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連載記事2024/06/11
論理的ボイストレーニングビブラートに関する一考察 - 音は上がる？下がる？ -
Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...
皆さん！こんにちは！！
「やま♪げんボーカル教室」インストラクターのやま♪げんです！
楽しく歌ってますか？
1ヶ月ほど前から暑い日があったと思ったら突然寒くなったり、何かと体調を崩しやすい季節が続いてますね～(>_<) 梅雨の時期にも入って、洗濯物もなかなか乾いてくれないジメジメした日々…。皆さんいかがお過ごしでしょうか？ 雨模様が続くと、ついつい気分もどよ～んと滅入りがちですよねぇ…(~_~;)
しか～し！梅雨と言えば紫陽花の出番！！ 淡いパステル調の色の花を咲かせて、私達の目を楽しませてくれます。
私の自宅の近所の緑道にも、色とりどりの紫陽花が咲いております！ なかなか太陽がでてくれないこの季節にも、良いところは沢山ありますね～(*^_^*)
さて！今回は、久しぶりにビブラートのお話！
先日。レッスンで生徒さんに「ビブラートをかけるとき、（音程が）最初は上がりますか？それとも下がりますか？」と質問され、ハッとしました。何故なら、質問されるまでそんなこと考えたこともなかったからですσ(^◇^;) 皆さんはどちらでしょう？
今回は、そんな疑問からビブラートの音程について歌だけでなく色々な楽器に関して考察を行っていこうと思います。
ビブラートについての一考察-ビブラートを「かけ」よう！
ビブラートは諸刃の剣
では、先ずは楽器のビブラートから考えていきましょう。
歌を歌う行為に近い「息」を使う金管楽器や木管楽器の場合は、ビブラートをかける際には音程は先ず下がります。
弦楽器の場合。弦楽器はクラシックギターやバイオリンなどに代表されるように指板の上の指を弦と同じ方向に滑らせるようにしてビブラートをかける方法と、エレキギターの様に弦と垂直方向にベンド（チョーキング）させてかける方法があります。どちらの方法とも押さえた弦に張力が加わるため、先ず音程が上がってから上下し始めます。
話が逸れますが、エレキギターのエフェクター「ワウ」も先ず音が上がりますねぇ…(*^_^*)
余談ですが、人の声の様な表現をエレキギターでする際。一度弦をベンドさせてピッキングして下ろすテクニックもありますね～(^o^)
では、肝心の歌のビブラートはどうなっているでしょう？
生徒さんから質問を頂いてから洋邦問わず色々なシンガーの歌を聴いてみたのですが…。歌の場合。ビブラートの最初の音程は下がると思います。
歌のビブラートは、「横隔膜」・「喉」・「顎」の3種類でかける方法があると言われております。
生徒さんに質問されてからいろいろ試してみたのですが、私の場合この横隔膜と喉で意識せずにビブラートをかけようとすると最初に発声した音から先ずは下がってから上下し始めました。ですが顎でかけた場合は音の上下はせず、単に音が揺れるのみ。丁度エレキギターにコーラスのエフェクターをかけて演奏したような効果が得られると思います。
では何故音程を上下させるビブラートの場合、最初の音程は下がるのか？ それは、やはり「息」が関係してきます。
音程を上げようとする場合。息を勢いよく出す必要があるのですが、ビブラートがかかる際のロングトーンはそこまでのフレーズを歌う事により息が出てしまい、肺に音程を上げられるだけの空気が残っていません。それ故、余力がないためにビブラートの最初の音は下がるのです。意識的に上げることも出来なくはないですが（発声してみると分ると思いますが）やはりどことなく不自然になってしまいますよね～^_^;
やはり人間の歌声のビブラートの音程は、最初は下がった方が自然なのではないでしょうか？
と言う事で、今回はここまで！ 最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
皆さんも、色々試してみて下さいね(^o^)
2024年
・6月29日(土)：渋谷一品香マルシェ出店＆ミニライブ
・6月30日(日)：Ginger Ginger（as. Danger Danger）in Cat house@渋谷Ruby room
・7月7日(日)：小寺良太ドラムスクールライブ（ホストバンド）＠本八幡Route Fourteen
・7月13日(土)：蛇足Snakefoot（as. Early Whitesnake）＠巣鴨獅子王
・7月25日(木)：やま♪げん弾き語り＠下井草Billy’s Bar Gold Star
・8月15日(木)：Canopus堀越彰ドラムスクール発表会（ホストバンド）＠上用賀アートホール
・8月24日(土)：Majestic Sky（as. JOURNEY）@目黒ライブステーション
・10月19日(土)：蛇足Snakefoot（as. Early Whitesnake）＠武蔵小金井Rosy Note
・12月22日(日)：Ginger Ginger（as. Danger Danger）＠巣鴨獅子王
※チケットのお問い合わせは、各会場または「やま♪げんオフィシャルサイト」よりお気軽にご連絡ください。
やま♪げんオフィシャルサイト
コラムの内容を、実際に体感してみませんか？
スタジオレッスン：60分5,000円、オンラインレッスン：60分5,000円。
体験レッスン、随時受付中！ お気軽にご連絡ください(^O^)／
Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...
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