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Logo Mark論理的ボイストレーニング英詞をより英語っぽく歌う為に〜その1:LとR

やま♪げん

Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...

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6月に入り、紫陽花の色づく季節になってきましたね~。同じ場所でも毎年違う色の花が咲くので、毎年毎年この季節が来るのが楽しみです。
それと共に梅雨の季節に入ってきて、お天気が崩れる日が多くなってきます。湿度も高めになってきますね。
シンガーにとって湿度が高いこの季節は喉が乾燥しづらくとても歌いやすい反面、5月後半のまるで真夏のような暑さからまた少し肌寒くなる可能性もあるため、体調管理の面から考えても油断せず気温の変化には十分注意しながら歌っていくことが大切だと思います。
歌っている時に少しでも喉の不調を感じたり疲れを感じたりしたら、無理に歌おうとせずしっかり休息して身体をいたわりましょう。そんな中どうしても歌わなければならないときは、歌う為の基本的な筋肉(声帯・表情筋・腹筋背筋)を正しく使う事に細心の注意を払って下さい。
人の身体(と心)は、自分が思っているより意外とデリケートです(*^_^*) 自分の身体の声を優しい気持ちで聞いて上げるようにして、梅雨の季節も楽しく歌っていきましょう!

さて!皆さんは、洋楽(特に英語の歌)を歌う事ってありますか? 私は、仕事柄英語やポルトガル語など欧米の歌を歌うことが時々あるのですが…。
いや~!外国語の発音って難しいですよね~(~_~;) 私は、英語の先生に「日本語は母音が強く、英語は子音が強い」と教わりました。(ここ数年。英会話のレッスンにいけておらずまだまだ英語は喋れないので、またレッスンを受講せねば…。先生。すみませんm(_ _)m)
皆さんが日本語を話しているときのことを考えてみて下さい。意外にもやもやっと喋っていても意味は通じると思います。勿論。私達が日本語の仕組みを理解出来ているからなのかも知れませんが、日本語は子音をハッキリ出さなくても意味が通じる言語だと思います。
対して。英語は口の周りや唇(筋肉で言えば口輪筋)や舌を巧みに使って、子音をハッキリ発音しなければ意味が通じません。それどころか、ちょっとした口の動かし方の違いで意味の違う単語になってしまうこともしょっちゅう…(~_~;)
と、言う事で、今回から洋楽を歌うときにより雰囲気を出す為の、ちょっとした発音のコツを書いていこうと思います。今回は、私が個人的に「こりゃ日本人には特に発音し辛いんじゃないかなぁ。」と思っている「L」と「R」の発音についてです。LとRって似ているようで全然違う発音なんですよねぇ。この二つの発音の口の形が違うだけでまるで違う意味の単語になってしまったり、両方連続で出てきたり・・・。両方とも日本語を発音するときにはまずしない口の形なので大変ですが、慣れてしまえば洋楽がよりカッコ良く歌えるようになること間違いなしだと思いますので是非マスターしてみて下さい!
因みに、今回の発音のコツは私の英会話の先生から教えて頂いたものを参考に書かせて頂きます。とてもわかりやすかったので皆さんのお役に立てれば幸いです。この場を借りて先生に御礼申し上げます。

LとRの発音の違い

LとRの発音の一番の違いは舌の位置にあります。私達が日本語の「ら」を発音するとき、舌の位置はどこにあるでしょう?確認してみて下さい。いかがですか?おそらく、硬口蓋(上顎)の前歯の後ろ辺り、くぼみ始める辺りに舌が当たっていると思います。ではLまたはRの時は舌はどの位置にあるのでしょうか?
先ず、Lの発音の場合。写真1をご覧下さい。舌先が舌の前歯の裏側にあるのが分ると思います。この状態で声を出してみましょう。おそらく「ア」と「エ」の中間辺りの声が出ると思います。
次にその状態で声を出しながら少し口を閉じて舌の腹の真ん中より少し前の部分を硬口蓋のくぼみに当てて離します。
対して、Rを発音するときは写真2のように舌が持ち上がります。まるで蛇がかま首を持ち上げるように。
この状態で声を出してみましょう。Lの時よりこもった声になると思います。
日本人の感覚からするとどちらもちょっと変わってるけどおんなじ「え」だと思いますが、英単語を発音する際には大きな違いになってきます。
例えば、「Right(正しい)」と言う言葉と「Light(光)」という言葉。日本人には同じ「ライト」に聞こえるかも知れませんが、舌の位置によって意味が大きく変わってくるのです。
これが、「日本語は母音が強く、英語は子音が強い」と言う事なのかも知れませんね。
もう一つ。日本人にとって難しいのは、この二つのアルファベットが同時に出てくる言葉の存在かも知れません。
例えば「Girl」や「World」または「All right」など短い時間の中で素早く舌を動かす必要があるため慣れないと難しく感じると思いますが、リラックス(ここが意外と重要だったりします(*^_^*))して最初はゆ~っくりとしたスピードで発音し、慣れてきたら少しずつ早く発音出来るように練習すると良いでしょう?

と、今回はここまで。次回は「F」と「V」の発音のコツについて書いていきます。
お楽しみに!!

【Live Information】

2022年
・7月9日(土):Majestic Sky(JOURNEY Tribute Band)@四谷SOUND CREEK Doppo
・8月13日(土):Do-ya! Live(やま♪げん弾き語り)@向島Nine Live

※チケットのお問い合わせは、各会場または「やま♪げんオフィシャルサイト」よりお気軽にご連絡ください。
 やま♪げんオフィシャルサイト

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スタジオレッスン:60分5,000円、オンラインレッスン:60分5,000円。
体験レッスン、随時受付中! お気軽にご連絡ください(^O^)/
※お問い合わせは、アーティスト紹介ページをご覧ください。
アーティスト紹介・やま♪げん

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やま♪げん

Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...

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