連載記事

メンテは楽器への愛ゲンナリしない弦の張り方

yosukekosaka

博士(理学)を持つ現役WEBライター。
民間の企業で働く傍ら、ライティングもこなす。職業別年収・ゴミ回収・英語学習・外国人労働者・英語ニュースの翻訳など、幅広い分野で執筆活動を続け...

続きを読む

ギターを弾くのに必ず必要なもの。いくつかありますが、その中の1つはそう、弦です。弦がなければ音は鳴りません。

そこで今回は弦の貼り方、巻き方について触れてみたいと思います。

まず弦の種類についてですが、これはもう皆さんの好みで選んでしまえばいいと思います。ただ、「どの弦が自分に合うか分からない」という方のために、簡単に種類を紹介したいと思います。


(1) 弦の太さ

・細い弦
エクストラライトゲージ、スーパーライトゲージなどといったラインナップがあります。(.008-.038)や(.009-.042)あたりが一般的な太さでしょうか。

細くて押さえやすいため、軽快な指さばきを求めたり、指の力に自身のない方は好んで使用する傾向があります。初心者にもおすすめです。

ただし、テンションが低いため、弦が暴れてビビりやすくなるという難点があります。

・中間の弦
ライトゲージなどと呼ばれます。(.010-.046)が一般的な太さです。

この弦は何よりもバランスが良いのが特徴です。多くのミュージシャンが愛用しています。

どれにしたらよいか分からない場合、まずはこの弦を選んでみてはいかがでしょうか。

・太めの弦
ミディアムゲージ、ヘビーゲージなどがあります。太さは(.011-.049)、(.012-.052)など各種あります。

重厚感があるため、メタルやハードロック向きの弦と言えるでしょう。テンションが高いため、弦を押さえる力が必要となります。

ドロップチューニングにしてテンションを抑えると同時に、さらに重厚感を増すという荒技もありますが、初心者の人はあまり手を出さない方がよいかもしれません。

・カスタムゲージ
1〜3弦は細め、4〜6弦は太目がいいなど、弦1本1本の太さにこだわりを持つ人もいます。弦はバラ売りもしているので、好みの太さを組み合わせるとよいかと思います。パックの方が値段は安いため、金銭的な覚悟は必要です。

また、メーカーによってはカスタムゲージを前提としたパック売りもありますので、好みのラインナップがあればそちらに手を出すのがよいかと思います。


(2) 弦の素材

・ニッケル
高品質な弦にはニッケルが多用されています。比較的安価で錆に強いという特徴があります。

ニッケルは強い磁性体です。なので、磁石が含まれているギターのピックアップとの相性が良いと言われています。

・コーティング
ニッケル弦の表層を薄い被膜で覆ったタイプです。独特の触り心地に加え、寿命が長いということもあり、熱狂的なファンもいます。Elixirが有名ですね。

デメリットは、何といってもコストがかかるということです。一般的なメーカー品の倍くらいはします。

次に、弦の張り方です。まず古い弦はニッパーなどで切断し、金属ゴミとして出してしましょう。一まとめにして丸めておくとまとまりやすくなります。

新しい弦は、1本1本丁寧にブリッジから通していきます。ペグに通して巻いていくのですが、ここで重要なのは弦の長さ。

ペグに巻く巻数が少ないと緩んでしまう可能性がありますが、巻数が多くてもチューニングが狂いやすくなることがあります。使用しているうちに弦は伸びていくため、弦が長いとその分影響を受けやすくなるためです。

これも本当に好みが分かれるところなのですが、私は低音弦は「2周半」、高音弦は「3周半」としています。ペグの2〜3個先を目安にニッパーで切りましょう。

ペグ穴に弦を通した後は半周程度回し、弦に折り目を付けておくと巻きやすくなります。その後は緩みや重なりがないようしっかりと巻き上げます。ストリングワインダーを使うのが断然おすすめです。

弦を張った後は張り終わった弦をギターに対して垂直方向に引っ張り上げる動作を繰り返すとよいでしょう。新品の弦はまだ伸びきっていないため、そのまま使用するとすぐにチューニングが狂ってしまうからです。

安定してきた頃合いを見計らってチューニングをすれば完成です。

ここで何度も触れてきましたが、弦の張り方やチューニングも好みが別れます。「こだわりの塊」で知られるエリック・ジョンソンは、チューニングの際、まずは3弦~1弦を、その後4~6弦を調整するのだそうですよ。

チューナーについて

チューナーも様々な種類があります。シールドを繋いで調弦するタイプが最も多いかとは多いますが、最近ではクリップチューナーを愛用している人も増えてきています。

衝撃を受けたのはTC ELECTRONICのPolytuneでした。何とこのチューナーは1〜6弦を同時に鳴らしても、全ての弦の音程を拾ってくれるのです。

比較的最近になってクリップタイプも販売されているようなので、少し高めではありますがおすすめです。

さらに衝撃を受けたのが、Roadie2です。元々はクラウドファンディングにより先行販売していましたが、最近になって日本でも通常販売されるようになりました。

何とこのRoadie2、電動ワインダーとオートチューナーが一体となっているのです。ペグに付けて弦を鳴らせば自動的に調弦してくれるのだとか。
Roadie2オフィシャルサイト

今後も画期的なチューナーが現れるのでしょうか。

この記事への感想はこちらへどうぞ

この記事への感想を送る

yosukekosaka

博士(理学)を持つ現役WEBライター。
民間の企業で働く傍ら、ライティングもこなす。職業別年収・ゴミ回収・英語学習・外国人労働者・英語ニュースの翻訳など、幅広い分野で執筆活動を続け...

続きを読む