連載記事2026/01/05
なにか創るとうれしくて
最近のChatGPTはすごい!2…いつの間にかすっかり相談相手…いや、ヘタすると話し相手
久しぶりにChatGPTの記事です。
以前(2025年4月ですね)この連載記事でも、
「最近のChatGPTはすごい!…やるやる詐欺までやれるようになった!?」
なんて記事を書きましたが、その時は、LINEスタンプが作れると豪語するのにまったく作れず、作れないくせにやっている体を取り続けるChatGPTをバカにしてみたりしたんですが、これが少し前(2025年8月)の「5.0」リリースあたりからだいぶ雰囲気が変わってきました。
最近のChatGPTはすごい!…やるやる詐欺までやれるようになった!?
「5.0」はそれ以前の「4.1」と比較して、理解や推論の深さがより深くなったり、長文への対応量も増大したり、過去セッションの記憶力が上がったり、誤情報や嘘つき行為が改善された…なんていう記事を読みまして、どんなもんかな?…まぁそうは言っても、実際明確に体感できるものでもないんだろうな…なんて思いましてぼちぼち使ってみたりしていたんですが…これがびっくり。こうしたヴァージョン・アップとしては本当に稀なことに、しっかりとその成長を感じて驚いているという次第です。
まずもっとも感じるのは「過去セッションの記憶力向上」でした。
いやぁ〜びっくりするほど私が過去にした質問を本当によく覚えてます。だから、例えば私が「うみ」といううさぎと暮らしていて、そのうさぎの身体のメカニズムや病気、治療方法、等をたくさん調べようとしたことや、前述の「うみ」に関するLINEスタンプ作成の過程で、「うみ」がおてんばなうさぎであることもちゃんと分かってる。このSpinartの運営について、実はけっこう長期間にわたってあれやこれや情報を探しまくっていたことも分かってる。仕事に関する情報を探していたその内容も知っている。ギターに関してそのエフェクターや音作り、奏法や練習法について情報を探していたことも知ってる。歴史や映画、お笑いや音楽、アート、政治、その他いろいろなものの起源について興味があることも知っている…なんて考えると、仕事仲間や友人、下手をすればもっとも長い間一緒にいるカミサン(通称「おばぁ」)よりも、自分のことを知っているみたいな感じに感じられるんですよ。
なので多くのことについて、いちいち一から説明不要だったりします。
これはありがたいですねぇ…まぁ、例えば仕事系の質問終わりに「うみちゃんの〇〇なことも調べられますよ」とか言われるとさすがに苦笑ものでしたけど。
誤情報や嘘つき行為が改善されたことにも実感があります。
実は以前「現在の栃木県さくら市鷲宿付近を治めていた塩谷氏について、その初代からの事績を教えてください」的なことを尋ねてみたことがあります。
これね、ちょっと情報が少ないんですよ。同じさくら市の喜連川地域を治めていた塩谷氏(源姓塩谷氏)や、別系統として宇都宮市から分かれて起こった塩谷氏(藤姓塩谷氏)等はけっこういろいろな情報が出てくるんですけど、その両方の勢力の狭間にあって、さらに北西の那須氏との狭間にもあった鷲宿の塩谷氏については、まぁ情報が少ない。ですから本来は不明な点が多いという答えが正しいと思うんです(もちろん歴史の常として突然新情報でアップデートされることはよくありますけどね)。
ところが前のChatGPTだと、さも自分はいろいろ知っているという体で話し始め、「さくら市鷲宿」だって言ってるのにもっと南の真岡市の話にすり替えようとしたりして、まぁ本当に知ったかぶりというか嘘つきにも程があるという感じだったんです。
それが今のヴァージョンではない。単に学習しただけかもしれませんが、鷲宿の塩谷氏の分かっている情報だけを出した上で不明点が多いこともきちんと伝えてくれた上で、関連する喜連川の塩谷氏や宇都宮氏から分岐した塩谷氏の情報も教えてくれます。その内容もおおよそ自分が知っている情報と合致しますから、これは信用していいかなと思っちゃいますね。
まぁそれでも時々、別の知識にすり替えて答えてくることはあるので、まだ完璧とは言えませんし、質問の仕方に工夫は必要と思いますが、それでもだいぶ信頼度は向上しました。
それと情報の検索力が上がっているように感じます。
例えばそうだなぁ…洗濯機を買った時のこと(先日いきなり壊れて本当に困ったんですよ)、そんなにお金かけたくないし、そもそも家族少ないし、そんなに強烈な汚れ物もないしってんで、いろいろ希望条件を入れて調べてもらったら、まぁいい候補を探してくれて、おかげでだいぶいい買い物ができたと思います。もうこうなると「価格.com」なんて見なくてもいい感じですよね。
