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Logo Markアーティストの主張蜜音 MITSUNE・ベルリンで輝く津軽三味線

アーティストの主張

Spinart(スピナート)が主にTwitterで募集する「アーティストの主張」。
さまざまな活動をするアーティストさんたちの主張をガンガンご紹介していきます。
「ア...

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こんにちは! ベルリンを拠点にヨーロッパで活動している津軽三味線の蜜音(ミツネ)です!
このたび2nd. アルバムをリリースしましたので紹介させていただきます。日本の皆様にも聞いていただけたらすごく嬉しいです!

蜜音(ミツネ)はベルリンを拠点に活動する5人組のフォークフュージョンバンドで、メンバーは日本、ドイツ、オーストラリア、ギリシャから構成しています。
パワフルな津軽三味線のトリオをベースに、パーカッションとコントラバスで独創的かつ幅広い音を創作します。
蜜音は日本の伝統音楽を愛し、イースタンブルース、ジャズ、ロック、シネマティックミュージックのエッセンスを吹き込み、刺激的な音楽フュージョンを生み出します。

蜜音は三味線の伝統を尊重し、モダナイズし、この古典楽器を通して、民間伝承のイメージ、個人的および文化的な物語、生の感情を伝えます。
再考された日本のフォークソングと、妙技、ドライビングビート、ワイルドなグループボーカルに満ちたオリジナル曲の演奏と、ステージでは視覚的にも楽しい饗宴で、オーディエンスを魅了します。
伝統と前衛が出会う場所で、蜜音のパフォーマンスは常に存在する喜びとファンタジーの感覚に溢れています。


収録曲のストーリー

[ Side A ]

1. Hazama
日本を離れて、三味線を弾くというパラドックス。
別世界の異文化の中で揉まれ、価値観が広がっていった時に、何が正しいのか、信じていたものは実は間違っていたのか、混乱した、どこにも属さず宙ぶらりんの状態に、まるで世界の狭間に落ちてしまったような気がした。
そんな時に、少々意地汚くてもずる賢くても、ありのままの自分を受け入れようと思って書いた曲。

2. Kaigara Bushi
「貝殻節(かいがらぶし)」は、鳥取市に伝わる漁夫の作業唄を元に、1933年(昭和8年)に発表された新民謡・踊り。
かつて鳥取市を含む日本海沿岸では、ホタテガイ漁が盛んに行われており、底曳き漁で舟の櫓(ろ)を漕ぐ際に「貝殻節」が労働歌として唄われていた。
曲の後半はデザート・ブルース(Desert Blues=砂漠のブルース)と呼ばれるサハラ砂漠の遊牧民トゥアレグの音楽からインスパイア。海の音、砂漠の音、不思議と馴染むのは、遠くに住んでいても人々の心臓の奏でる音が同じだからだろうか。

3. Fusako no Hula
この曲は、メンバーの優花のおばあちゃん、山口房子さんに捧げられている。
2020年に帰らぬ人となった房子おばあちゃんはフラダンスが大好きで、ハワイ旅行に行ったことが一番の思い出だった。
曲の後半は、幼い頃にお母さんが優花に歌って聞かせた江戸の子守唄。
房子おばあちゃんは大阪府和泉市に眠っている。

4. Maru
ベルリンにて難民、祖国に戻れない人たちにたくさん出会った。
世界中が丸く収まり、手を取り合って一緒に楽しむ人々の輪を想い、日本のお祭りの音にラテンリズムのアクセントを加えてパレードのように踊り歩く感覚を呼び起こす曲を作りたかった。これ以上戦争が起こらないことを願って。

5. Roku-Go
『六-五』は単に曲のリズムの数え方を指す。
この曲は、6分の4、5分の4、4分の4の拍子記号が混在している。真ん中の拍子のパターンを覚えられるかどうか、トライしてみましょう!

[ Side B ]

6. Sakura
お馴染みの、さくらさくら。私たちは、この曲を別の方法で表現したいと思った。
伝統的なものから始まり、旅するようにアップビートして、ジャングルの中に咲き誇る桜。それは私たち蜜音のイメージ。
桜が育つ場所(日本)から遠く離れた場所でもしっかり根を張り、綺麗な花を咲かせよう。三味線を世界のみんなに聞いてもらいたいから。

7. Tosa Tango
中世の頃より青森県の十三地区に伝わる民謡「十三の砂山」をタンゴ調にアレンジ。
興国元年(1340年)十三湊を襲った大津波。十三湊の栄華を一挙に海底に葬り去り、死者十万人余。わずかに生き残った人々によって伝えられたこの唄の、悲劇的な歴史から憶い受けた音を加えた。津波で巨大な砂丘ができ、村人は困窮し、
「この砂の山が米の山だったらと思うと。」
と嘆いたという。

8. Berlin Lullaby
メンバーのティナが自身の赤ちゃんのために書いた子守歌。
太陽の光と静けさのような音。穏やかな午後にお昼寝をしているような気分。

9. Hotaru
「蛍」は、ムードとハーモニーの可能性を追求した曲。
シンプルに3本だけの三味線で、クラシックの要素を取り入れた挑戦。

10. Wind of Sand
ロンドンで活躍する津軽三味線奏者、一川響氏作曲の砂の風を、蜜音で編曲。
アラビアンナイトに誘うイメージ。


遠く離れた地、ベルリンから三味線の魅力を伝えられたらと奮闘しています。どうぞ、蜜音をよろしくお願いします!


蜜音 MITSUNE
ベルリンを拠点に活動する、パワフルな津軽三味線のトリオをベースに、パーカッションとコントラバスで独創的かつ幅広い音を創作する5人組のフォークフュージョンバンド。
日本の伝統音楽を愛し、イースタンブルース、ジャズ、ロック、シネマティックミュージックのエッセンスを吹き込み、刺激的な音楽フュージョンを生み出す。

蜜音 MITSUNEさんの詳細はこちら。
アーティスト紹介・蜜音 MITSUNE

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