連載記事2026/02/10
なにか創るとうれしくて
アートってなんだ?…というお話
あらゆるジャンルの表現者・アーティストと出逢えるサイト「Spinart(スピナート)」なんていうものをやっていながら、そう言えば、「アート」ってなんなんだ?っていうようなことについて書いてなかったかもしれないなぁと思ったので、とりあえず現時点でということではあるけれども(これはけっこうしょっちゅういろいろな刺激によって考えがうつろうのであくまで現時点でということで)、ちょっと書いておこうと思ったんです。
まず言えるのは、まずその手法はなんでもいいと思ってますということ。
音楽、絵、文章、動画、造形…そういった既存の手法はもちろん、それ以外の、今まだ誰もやっていないありとあらゆる手法すべて、もうなんでもいい(むしろまだ誰もやっていない手法の方がすごいこともありますね)。だから「Spinart(スピナート)」では、どのような表現手法であろうとできるだけ受け入れていきたいなと思ってます。
次に思ってるのは、技術的な優劣は、実はアートや表現においては最優先ではないのではないかということ。
簡単なことであってもいい。稚拙であってもいい。そりゃ高度な技術や、それまで見たことのないような技術を目の当たりにすれば、単にその実現性の難易度の高さに対しての畏怖の念というか、平たく言えば「すげぇな」という感情は浮かぶんだけど、演奏がうまくなければ絶対ダメだとか、絵を描く技術が高度でなければダメだとか、語彙が豊かでなければ文章系アートとしてダメだとか、そういうことではないんだよなぁなんてことを思うんです。
むしろ、下手でも粗くても、なんとかして自分の表現スタイルを見出しつつ、そういった手法で自分が表現したいことを作品にしたいんだという「想い」を感じるものによりグッとくるしその後も記憶に残っているという感じですかねぇ。
こういったさまざまな要素ってどれも、言うのは簡単ですがやろうとするととっても難しいことだと思うんです。21世紀を生きる私たちとって、これまで人類が積み上げてきたさまざまな表現を超えて、まさに今、自分だけのなにかを生み出そうなんて、そうやすやすとできるはずないと思うんですよね。
「やった〜! すげぇもの作れた!」
なんて思っても、ある時それが過去の偉大なる先人たちのなにかにとてもよく似ていることに気づいて超凹んだりね…そんなこと、普通にあると思います(てか自分もあります)。
でも、それでもそれを踏まえてさらに先に進むためにあがく。
それを実現するためにさまざまなトライをする。
そのトライの中には人それぞれさまざまな要素があると思うんです。
人によってはまだ出逢っていないなにかに出逢うことであったり、自分の出自の原点に戻ることであったり、自分の内なる声に耳を傾けることであったり…どのような方法であってもいいけれど、考えてトライしつづけることで、それににじり寄ろうとすることが重要なんじゃないかなぁなんて思ってます。
だから、例えばアイドル的な活動であったとしても、これまでに存在したアイドルとはまったく違うアイドル像を生み出そうとしていて、その結果、自分達と接点を持った受け手のみなさんに、これまでに存在したアイドルとは違うなにかを感じていただけて、その上で自分達のなにか伝えたいと思うのであれば、それはもう完璧にアーティストであって表現者であると思うということなんですね。
逆に、どんなに優れた技術があったとしても、それまでにあった技術や先人たちによる表現の模倣であって、その枠から出ようとしないのであれば、それはちょっとピンとこないかもなぁなんて思ったりするんですね。
いかがでしょう。
こんなことを考えるんです。
もちろん自分もまだまだ到達できていないながらもそういったものを目指していろいろ考えつづけて作っていきたいと思ってます。
まぁとは言え、原則としては法に触れたり他者を傷つける可能性が顕著だとかいうことでもない限り来る者拒まずは思ってますので、自分はこう思っているから自分の作品はアートであり表現であるという方、ビビらず是非ガンガン送ってきていただければと思います。
また、技術的にまだまだ不足があるという場合でも、上記のように自分にチャレンジしつづける方については本当に大歓迎と思ってますので、そちらもガンガン送っていただければと思います。
ああそうそう、どう考えても技術力で稚拙なのに、そうした現実と対峙することから目を逸らし、自分を顧みることなく尊大につっかかってくる方が時々いますけど(年に1〜2人ですが)、そういう攻撃には全力で抗いますので、その点についても予めご了承の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
あれ? 最後に突然ちょっと主旨が変わっちゃったかも?
※ちなみに写真は冬の空を見上げたら見られた二日目の月と宵の明星。
私が住んでいる那須では、さまざまな天体が大きく強く光って見えます。
※使用カメラ&レンズ:Canon EOS 50D + Sigma 70-300mm F4-5.6 APO DG
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