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Logo Mark音にのせる胸のうちホールでオカリナ演奏〜シティーホールふれあいコンサートに出演〜

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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ワタシの人生ですごい事が起こった。

ワタシの住む宇都宮市では、
市役所1階市民ホールで「シティホールふれあいコンサート」を年6回開催しているのだけど、
令和2年度から、
新型コロナウイルス感染症の影響により、宇都宮市文化会館の小ホールで開催される事になった。
公募により選ばれた宇都宮ゆかりの演奏家が出演する演奏会だ。
2月22日必着で本年度の出演者の応募をする。
本番で演奏予定の音源を提出する。

ワタシ、何年か前に応募しているのだけど、その時は、ダメだった。
で、今年、応募したら、
なんと出演決定したのだ!! キャーキャー♡
諦めない事の大切!!(笑)
出演決定のお手紙が来た時は嬉しかった!!!泣
ダメもとで応募してるからね。
勝ち取ったのだ!!!!(笑)

宇都宮市文化会館小ホールで、
演奏出来るというのは、とっても魅力的だった。
本番までに、担当の方と数回やりとりして、1度打ち合わせに伺った。

そして、迎えた本番!
出演者は3組。
ワタシは1番目。リハも1番目。
本番は、13時から。
当日、10:30に現場入り。
会館の北側にある楽屋入口というところから入る。ワクワクする…。
ここはかつてコンサートの時、
出待ちをしていた所だ(゚∀゚)などと思いながら入る。
ワタシ、30分早く着いてしまった(笑)。
担当の方に案内されて、入口を入ると、ステージからはピアノの調律をしている音が聞こえてくる。
そして、楽屋へ。
「ツルタハル」と書いてある。
〈ワタシの楽屋〉だ!!! 嬉しい!!!
そして、リハの時間になりまた担当の方が呼びに来てくれて、ステージに一緒に向かう。
ステージに立ち、客席を見ると、
うわー…という思いが溢れる。
まだなんか信じられないないような気持ちである。
音響の方々も素晴らしく、気持ちいい!! オカリナの音色が会場に響き渡った。
リハを終え、楽屋に戻ると、
お昼のお弁当と、でっかい花束が(°∀°)
担当の方が、「終わってからだとバタバタしてしまうかもしれないので」と。
心の中で涙(泣
お弁当は、緊張のせいか食べれず(笑)
こんな時に、ワタシ緊張してるわーって分かるね(笑)。

さぁ、本番だ。
舞台袖にいた時、心臓がドキドキしてるのが分かった。
注意事項などのアナウンスが終わり、
いざ、明るいステージへ。
沢山の拍手。
あ、オカリナの生徒さん達が、一列に並んでいたのが分かった。
ホッとするーー(笑)。

今回、伴奏音源を使った。伴奏音源はMacに入れておいて、自分で手元で動かす。
使うオカリナは4個。
みなさんの耳馴染みのある選曲にした。

セットリストも、書いておくね。
1. 春が、来い/松任谷由実
2. 上を向いて歩こう/坂本九
3. ビタースウィートサンバ」
4. 天城越え/石川さゆり
5. 糸/中島みゆき
6. 思慕 オリジナル曲 (独奏
7. コンドルは飛んでいく (独奏

3曲目あたりから、心臓のドキドキがなくなって、いつもの感じになった。
天井の高いホールに響くオカリナの音。
気持ちよかったなぁ…

本番を終えて、楽屋で抜け殻のようになりながら、
モニターで他の方の演奏を聴いていた。
あっという間の時間だったなぁ。
始まる前は、早く終わってホッとしたいと思っていたのに、
演奏中、最後の曲の前に、
「あーこれで終わっちゃう…」という気持ちに。なんだろ、もったいない気持ち?(笑)

今回、素晴らしい機会を頂き、感謝の気持ちでいっぱいだ。
担当の方がついて、安心していられた。
本当は、こんなに良くしてもらえる立場じゃない。自分がよく分かっているんだ。
だからね、それに見合うようになりたいって思った。ならなきゃいけないって。

宇都宮市のコンサートに出演出来て、
ホールでオカリナを演奏出来るなんて。
生きていると、こんな素敵な事が起こるんだね。
素晴らしい経験が出来た。
プロフィールに追加しなきゃ!(笑)

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小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
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