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Logo Mark音にのせる胸のうち与えているようで本当はもらっている

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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先日、昭和の流行歌をお届けする《ミチカケガクダン》がお声をかけて頂き、
毎月第4金曜日に開催されている、
「ようなん塾」に出演してきた。
陽南地区(栃木県宇都宮市)の方々が、自由に申込みが出来る学びの場「ようなん塾」。

暑いからお客さまは少ないかもというお話でしたが、
な、なんと満席!
久しぶりにたくさんのお客様の前で歌った。

ミチカケガクダンは、
ボーカルは、ワタシ。ギターはヨッシー。そしてカホンのハカセさんの3人で構成されていて、
昭和の流行歌を演奏している。
3人ともこの日をとても楽しみにしていて、まさかの満席!
ありがたい事だ。

ライブ中、お客さまの表情が、笑顔で楽しんで聴いてくれてるのが分かった。
思い思いのリズムを取りながら聴いてくれていた。
その空間は、
お客さまとワタシ達との間に壁はなく、『同じ時間を一緒に楽しく過ごす』というとてもシンプルなもの。
“楽しいというエネルギー”は、
音から生まれて、お客さまとワタシ達の間を行ったり来たりして、
グルグルとなって回る。
なんて楽しいんだろう。
“音楽”がそうさせてくれるのだ。
音楽の力ってほんとに凄いなぁ。
そして、一緒に楽しむ手段として、
音楽はみんなに平等で最適だ。

地域の方々が、コミュニティーセンターに集まるって事もとってもいい。
そして、演奏後、
コミュニティーセンターの吉澤さんが、
「せっかく暑い中、出掛けて来てくださったので、まだ時間も大丈夫ですので、お茶でも飲んでゆっくりして行ってください」とみなさんにおっしゃっていた。
凄くいいなと思った。
地域の方々を大切に思っているのがよく分かる。
そして、コミュニティーの大切さ。
ワタシ、若い頃は、そういうものに対して感心もなかったが、
今は、地域のコミュニティーはとっても大切なものだと思う。
高齢者にとってとても大切なものだ。若い頃はどこでも一人で行けたけど、高齢者になると、一人でどこまでも行ける人ばかりではない。
そうなると、地域のコミュニティーってとても大切なものだと思う。

そして、コミュニティーセンターでの催し物に参加すると、
コミュニティーセンターの職員の方とも繋がるし、参加された方々とも繋がりが出来る。
1番大切な事って、「孤独じゃない」って事だと思う。誰かがいる。おしゃべりが出来る人がいる。

地域のコミュニティーセンターって、とても大切な役割をしていると思う。
ワタシも、歳を重ねながら、
地域のコミュニティーセンターとずっと繋がっていたいなと思った。

ミチカケガクダンでは、
出演依頼をお待ちしております!

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ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
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