2020/08/31
今回は、誰しも経験しているであろう挫折について。
とは言え、過去の挫折をいつまでも引きずるような後ろ向きな話しではなく、生きていく中では、それも必要なコトでしょう!というお話しを。
まぁ、ひと口に挫折と言っても、その大小も人によって様々ですよね。
で、自分の場合はどうだったのか!?
経験した挫折が、その後の人生にどんな影響をもたらしてくれたのかを、書いていこうかと思います。
小さい小さい挫折はさておき…、
自分が最初に味わった大きな挫折はというと、高校生の時ですかね。
小さい頃から野球が大好きで、気持ち的には野球ひとすじ!な子供でした。
更に、(自分を)野球選手にしたいという親父の期待ともマッチして、小学校に上がる頃には、かなり厳しく鍛えられていたかと。
キャッチボールひとつでも、近所の子がお父さんと楽し気にやっているような…そんな雰囲気ではなかったですからね。
そんなスパルタな環境で野球をやっていたのもあり、肩の強さや投げるの球のスピードなんかは、何となく周りの子よりは力があった気がします。
まぁ、足は遅かったですケド…(笑)。
そんな流れで、3年生の時に浦和のリトルリーグのテストに合格して、4年生になる頃には6年生が主体のレギュラーチームに。
その後、親父の転勤で愛知県に移り、団地の少年野球チームに入り、キャプテン&エースとして当時の中日ドラゴンズ・中監督主催の大会で優勝。
更に、中学・高校では、1年生の早い時期から試合にも出して貰い、自信満々な野球小僧でした。
ところが…です。
高校2年になり、先輩を追い抜いて一気にエースの座を狙おうと、日々ハードなトレーニングを積んでいたところに、後輩の1年生で凄いヤツが入ってきたんです。
体格もさることながら、中学から上がってきた時点で、自分が1年間みっちり鍛えて、10キロ以上アップさせた球速を、既に超えている感じでした。
その時に、初めて“ヤバイな…”と。
余談ですが、この後輩は当時の近鉄バファローズのスカウトもチェックしていたらしいです。
それまで同学年の選手にさえなかったのに、ましてや後輩の選手に追い抜かれるなんて経験がなかったので、それはそれは動揺しまくりでした。
ちょうどその時、少し肩が痛かったのですが、焦りから無理して練習を続けて、顧問の先生には内緒にして試合でも投げていた影響で、完全に肩を壊してしまいました。
その後は、当然のようにレギュラーの輪の中からも外れ、すっかり気落ちしてしまい、その挫折感に負けたまま野球から離れてしまいました。
先生は、自分のバッティングを評価してくれていて、“バットの振りはピカイチなんだから、野手としてやればいいじゃないか”と言ってくれたのですが、小学生の頃からずっとエースとして投げ続けて、ピッチャーじゃなきゃ野球をやる意味がない…という、ホントくだらないプライドしかなく、挫折を知らないヘタレ小僧だったのです。
結局のところ、いつも何となく周りの環境や巡り合わせに恵まれていただけで、真の実力があるワケでもないのに、常に中心選手でいることが当たり前…という中で野球をやってきて、挫折を味わうコトなく高校まできちゃったんですね。
そして、肩を壊したっていうのは小さな理由に過ぎず、一番は中心選手という立場を逃してしまったコトを跳ね返す精神力がなかった…と。
当時の自分でも、それは一番よくわかっていたので、そういう自分に対しての失望感と、期待を裏切って親父をガッカリさせてしまったというところで、しばらくは腑抜けな高校生活でしたね。
その後、高校を卒業して、ドラムに打ち込んでいくワケですが…。
この時の悔しさと言うか、途中で投げ出してしまった後悔がずっとありまして、何かにとことん熱中して取り組みたかったんです。
で、自分にとってのそれは何だろう?と考えた時に、ドラム(音楽に打ち込む)以外には考えられなかったと。
ただ、当時はホント気合い以外は何もないという、どアマチュアな田舎者でして(笑)。
野球とは違って教えてくれる人もいないし、何の伝手もコネもない…まさにゼロからの出発でしたが、つまんないプライドもゼロでした。
案の定、最初に拾って貰ったバンドは、3か月でクビになるし(笑)、いきなり挫折感たっぷりのスタートでしたが、(ドラムに於いては)自分がナンボのものか!?は痛いほど自覚していたので(笑)、辞めようなんて考えるコトは一度もなく、練習を積めば必ずチャンスがくる!と信じて、毎日叩きまくっていたと思います。
25歳くらいから、幾つかのオーディションを受けていましたが、ある時ロッキンfの一般公募オーディションで森川さんと出会いました。
そして、そのバンドは短命でしたが、そこからTHE POWERNUDEが始まり、ようやく描いていた夢が少しずつ形になっていくワケですが、その中でも当然!しんどいコトも多々あったし(と言うか、しんどいコトの方が多いかな!?)、音楽以外の人生に於けるトコでも、病んでもおかしくない程のキツい経験をしましたが、やはりこの時の挫折を自分なりに消化出来たコトが、自分を強くしてくれたと言いますか、その後もアレコレと訪れる困難も、しっかり乗り越えられる力を養えたと思います。
恋愛とかもそうだと思うんですが、フラれたりするのはツライものですが、それを経験して乗り越えていくコトで、痛みもわかるし、人にも優しくなれますよね。
というコトで、まだまだ大きな挫折感を味わうコトがあるかもですが、これまで乗り越えてきたように、そういう1つ1つを人生のパワーに換えて、日々精進していきたいなと思います(^^♪
公開から3ヵ月、9万回再生を突破!!
3分でエナジー満タン!!
突き抜けるドライヴ感とキャッチーなメロディ。
ヘヴィなグルーヴも併せ持ったHyper Rock 'n' Roll Tune!
2nd Mini Album『Treasure Box』からのMV第2弾
“Top Dog”Official Music Video!!
Directed & Music Video Works : Kunihisa Kobayashi
Executive Producer : mk@jeepster
Dog : Pinoco
2nd Mini Album『Treasure Box』からのMV第2弾
“Top Dog”Making Of The Video!!
Cam : mk@jeepster
Staff : Masumi
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