[ Spinart(スピナート) ] - あらゆる表現者・アーティストと出逢えるサイト

Logo Mark連載記事

Logo Markなにか創るとうれしくてネットラジオ番組「WOORKSシミズのわくわくWOORKStyle」終了によせて

紫水勇太郎・清水 豊

株式会社4DT 代表取締役
株式会社ワークス 代表取締役
Spinart運営者


■ プロフィール

1966...

続きを読む

 私がパーソナリティーを務めさせていただいているRadio Camnetのネットラジオ番組「WOORKSシミズのわくわくWOORKStyle」の終了が決定した。というか、実を言えばこれは私の方から、大変申し訳ないが終了させて欲しいとのことでお願いしたもので、これについては、これまでお世話になってきた放送のプロデューサーでもある平松編集長に本当に申し訳ない思いでいっぱいだ。
 理由としてはまぁだいぶ一身上の都合なので具体的には書かないけれど、要は自分の力不足だし、これは本当に申し訳ないとしか言えない。

 思えばちょうど10年なのである。
 あの東日本大震災の翌年の2012年の5月、私たちの会社であるワークスが立ち上がってまだ1年半ほどで、そこに震災があって、そもそも立ち上がりで厳しかった会社の基盤に受注キャンセルなどの打撃も加わり、見通しとしてはだいぶ厳しい状態になっていた頃、しかし自分達の気持ちとしては前年の震災直後の時期に(MdN塩見さんのお陰で)出版させていただいた初の著書「facebookデザインブック」がヒットして(これもMdN塩見さんのお陰で)、続編である「facebookデザインブック〜ステップアップ活用編」も超速で重版して、さらに「facebookアプリブック」、そして「facebookデザインブック 改訂版」と立て続いていた時期でもあり、経済的にはだいぶ厳しかったけれども、しかしだいぶ鼻息は荒かったなぁと思い出す。だって2012年はさらにこの後も、MdNさんの「WebCreators」に記事を書かせていただいたり「facebookデザインブック〜ステップアップ活用編 改訂版」も出版したし、そうだ「月刊MdN」にも書かせていただいたりしたっけなぁ(遠い目)。

 そう言えばこの番組、開始当初は毎回ゲストをお迎えしてお話を聞かせていただいていたものだった。原則として私が直接お逢いできる範囲の方たちなので多くはこの那須高原周辺の方々だったけれども、レジャー関連、宿泊業、第一次産業関連、地場生産品販売、地域振興、癒し、と言った那須高原という観光地ならではの方々や、那須町の町長や栃木県議、那須町役場の職員等の政治や行政関連の方にもお話しいただいたりもしたっけ。さらに那須以外からは、マーケティング、持続可能経済、企業コンサル、映画製作、日本語教育、子供育成、IT関連、出版関連、等など、本当に幅広いみなさんにお話をいただいた。2015年12月でこのコーナーが終了するまでのべ34人の方が登場。こうして数として見るとそれほど多い数ではないようにも思うけれども、みなさんの活動の幅の広さはすごいなと改めて思う。
 印象深かったと言えば、第25回には放送開始2周年記念とか言って、前出の平松将史編集長にも登場いただいたっけ。この時はなんと岡山まで行って(仕事で神戸に行ったのでついでに足を伸ばしたんだけど)話を聞かせていただいたんだよなぁ。実はこの時、直接お逢いするのは初めてで(いつもメール中心で時々電話だったから)、でも初めてのような気がしなくて、どうにも不思議な感覚になったものだった。岡山もよかったなぁ。朝散歩がてら行った岡山城のことは今でも鮮明に覚えてる。
 そうそう、第37回に放送開始4周年記念スペシャルとか言って、「WOORKSシミズのわくわくWOORKStyle」の前の番組だった「那須がままLet It NASU-Be」時代にアシスタントを務めてくれていたなっちゃんに出てもらったのも懐かしい。「那須がままLet It NASU-Be」の放送当時はまだ20歳ちょいの女の子だったなっちゃんが2児の母になっていて、なんか不思議とほのぼのした気持ちになったものだった。そう言えばこの時も確か群馬まで出かけて収録したんだよなぁ。赤城山がきれいだったなぁ。
 そう言えば、今私がアシスタントを務めさせていただいているYouTube番組「Crazy NOVAのNO VAnity!」のメインパーソナリティーの野林徳行氏にも、その著書「とことん観察マーケティング」についての話をしてもらったりしたっけ。そう言えばその後飲んでる時に今の野林夫人に電話してたなぁ。もちろんこの時は、この二人がその5年後に結婚するとはまった思ってなかったけど。

