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Logo MarkThe Great Journey最高のパフォーマンスを発揮するために必要なものは技術だけじゃない?

沢木 優

・1967年5月12日 福岡県大牟田市生まれ
・埼玉県出身
・血液型:B型
・LINX / 元THE POWERNUDE のドラマー。
・...

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前回の記事で、レコーディングの準備について書きましたが(※この記事の下にリズム隊リハの動画を載せたので、良かったらご覧下さい!!)今回はもっと大きな括りでのお話し…最高のパフォーマンスを発揮するためのコンディショニングの話しを。
ドラム以外のパートでも、バンドとは違う形態の音楽でも、コンディションを整えるって、とても大切かなと思うのです。 ましてや、それが人様からお金を取ってやるものであれば、尚更ですね。
あくまで、これまでの自分の経験からなる話しと言うか考え方なので、当然!フィットしない方もいると思いますが、多少なりとも参考になるケースがあれば嬉しいです。
ひと口に“コンディショニング”と言っても、色々な意味合いがありますが、例えばレコーディングやライヴなどに向けての“準備”としてだけでなく、実際のレコーディングやライヴでの“リアルタイムの修正”をも含めたコンディションという視点で書いていきます。

結論から書いてしまうと…、
自分が思う、万全のコンディション作りや、それをキープするのに必要なモノは、技術的なコトはもちろんですが、やはり経験とメンタルが重要なのかなと感じています。

まずは、“経験”というトコで、自分のケースを少し振り返ってみますが…。
以前、所属していたTHE POWERNUDEから、ようやくプロフェッショナルな環境で活動出来るようになりました。
それまで活動していた無名のアマチュアバンドとは、レベルも厳しさも活動規模も全く別次元で、最初の数年はそれこそ、時よりイップスに陥るコトがあるほど、常に追い込まれた状態で叩いていましたね(笑)。
まぁ、当時はリズムの精度や安定感など…力不足な要素が多くあったので、苦しむのは当然と言えば当然でしたが。
課題があるコトは重々わかっているケド、それをどう克服していけばいいのか!? この疑問と絶えず向き合いながら、休む間もなく続くツアーやレコーディングに臨んでいました。

当時の本音でいうと、1人でじっくり時間をかけて答えを見つけ出したいところでしたが、個人のためのバンドではないし、バンド自体はどんどん進んでいくワケで、待ってはくれませんから、何が何でも食いついていくしかない…と。
出口が見えない苦しい状態ながらも、何とか試行錯誤を繰り返して、凌いでいた気がします。
そうこうしているうちに、何年目かのレコーディングで、ようやくその答えを見つけて、トンネルから抜け出すきっかけを掴んだワケですが…。
そのきっかけは突然訪れたのですが、決して偶然ではなかったと思うんですね。
と言うのも、力不足だった自分なりに、実践していたコトがありまして。
それは、ただ闇雲に練習するのではなく、自身に(具体的に)何が足りなのか?何故出来ないのか?何処を修正すれば解決出来るのか?を、いつも考えながらやっていたというコト。
やはり、何でもそうですケド、漠然とやるだけでは成長しないと思うので。

苦しんだ時期の、この積み重ねによって、自然と自分の状態を客観視するクセを付けられたんだと思います。
そして、“自分で気付く”という力が徐々に備わってきて、修正能力を身に付けられたのかなと。
例えば… 自分のドラミングがバラついてくる時の原因というかクセが、あるパターンの時に起こりがちなコトに気付きまして、更に!そのパターンそのものだけでなく、その何拍か前から、そのクセが始まっていた…というのが見えたんです。
そこからは、劇的に的確な修正が出来るようになりました。
なので、ステージやレコーディング本番で、調子が悪い時も、若い頃のように大崩れするコトが、なくなったのかなと思います。
今思えば、実力がないなりにも、この“もがき続けた経験”がとても大きな財産になっているなと感じます。

それともう1つは、メンタル面ですね。
以前は、課題を克服出来ず自信の無さがステージにも出てしまい、悔しい想いを…なんて場面もよくありました。
特に若い頃なんかは、その日の調子によって、パフォーマンスの良し悪しが大きく左右されていたので、毎回気が気じゃない!と (笑)。
今で言うと、レコーディングに向けて精度を上げていこう!という時や、ライヴ本番などでも多々ありますが、実際いつも調子が良いワケではありません。
それまでスムーズだったトコが、突然バタついてみたり、自分が狙ったタイミングで気持ち良く叩けなかったり…なんてのは、当たり前にあるワケです。
更に、ここ数年は年間のライヴ本数がかなり少ないので、調子をキープするのがとても難しい。
やはりカラダ的には、ある程度の本数があった方が、イイ感じをキープ出来ますからね。
なので、今なんかは正直、ライヴの日に体調もドラムの調子も絶好調!なんて日は、1年に1~2回あるかないか…くらいです。
でも、そういうコトにプレイの出来が左右されず、“何があっても大丈夫”という安定したメンタルで入っていけるのも、やはり自分なりに解決方法を見出せたという、当時の経験のおかげだなと。

課題を克服出来ずに苦しい中でも、諦めずに色々と工夫したり考えたりして練習するコトは、本当に無駄じゃないんですね。
克服したという結果も、もちろん!大切ですが、実はその過程がより重要なのかも?と思ったりもします。
少なくとも、自分に於いては、技術面だけでなくメンタル面でも、大きな財産になっている気がします。
まぁ、資格勉強では、まさに今の自分がそうですが(笑)、今いろいろな意味で壁にぶち当たっている方々も、しっかり考えながら1つ1つ進んでいくイメージで取り組んでいくと、きっと答えが見つかると思うので、頑張りましょう!!

【LINX ~rhythm section rehearsal~】

バンドリハ再開が今月末からなので、定期的にベースの暁と2人で、リズム隊リハを。
コンビネーションを固めるだけでなく、バンドリハではなかなか出来ない、細かな確認作業も出来て、とても良い時間ですよ!!

【パグ犬】ピノ子☆Channel

YouTube
我が家の愛犬☆ピノ子(パグ犬 ♀)の成長記録&バカ親動画です。
地味ぃ~にではありますが、たまにモデル犬もやっています(^^♪
イケてるYouTuberさんのような凝った動画はありませんが(笑)、宜しくお願いします!!

【Top Dog】Official Music Video 4K

公開から7ヵ月、19万回再生を突破!!
3分でエナジー満タン!!
突き抜けるドライヴ感とキャッチーなメロディ。
ヘヴィなグルーヴも併せ持ったHyper Rock 'n' Roll Tune!
2nd Mini Album『Treasure Box』からのMV第2弾
“Top Dog”Official Music Video!!
Directed & Music Video Works : Kunihisa Kobayashi
Executive Producer : mk@jeepster
Dog : Pinoco

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