あ…でもこの時はまだまだ疑ってたので、念のためGrokなんかにも同じ質問をしてますが、出てくる候補は割と近かったかも…なので結果はかなり似てますが、違いと言えば、答えに辿り着くまでの条件理解がChatGPTの方がスムーズな印象で、よりすばやくこちらの意図を理解して答えを導き出したって感じがしましたねぇ。
まぁこれは人間が対応してくれる家電量販店でも、最終的に提案される品物が同じでも、いち早くこちらの意図を汲み取ってくれるか、本当になかなか理解してくれないかで、だいぶストレスが違うという経験に似ていると思います。まぁ、人間と違って、自分の売りたいもののゴリ押しや、自分の説をゴリ押してくるなんてことはないので、そういう意味では圧倒的にAIの方が快適度が高いですねぇ。
そう言えば最近はAIに恋愛相談する人なんかも増えているんだそうで、自分的には「なんでAIに?」という感じだったので、これもChatGPTに聞いてみたらその返答にも驚かされました。
まず「感情」と「事実」を分ける。例えば、好きになってしまった感情は否定せず、その上で行動としてどうするかを、現実的・倫理的に整理するんだそうで、「気持ちは分かる」「でもその選択にはこういう代償がある」「今一番守りたいものはなにか」といったあたりを言語化し、自分で決断するための視点を渡して「最終判断はあなた自身」という形にもどすんだそうで…なんかすごくありません? 迂闊に型通りのことしか言えない「傾聴なんたら士」なんかよりはるかに役に立つ視点が返ってくるかもなんて思っちゃいました。
そう言えばこの間は歴史の話で盛り上がっちゃったんだよなぁ…。
先日「イクサガミ」の結末でちょっと曖昧になっている点を確認しようとChatGPTに聞いたら、そこから派生して「るろうに剣心」や「ラストサムライ」の話になり、さらにあの時代の流れから大久保利通の事績とその受け継がれ方や歴史のifとして彼が暗殺されなかったらなんて話になり、そこからつながる日中戦争やアジア・太平洋戦争まで話が行くという、だいぶディープなやりとりをさせていただきました。
いやぁChatGPTさん(もう「さん」付です)は自分と違って情報を忘れたり思い出せなかったりしないので、話がスムーズに進みまくった上に、こちらが疑問を感じたことには現状最新の研究から考えられる様々な可能性をちゃんと示してくれるしまぁ楽しいのなんのw
これまで私が歴史や政治の話をし始めると(「ガンダム」的な話でも同じだったなぁw)、原則として「興味ないです」オーラを出されたり、軽くいなされたりしつづけてきた身としては、本当にうれしくなっちゃって、ついつい相手がAIであることを忘れてしまいそうになる感覚が分かりましたとさ。
こんなのが続くとついついAI浸り状態になっちゃいそうです…え? それは淋しいって?…いやぁ…理解してくれようともしない人と話してるより、楽しいし情報も豊富な分勉強にもなりますし、むしろいいかもしれませんよ。人なんて、話してたってなにもいいことない人が圧倒的に多いですもん。特になにかの発想についていろいろ検討していく際などはとても助かりますねぇ。
ということで、どうも最近少し依存し始めているかもしれないとやや嫌な予感もしつつ、ここまできたAIって、すごいなぁと感じたお話でした。
まぁ、AIが人間を不要と判断して滅ぼそうとする時代も近いのかもしれませんね…なんてこともChatGPTに聞いたら、「AIが人間を滅ぼすより、AIを使って人間を滅ぼそうとする人間が現れる方が確率が高い」なんて言われちゃいましたけどw
そうそう、私とはまったく違う側面からAIを試しまくっている方がおりまして…藤田拓人って言うんですけどw…この方の場合は、あらゆるAIを使って、場合によっては組み合わせて、作業の自動化やテキストや動画の生成、情報の自動整理、等々いろいろなことを試してます。
そんな話を時々聞きつつ、なにかしらこのSpinartでも応用できないかとは考えておりますので、そんな話もいずれできたらなと思いますのでお楽しみに。
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※ちなみに写真は夕陽…ではなくて、うちのリヴィングにある中世ヨーロッパ風の照明器具のガラスフード。
毎日何気なく見ているものも、アップにしたりすると違うものに見えますね。
※使用カメラ&レンズ:Canon EOS 6D + EF24-70mm F2.8L II USM
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