 そんなこの番組もやがてミュージシャンのみなさんの楽曲を紹介するのがメインになっていった。
 音楽の紹介は番組開始当初からやっていたんだけれども開始当初は1回に1組だけ。それがありがたいことに段々楽曲が集まってきて75回目からは毎回2曲、そして112回目からは3曲になった。
 紹介させていただいた楽曲は約200曲(数えてみたけど途中で投げ出してみたw)…こうやって見るとそれほど多くないね。まぁ月1回放送だから仕方ないか。
 でもありがたいことに、今現時点でも1年先くらいまでの予定が埋まるくらい応募をいただいていて、そんなみなさまには、今回こうして番組が終わってしまうことで、せっかく応募いただいたのに本当に申し訳ないと思っている。いずれまたこの手の番組をやることがあったり、もしくは場合によってはYouTube番組「Crazy NOVA's NO VAnity!」の中でとか、どこからなんらか紹介させていただければとも思ったりしているので、もちろん今時点では約束はなにもできないけれど、楽しみにしていただければと思う。
 それにしても、今までオンエアさせていただいたアーティストのみなさんのリストを眺めていて、その名前からその時オンエアさせていただいた楽曲の出だしなり一部なりを思い出すことのできる方のなんと多いことか(あ、私、人の名前とかを覚えるのが実は超苦手なので、普通はすぐに忘れます)。みなさんそれぞれ本当に個性的で、またその個性を表現するための工夫や試みが本当に素晴らしい方々だった。そしてこうした方々を思い出せば、やはり大切なのはコンテンツ・ファーストなのだと改めて思うし、そのコンテンツへの興味を高めるためのブランディングがいかに重要かという点についても再度強く思わされる。いくらマーケティングやプロモーションに力を入れたところで、やはり根っことなるコンテンツがダメならそれは人の心になにかを残すものにはならないということなのだ。

 そうそう、実は番組の中でもっとも長い時間を占めていたのは、藤田拓人さんとやっていた「クリエイティヴWOORKStyle」のコーナーだったなぁ。
 このコーナー、当初は自分達の仕事に関する内容にリンクして、Webプロモーションやらその手法、合わせて、Web周辺における新しい情報などを伝えていこうなんてことで始まったけれども、当初は、iPhoneの普及があったりSNSの普及や進化があったり、それに関連した各種サービスやアプリ等でも面白いものが多かったりしてだいぶ楽しかったし、自分達でもやはり、なにか新しいものが作り出せるような気持ちにもなっていたものだった。
 しかしその辺りの進化も成熟して、大手が個人スタートのアプリやサービスを買収しまくった挙句つまらないものにしてしまったり、またAppleの方向性が変わってきたような気がしたり、いろいろな動きがどうも面白いもので無くなってくると、いつしか毎回拓人さんが入手する新しいなにかを紹介するコーナーになっていて、まぁそれはそれで面白かったけれども、だいぶ方向性は変わったよねとは思ったりもする。
 まぁこの辺はそれこそ行き当たりばったりでやってきたことで、そういった変化も自然なことと思うし別にいいんだけれど、内容によってはリスナーのみなさんにも分かりにくかっただろうなとか、そういう反省はもちろんある。
 とはいえ、途中からは拓人さんのお陰で動画も同時収録するようになって、このコーナーだけのYouTube動画も公開するようにしたから、その辺もだいぶ解消はされたし、むしろYouTubeの方が面白くご覧いただけたのではないかとも思ったりするけれども…問題は長いってことかなぁ…毎回40分、下手をすれば1時間以上喋り倒すので、視聴者のみなさんにはなかなかしんどかったかもしれない…いやだって気がつけばそのくらい行っちゃう…というか、そもそもきっと拓人さんは短く抑える気がなかったと思うものw
 ということでこのコーナーは、もしかするとYouTubeの方だけつづくかもしれない…いや、ラジオを収録する義務感がなくなることで自然消滅する可能性もあるけど。

 ということで「WOORKSシミズのわくわくWOORKStyle」が終わる。10年だ。前身の「那須がままLet It NASU-Be」の2年間を合わせれば、平松編集長には12年もお世話になっていたことになる。干支が一回り巡る時間だ。歳もとるわけだ…「WOORKSシミズのわくわくWOORKStyle」のスタート時点で45歳、「那須がままLet It NASU-Be」のスタート時点なんて38歳だもんなぁ…今から思えば遠い昔だ。
 その間できるだけ機会をとらえては「考えよう」的なことを言ってきたつもりだけれども、いかんせん力不足は火を見るよりも明らかというか、もうまったく一度たりともそれに対しての反応はなかったなぁと思いつつ、実際世の中も大して変わらずむしろ悪化しているようにも思えて、それが大勢の是とするところなら仕方がないなとも思う今日この頃、いい加減最後の作品でも作ったら、それこそ本当のサヨナラでもしようかなと思ったりもするのである。

 とまぁ最後に事寄せてまた愚にもつかないことをダラダラと書いてしまっているが、ともあれ、まずは平松編集長に本当に心からのお詫びと感謝を。また、きっと多くはないと思うけれども(こういうデータが分からないってのも問題なんだよなぁ…)番組を聞いてくださって、私たちの戯言におつきあいくださったみなさまにも、出演いただいたみなさま、オンエアさせていただいたアーティストのみなさまにも感謝を。
 番組はなくなってもこのサイト「Spinart(スピナート)」はまだつづけさせてもらえると思うし、YouTube「NO VAnity!」もできるだけつづけていきたいと思う。また同時に私たちのうさぎのYouTube動画「うさぎのうみちゃんねる」も引き続きご覧いただければと思う。
 そして引き続き、できるだけ多くの素敵なコンテンツやその作り手のみなさんを紹介していければと思う。

この記事への感想はこちらへどうぞ

この記事への感想を送る


紫水勇太郎・清水 豊

株式会社4DT 代表取締役
株式会社ワークス 代表取締役
Spinart運営者


■ プロフィール

1966...

続きを読む

関連記事

準備中