2019/07/22
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さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...
先日第1回目の連載記事を書かせてもらいまいした。担当の方からは「もう少し内容を深掘りしてもよいのでは?」とアドバイスをいただきました。
確かに、あれこれと端的に書きすぎてよく分からなかったという方も少なくなかったでしょう。というわけで、今回はギターのナットについて触れてみたいと思います。
ナットとは、ヘッドとネックの間にある弦を通す溝の部分です。ただ弦を通す部分とだけ認識している人もいるのでは。
確かにそうではあるのですが、ここが実は奥が深いポイントなのです。
ナットだけでも多くの種類が存在します。牛骨、樹脂、象牙など素材もマチマチですし、それをオイルに漬けたものまであります。
素材によっても音が変わってしまうと聞けば、もはやおざなりにはできないでしょう。それくらい実はシビアな部分だったりします。
まぁ音色を求めてナットを交換する人は相当なギター好きだと思うので、趣味程度にやっている人はそこまで気にすることはないでしょう。ただ、調整はしておかなければいけません。
まず、自分が使用する弦の太さとマッチするようにしておく必要があります。極端な話、弦の太さによってはナットに挟まらなかったりするので。
スティービー・レイ・ボーンなんかは 13-56というとんでもなく太い弦を使っていたため、市販のギターではまずナットに上手くはまりません。自分の使用する弦に合わせて溝の太さを合わせておきましょう。
また、ナットは音色だけではなく、音のビビリに影響を与えることもあります。弦が溝には通ってはいるものの、ナットの内部で動いてしまうことがその原因です。
実は私自身その経験がありました。クラフトマンに見てもらったところ、どうもナットの溝に弦がうまくはまっていなかったようで。
その時は溝の中にさらに小さな溝を作ってもらい、弦が固定されるように調整してもらいました。おかげでビビリの問題はすんなりと解消されました。
ナットは楽器屋さんでも売られているし、自分で交換や調整をすることも可能ですが、私はクラフトマンにお願いすることをおすすめします。かなりシビアな調整が要る箇所なので、プロの目でみてもらった方が間違いは少ないです。
それでも自分でやりたいという方はこちらのサイトをご参照ください。
デジマート地下実験室・ナットを交換するとギターの音はどう変わるのか?
スティービー・レイ・ボーンに憧れて、その昔アーニーボールの12−56弦を買ったことがあります。当然ナットには収まりきらなかった訳ですが、メンテナンスのメの字も知らなかった当時の私はそのまま使い続けていました。当然上達もしなかった訳で。
今思えば、ナット調整くらいはしておけば良かったと思う限りです。全力でギターさんに謝りたい。
ちなみに今はRegular Slinky(10-46)を使用しています。無理はいかんね。
yosukekosaka
博士(理学)を持つ現役WEBライター。
民間の企業で働く傍ら、ライティングもこなす。職業別年収・ゴミ回収・英語学習・外国人労働者・英語ニュースの翻訳など、幅広い分野で執筆活動を続けている。
一方で、学生時代からの趣味であったギターも続けており、現在の手持ちは5本。最近は子供のオモチャと化しているが、情熱は今も変わらず持ち続けている。
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