連載記事2026/01/08
アーティストの主張
Junichi Yano・2026年は、飛躍するための継続を
Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...
2026年は、自分にとって「継続」と「視野の拡張」を同時に意識する一年にしたいと考えています。これまで積み上げてきた制作と発表のリズムを大切にしながら、その先にどんな景色が広がっているのかを、より具体的に見に行く年にしたいです。
今年も、できれば月一ペースでのシングル配信を続けていきたいと考えています。このペースは、自分にとって「挑戦」というより、「覚悟」に近いものです。インディーズとして活動を続ける以上、待っていても状況が好転することはありません。作り続け、発表し続け、少しずつでもリスナーとの接点を増やしていく。その積み重ねを止めない事こそが、インディーズで音楽を続けるための最低条件だと感じています。
キャリアを重ねる中で、正直に言えば、「もう十分やったのではないか」「ここで終わらせる選択もあるのではないか」そう考えたことがなかったわけではありません。年齢を重ねるほど、音楽を取り巻く環境は厳しくなり、若さや話題性を前提とした価値観の中で、自分の立ち位置を見失いそうになる瞬間もあります。それでも今、自分はまだ音楽を作りたいと思っています。それは夢や成功への執着というより、作らずにいる方が不自然だからなのだと思います。
長く続けてきたからこそ、うまくいかない時間も、報われなかった経験も、すべてが今の楽曲の中に静かに溶け込んでいる。キャリアとは、誇るためのものではなく、背負って音楽に滲ませていくものだと感じています。
現在の音楽シーンに対しても、考えることは少なくありません。再生回数、アルゴリズム、AIの台頭、短尺での消費。音楽が「聴かれるもの」から「流されるもの」へと変わっていくスピードは、年々加速しているように思います。その中で、時間をかけて作られ、時間をかけて聴かれる音楽は、ますます居場所を失っているようにも感じます。しかし、だからこそ、自分はそちら側の音楽を作り続けたい。一度聴いて終わりではなく、何度も再生されることで意味が変わっていく曲。聴く人の人生のある時期と、静かに重なり合う音楽。即効性はなくても、確実に残るものを信じたいです。
そして今年は、世界を見据えた活動にも、より現実的に取り組んでいきます。宅録で生まれた一曲が、言語や国境を越えて誰かに届く可能性がある時代だからこそ、日本という枠の中だけで完結しない視点を持ちたい。海外のリスナーやメディアにどう映るのかを意識しながら、発信の仕方、言葉の選び方、作品の提示の仕方を丁寧に整えていくつもりです。
インディーズで活動を続けるということは、常に不安定で、報われない可能性を受け入れるということでもあります。それでも、自分の手で音楽を作り、自分の意思で世に出し、誰かに届く瞬間を信じ続ける。その覚悟を、2026年も更新し続けていきたい。
「派手な成功よりも、確かな継続を。」
長く続けてきたからこそ書ける音楽を、これからも、静かに、しかし確実に鳴らし続けていきます。こんな私を是非見守り、そして応援してくれると嬉しいです。
Soundcloud
Bandcamp
※Bandcampでは、高画質配信ジャケット+歌詞・アートワークを収めたデジタルブックレットPDFをセットにした特典付きの高音質音源を販売予定。
1st. アルバム「J」
各種配信メディア
2nd. アルバム「Day By Day」
各種配信メディア
Junichi Yano
Songwriter, Singer。2024年11月1st ALBUM「J 」2025年2月2nd ALBUM「Day By Day」発表。Single「夏の匂い」Spotifyで3700回再生突破。
作詞&作曲、歌&コーラス、楽器演奏等、全ての作業を一人でこなし、ひねりを効かせたメロディーが特徴的な、懐かしくもあり新しくもあるバンドサウンドを基盤とした楽曲制作を心がけている。
Junichi Yanoの詳細はこちら。
アーティスト紹介・Junichi Yano
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Spotify
Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...
準備中