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Logo Mark歯を磨く様に演じる『アートヴィルス at be off』アートで育む『まち』プロジェクト

鵜飼雅子

舞台役者、朗読家、アトリエほんまる 副支配人。
日本演劇教育のさきがけ的な存在である劇団らくりん座の正式団員として全国各地で公演を経験。
朗読や表現、コミュニケーショ...

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10月25日の公演出演のお話を頂いたのは9月の初め頃だった。『10月中に公演をしたいのだが、スケジュールはどうですか?』とダンサー妻木律子さんからの嬉しいお電話だった。彼女には常々お世話になっており、彼女の企画した公演に参加させて頂いたり、スクールの発表会のお手伝いで、照明のオペやらアナウンスをさせて頂いたりしていた。
今年の自分の公演を振り返ると、3月以降、比較的オフライン、オンライン両方で公演はやっていると思うが、それでもオフラインの公演は何故だかいけない事をやっている様で、大っぴらに宣伝するのは気が引けていた。それが、彼女の誘いで仲間が増え、コロナ禍でも強く進める感じがした連絡だったのだ。
まずは9月中頃に出演者打ち合せ。参加者はダンサーの妻木律子さん、ギタリストの小川倫生さん、私。
このメンバーはあるライターさんが《コロナ禍とアーティスト》というお題で取材、執筆した面々だった。活動は繋がり波紋の様に広がっていくものですね。
まずは公演タイトルの話し合い。ウィルスは感染する。アートもウィルスのように感染させ広げていこう。広がっていくといい。という事で、小川さんの案で。“アートヴィルス”に決定。
妻木さんが企画されたこの公演、助成金を活用して行いたいのだが、その時点で申請の段階。もし助成金がおりなかったとしても、それでもやった方が良いと、妻木さんは強く言って行動された。
通常なら100人位は観客が入る会場be offも、感染症対策でやはり人数制限は避けては通れない。という事で、観客数20人の募集。予約開始直ぐに完売になるのは予想がつく。勿論、チラシを作成する間も無くお席は埋まってしまった。
また、既に配信も考えているとの事で、そちらの準備も担当の方と進めているとの事。しかし、公演をそのまま配信したのでは少し趣旨が違ってくる。配信で満足するのではなく、配信を見た観客が、今度はライブで観たいと会場、公演に来てくれるようにしたい。オンラインとライブは全く違ったものだ。この考えは3人共一緒だった。
欲を言うと、ダンサー、ギタリスト、役者と、それぞれ分野の違う3人の合同作品もやってみたかったのだが、時間的余裕がないので、今回は断念する事に。そしてマスコミ等にもPRしてもらえるように動くという事で1回目の私達の打ち合せは終了。チケットは完売してもこの動きを皆に知ってもらいたいのだ。
2回目の打ち合せは本番直前。この時は出演者3名の他にミキサー担当、撮影担当、映画監督等が参加。会場にも既に換気設備の工事が加えられていた。上部撮影の為ドローンまで登場。かなり大掛かりな催しになっていた。無事、助成金がおりることになったのだ。
妻木さんのダンススクール生のお力もあり、10月25日本番当日はすんなりと公演スタートとなった。また、観客数は20名程と少ないものの、久しぶりの会場での公演を楽しみにいらしてくださった、人達の温かさが舞台にいても伝わってきた。お客様の中には予約スタート日、夜中日付が変わったと同時に予約を入れられた方も。本当に有難い事です。そして、新聞社の方も取材にいらしてくださいました。
《アートヴィルス at be off アートで育む『まち』プロジェクト 
生き抜く力を得るために、欠かせないもの…、コロナ禍の今こそ、次のステップに向けて、アートを『まち』に拡散する。》
この公演を通し、前進する行動力はコロナ禍においても必要不可欠なものだという事、そして色々な方の力の連鎖を強く感じた私でした。

12月13日(日)14時〜 オンラインZOOM 舞台公演 太宰治『メリイクリスマス』

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舞台役者、朗読家、アトリエほんまる 副支配人。
日本演劇教育のさきがけ的な存在である劇団らくりん座の正式団員として全国各地で公演を経験。
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