2024/10/15
小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...
ワタシは小学校で読み聞かせボランティアをしている。
だいたい月に2回。
低学年を希望して、1年生と2年生のクラスを担当している。
理由は…かわいいから!!(笑)
反応がかわいくてかわいくて。
先日、「ゆうやけにとけていく」という絵本を読んだ。
作者は、ザ・キャビンカンパニーさん。
この作者の絵本は他にも持っているんだけど、絵がとっても素敵なの。
この「ゆうやけにとけていく」もすごく素敵。
色んなものが夕焼けにとけていく。
「ゆうやけにとけていく」が繰り返される。
とけていくとは、夕焼けに染まるって事なのかな。夕焼けに照らされているもの。
さて、1年生、この「とけていく」が理解できていないようだ。
そりゃそうだよね。難しいよね。
「とけていく」って使うのは、こういう時じゃないものね。
ワタシは反応を見ていた。
そしたら、だんだん、理解している様子。「とけめていく」のニュアンスを掴んできた。
それが、すごく嬉しかった。
話が進むにつれて、分かってくる。
ニュアンスで伝わる。これって素敵だし、凄い。
「ゆうやけにとけていく」
1年生じゃ意味が分からないかな。なんて思わないで読んでみる。
勝手にこっちが決めないことが大切な事だ。
子どもは、ちゃんと感じているのだ。
伝わっているのだ。
「夕焼けに照らされている」
「夕焼けに染まっている」ではなく、
“夕焼けが溶けていく”
なんて、素敵な感性、あのコたちは、ちゃんと感じていた。
ニュアンスというものは、ちゃんと伝わる。頭で考えるものではなく、
感じるもの。
そこに難しい言葉はいらない。
感じること。
“なんとなく”そう感じるとか、
こういうの大切だなって思う。
ガーンと意味が分かるものじゃなくて、ふわっと感じる事。
この世は、全て言葉で的確に表せるものじゃない。
的確に表せないものを、感じることを大切にしたいと思った。
子どもたちの目は、キラキラしていた。そう、ワタシたち大人だって、この時期があったんだ。
楽しいことを期待する目、忘れちゃいけない。
読み聞かせを通して、子どもたちに教えてもらっている。ありがたい。
コミュニティーラジオ「ハルとナオミのブラックホール」放送中。
ミヤラジFM77.3。
毎月第3火曜日15:00〜15:55。
次回は10月15日(火) 15:00〜15:55。
2024年10月18日(金)、
栃木県宇都宮市【カフェマリオ】にてBGM弾き語り。
15:00〜15:30
16:00〜16:30
チャージはなく、オーダーをお願いします。
ポロンポロンと唄っております。ふらっとどうぞ。
《カフェマリオ》
栃木県宇都宮市昭和2-9-20
tel:0286225666
小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...
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