[ Spinart(スピナート) ] - あらゆる表現者・アーティストと出逢えるサイト

Logo Mark連載記事

Logo Markアーティストの主張VI(ファイブ)・Godfrostの1st. アルバムに収録の楽曲「Ephemeral Symphony」にリードギタリストとして参加した韓国在住の超絶シュレッドギタリスト・VI(ファイブ)がギタープレイや機材について語る!

アーティストの主張

Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...

続きを読む
■ プレイについての技術解説

Frostさんからは、「リード部分全般と、美しいメロディー部分を活かしつつアレンジしてください」とのことでした。
デモ音源を初めて聴いたとき、サビのメロディーとバッキングがとても美しく感じたので、その美しい部分を損なわないよう弾いています。
リード部分に関しては、サビを引き立てるために「割と無機質で、そしてサビでドラマティックに美しく」を意識しました。
そして様々なスケールを使用しています。
基本ナチュラルマイナーで構成され、時折ハーモニックマイナー、ペンタ、ディミニッシュ、ホールトーンなどなど。
コードトーンでコード感をだすより、スケールを多用しサビとの相対性を演出しています。

技術的なことを言うと、スウィープ、タッピング、エコノミーピッキング、オルタネイトピッキングなど、所謂 ”シュレッド系ギタリスト” の技を多用しています。
Frostさんから「Ⅵはリードが達者なので」と言われたので(笑)弾きまくってしまいました!

自分が得意とするギター演奏と、Frostさんのコンポーズが融合し、新たな一面が表現できたと考えています。


■ 使用機材について

使用ギターはIbanezの7弦、RGMS7-BK。
元々7弦ギターに興味はなかったのですが、以前別件でギターの録音を依頼されたときに、どうしても7弦ギターが必要となり、時間がなかったので、翌日配送可能かつかっこ良くてコスパ良さそうなやつ(笑)で探したら、上記ギターがヒットして!
それで急遽、初めてインターネットで購入しました。

当初は録音のみに使用して、すぐ売却する予定でしたが、今はその7弦ギターがメインになっています(笑)。それほど気に入っています! 兎に角見た目が最高で、ファンフレットがインパクト大です!
初めての7弦ギターでしかもファンフレットだと、弾き心地を心配しましたが、全く問題なく、マルチスケールなので弦のテンション感がすごく良くて、チョーキングやビブラートも普段の6弦ギターよりむしろ逆に弾きやすいです。低音も高音も芯があり、輪郭がはっきりしているので、激しいゴリゴリの低音リフから、ピロピロ早弾きソロまでこれ一つで何でもこなせるので重宝しています!


■ 音創りに関して

Neural DSPの「Archetype:Petrucci」のプラグインを使用しています。
クリーンからハイゲインまで、幅広く音創りができることと、やはり特筆すべき点は、ギターのチューニングを一瞬で変えることができる、トランスポーズ機能です!
結構様々なチューニングでギターを弾くことが多いので、この機能は本当に便利で、いちいちギターを持ち替えなくていいですし、チューニングの時間も省けます。

ちなみに今回の曲「Ephemeral Symphony」ではそのままレギュラーチューニングで弾きました。

私…7弦ですから…結局トランスポーズ機能使ってませんけど?(爆) ええ(笑)。


以上、Godfrostの1st. アルバムに収録の楽曲「Ephemeral Symphony」にリードギタリストとして参加した、韓国在住の超絶シュレッドギタリスト VI(ファイブ)がギタープレイ解説と、使用機材について語りました。


VI(ファイブ)
韓国在住の日本人超絶シュレッドギタリスト。
Gods of DecayのギタリストFrostによるソロプロジェクトGodfrostがヨーロッパのレコードレーベルからリリースした1st. アルバムにてギターインストナンバー「Ephemeral Symphony」のリードギターを担当。超絶ギターを披露し話題となる。
現在は韓国に在住しながら、様々なアーティストのサポートギターや、ボカロPとしても活動しており、幅広く自身の音楽活動を行っている。
今後Godfrostのリードギタリストとしても活躍が期待されている。

Godfrostの詳細はこちら。
アーティスト紹介・Godfrost

VIさんのX(旧Twitter)

VI(ファイブ)さんが参加している楽曲「Ephemeral Symphony」が聞けるGodfrostさんの1st. アルバム「Godfrost」

Gods of DecayのギタリストFrostによるソロプロジェクトGodfrostの1st. アルバム。
2023年12月27日リリース。

デジタルサウンドと、メタリックなギターを中心としながらも、アコースティック曲も収録するなど、単なるデジタルロックやメタルを超越した幅広い音楽性と、Frostの日本人離れした作曲センスに加え、あくまでメロディアスでありながらも破壊力のある個性的な作品。

ヨーロッパのレコードレーベルと契約し、その1st. アルバムで全世界デビュー、そしてiTunes Storeメタルチャートで1位を記録した「東京発、世界基準のポストグランジ/ゴシックメタルバンド」Gods of DecayのギタリストFrostが、自身のソロプロジェクトGodfrostとしてヨーロッパのレコードレーベルと契約しリリースした待望の1st. セルフタイトルアルバム(デジタルCDは2024年1月23日リリース)。

リリース:2023年12月27日
フォーマット:CD
購入は以下の各サイトからどうぞ。
ディスクユニオン
デジタルアルバムはiTunes Store、Sliptrick Records公式サイトなど2024年1月23日から発売開始。

Sliptrick Records オフィシャルサイト


アーティストの主張

Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...

続きを読む

関連記事

準備中