOM舞台公演に至った訳です。
本当はこう言いたい! 『アナログの世界で育っていて、からっきしハイテクなのが駄目。だから舞台でやってるんでしょ。』『テレビじゃないんだから。』
でも、やってみるとこれはこれでアリなのかなぁ?と。
まず、使い方を長々と他の芝居とは全く関係のないセミナーや、講座の受講者としてオンライン講座に参加し、ちょっと使える位に覚え、最初に私がオンラインZOOM舞台公演を手探りで開催したのが、5月5日こどもの日。初めてZOOMアプリを使ってから2週間後の事。大人でも子供でも楽しめる作品で、登場人物が何人か登場し、私なりの見せたい場がある作品で、宮沢賢治の『月夜のでんしんばしら』を選びました。
ここにオンライン劇団の芝居や朗読劇関連のオンライン公演を観て思った事を書きます。あくまで、私の視点から。
(1) 劇場で行うより、観客が観たり、感じたりする楽しみの要素が少ない感じがする。
(2) やはり視覚が重要視されてくる。見せているんだから。私は会場で単に座って朗読公演もする。でも、そのままではオンラインには通用しない感じ。
(3) 長時間は疲れる。私だけかしら? 同じ時間見ていてもオンラインの方が断然疲れるのよね〜。
(4) まだまだオンラインに足を踏み入れない観客が多いのも事実。
(5) 移動距離がなくて楽。これはいい。自宅や近場にセットを作っちゃえばいいんだもの。それも見せ方によっては、小さめのセットでいいからね。
(6) 遠方から見に来てくれる方がいる。オンラインですからね。以前、宇都宮で私とコラボして芝居に香りを入れてくれたアロマテラピストの友人が、残念ながら旦那様の転勤で東京に行ってしまったんです。けれど、今回オンラインで何年ぶりかに、舞台を観に来てくれました。
そして弱点を改良し、第2回目のオンライン公演は5月30日(日)14時。演目は大宰治の『チャンス』。太宰治は基本的1人称で文章を書いており、私のように1人で演じるには都合の良い作家。そして、動きや見せ場も沢山有り、小道具もオンライン使用に、演出を変えたので、準備万端だったわけです。
ところが、オンライン会議アプリのZOOMは短期間でバージョンを変更しており、その大きな切り替えが5月30日、公演の前日に行われたわけです。それに一応私も準備はしていたものの、危うくオンライン上に演者の私が入れない…と言う羽目に。もしもの時の為に用意していたiPod touchを使い、危機一髪セーフでした。やはりオンライン上のトラブルや諸事情、電波状況になるとライブと違って手も足も出ないのは困りもの。ですが、現状はそれで何とかやっていくしかありません。
しかし、嬉しい事に東京の同じようなオンライン公演をやっている方とオンライン上で8月にコラボをする事となりました。お呼びすると旅費がかかるのですが、オンラインはその点都合がいいですね。電車代かからないんですから。
今後はオンラインの弱点を踏まえつつ利点や特性を生かし、オンラインとオフライン両方で演じていく。これがいいんじゃないかと、思っている私でございます。

7月26日(日)14時〜 オンラインZOOM 舞台公演 芥川龍之介『羅生門』

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