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Logo Markアーティストの主張Frost(Gods of Decay) ・Frostの機材、こだわりのサウンド

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Gods of Decayの音楽に対するこだわりは、まずサウンドから作られます。
今回は、僕の使用するいろいろな機材について、細かいご紹介をしたいと思います。

メインのギターは、Jackson USA Soloist Blackです。
これはJacksonのUSA製という事で、USA製は現在でも新品価格は50万位する高級感のあるモデルで、素晴しく重厚なサウンドのギターです。
ボディはアルダー、 ネックはスルーネックです。ピックアップはSSHで、Seymour DuncanのClassic StackとSeymour Duncan JBです。
Jacksonといえばメタルギターのイメージですが、僕は、そのJacksonで、あえてメタルをプレイしない、という事で、ギタリストとして人とは違うという個性を確立させています。

ギター弦は、ブラジル産のSGストリングスという弦で、こちらも僕のこだわりの一つです。
09〜46というモデルで、とてもパワフルな弾きごたえです。それでいて繊細さも感じるサウンドが素晴らしいです。この弦はサウンドのバランスが完璧な上に耐久性に優れてるという所も素晴しいですね。
こちらはGWNN Musical instruments Tradingという日本の正規代理店の古谷さんという方に、いろいろご相談したりして、大変お世話になっています。

エフェクターに関しては、レコーディングではLine6のPODシリーズを10年以上愛用していて、自分の中でも最高のプリセットセッティングも極めています。
基本的に僕はギターサウンドについては、アンプのサウンドより、デジタルなギターサウンドが好きなので、メインをLine出力にしていて、ライブとリハーサル、レコーディングもそれで行います。ギターアンプはメインには使用していませんが、Line6、Hughes&Kettner、JC-120を使っていて、Line出力とミックスしたりもします。

そして今回、僕は新しくSound Project "SIVA" という日本のエフェクターブランドとエンドース契約させていただきました。こちらは代表者でエフェクタービルダーの小澤さんにお話をいただいて契約させていただきました。
Sound Project "SIVA"のエフェクターは、デザインがアニメの美少女柄で、痛エフェクターとか、萌え系エフェクターといわれていて、すでに海外でも売れている人気のエフェクターである事や、サウンドクオリティも素晴しく、エフェクタービルダーの小澤さんの人柄も素晴らしかったので使用させていただく事にしました。
コンパクトペダルとギターアンプの組合せの魅力、というのはギタリストが弾いて、一番パワフルにギターサウンドを楽しめる事だと思います。それはアンプシュミレーターでは及ばない部分だとは思いますね。
これから、Sound Project "SIVA"を使っていろいろ新しいサウンドにチャレンジしたいと思います。

僕はGods of Decayで、アコースティックギターを使用する場合もあるのですが、アコースティックギターのレコーディングに今回、AUDIXのVX5というマイクを新しく導入しました。AUDIXのマイクは以前から愛用していて、お世話になっている正規代理店のキクタニミュージックさんにご紹介いただいて使用してみたのですが、AUDIXのVX5は、形状がダイナミックマイクですが、実はコンデンサーマイクで、驚いた事に、レコーディングにもライブにも使用できるという点が凄いですね。
コンデンサーマイクは、ライブには使用出来ないというイメージですが、その常識を打ち破る画期的なマイクで、これからもライブやレコーディングなどに使用したいと思っています。

今回リリースした、Gods of Decayの1st. アルバムの「Collective Psychosis」のサウンドについては、アナログとデジタルの融合をテーマに置いています。
Gods of Decayのサウンドは、今まではギター、ベース、ドラム、ボーカルだけでしたが、今回はプログラミングやリズムトラック、デジタルビートを取り入れてみました。
デジタル要素を加えながらも、アナログの音、生々しさを大切にしています。
なぜなら、最小限の楽器でリスナーの心の琴線に触れることができなければ、真のミュージシャンとは言えないからです。
最近の多くのミュージシャンはデジタルサウンドに頼りすぎていて、僕には不自然な音楽に聞こえます。
もちろん、エレキギターやアンプ、エフェクター、PC、サンプリング、プログラミングなどのデジタルツールを、僕らも使っていますが、それらはGods of Decayの音楽の装飾的な部分でしかありません。
Gods of Decayが目指しているのは、多くの素晴らしいバンドがそうであるように、ありのままの音楽、リアルな音楽でリスナーに感動を与える事だと思っています。
それが、僕の機材、サウンドのこだわりですね。


Frost(Gods of Decay)
ヨーロッパのジョージア人女性ボーカリストAnnaと日本人ギタリストFrostが2018年に結成した「東京発、世界基準のポストグランジ/ゴシックメタルバンド」Gods of Decay。
そのギタリストのFrostは、バンドのコンポーザーでヘビーなギターサウンドを中心としながらも、作曲面では美しいメロディに拘り「ヘビィで美しい楽曲」を作曲している。
唯一無二の独創的な音楽性、ゴシック感溢れるクールなビジュアルイメージ、情熱的で圧倒的な破壊力のあるライブパフォーマンスを武器に、Gods of Decayが東京から世界に向け挑戦する!

Gods of Decayさんの詳細はこちら。
アーティスト紹介・Gods of Decay

1st. アルバム「Collective Psychosis」2021年12月7日リリース!

Sliptrick Recordsの公式販売サイトDead Pulseより10月20日からCD先行予約受付開始。
レーベル : Sliptrick Records
フォーマット:CD/デジタル配信

Sliptrick Records
Dead Pulse Shop

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