2022/08/29
Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...
皆さん! こんにちは!!
「やま♪げんボーカル教室」インストラクターのやま♪げんです!
皆さん!楽しく歌ってますか?
いや~! しかし!暑い日が続いてますねぇ…(~_~;)
東京は35℃を越える日も多く、熱中症警戒アラートが出ているほど。家でナレーションの仕事をしていても区の広報車が「熱中症に注意しましょう~!!!」と拡声器で叫びながら(汗)街中を走っているので、その度にレコーディングが中断してしまいます。わかってるっちゅ~のっ!σ(^◇^;)
いえいえ…。区役所の職員の皆様。いつも、区のお仕事ありがとうございますm(_ _)m
最近はもっぱら、朝にお湯を1リットル湧かして湯冷ましを一日中飲んでエコな生活を営んでいる私でございます。熱中症対策もバッチリ!!
まだまだ暑い日が続きますが、皆さんも歌う時は勿論、普段の生活でも水分は小まめにとって夏を乗り切っていきましょう!
さて! 前回はブレスの際に重要な「言葉尻」について英語の発音の例を多く挙げましたが、今回も主に英語の話。
洋楽を歌っていると、殆ど発音しないけど前後の意味を考えるととても重要な単語がとても良く出てきます。
音符で表わすと、16分音符くらいでしょうか? もう、ほんの一瞬ですね^_^; 歌っていて、「この単語。発音する意味あるの?」という気もしてきます。
実際。ネイティブのシンガーの歌を聴いていると、「発音、してないよね…???」と思うときもあるくらいです。特にライブでは、発音した単語が一瞬すぎてマイクに入っていないのか、はたまた本当に歌っていないのか、分らないほど微妙な時もあります。
そんな一瞬で過ぎ去って行く単語とは、一体どんなものなんでしょう?
代表的な例を挙げると、例えば “because(何故なら)”という単語。のっけから言ってしまいますが、この単語に関しては歌詞の中でまともに “because”と発音して貰えないことも多く、歌詞の最初では “ ‘cos(kάs:カタカナで敢えて表記するとすると「カズ」とか「クズ」になるでしょうか。)”と省略されることが多いです。
また、“and”も名詞の間に入ってしまうと “ ‘n’”となり、 “a”と“d”がなくなってしまいますよね(例: “wild and free”)。
これらの単語。私の中では正に「不遇の言葉」なのです(嘘^_^;)。
冗談はさておき、英詞の中には(勿論、会話の中でもですが)省略されたり、発音はしているのだけれど殆ど聞取れない単語がたくさんあります。
もっと例を挙げてみると、 “but”・ “as”・ “or”等主に接続詞が多いように思いますが、他にも “I”や “You”等の代名詞や “of( “əv”カタカナで表現すると「アヴ」または「ウヴ」くらい)”等の前置詞などもほぼ一瞬で発音することが多いと思います。
では、何故発音がほぼ聞取れないのでしょう? どの単語も、文章の中ではそれがなければ意味が分らなくなってしまう大事な単語ばかりのはずだと思うのですが…。
理由はその単語によっても変わってくると思うのですが、主に「(ネイティブの人にとって)その単語がなくても、文章のその他の単語によって全体の意味が通じるから。」という事だと思います。
また、“of”や “and”のようにリンキングの中に含まれて発音が省略されることも理由の一つかも知れません。
ただ、勘違いして頂きたくないのは、「その文章にとって、必要な単語である。」と言う事。ほぼほぼ聞こえないこれらの単語も歌のリズムを考えたときに必ずその中に含まれることが殆どですし、よ~く聞いてみると(ライブ盤はともかくとして、スタジオ盤は特に)オリジナルのシンガーは必ずと言って良いほどちゃんとその単語を発音していることが多いです。
では、何故一瞬の単語もちゃんと発声するのか? 何故なら、歌にとって大事なことが「言葉のリズム感」だからなのではないでしょうか?「リズム感」とはいわゆる「呼吸」だと、私は思っています。言葉をリズム良く吐き出すことによって呼吸(ブレス)がしやすくなり、よりリズミカルなグルーブ感のある歌が歌えるようになります。
勿論!これは日本語の歌にも当てはまります。皆さんも、こう言った細かいところまで注意を払って丁寧に歌ってみて下さい。きっと、もっとリズミカルに気持ち良く歌えるようになってくるでしょう。お試しあれ(^o^)
2022年
・8月25日(木):やま♪げん弾き語りLive@曙橋コタン
・10月9日(日):やま♪げん弾き語りLive@下井草Billy’s Bar Gold Star
・10月15日(土):Majestic Sky(JOURNEY Tribute Band)@目黒ライブステーション
・11月5日(土):蛇足(Snakefoot)(初期Whitesnake Cover Band)@飯田橋Space With
・11月12日(土):R&R ACOUSTIC NIGHT VOL.6(はるやま♪げん)@大久保水族館
※チケットのお問い合わせは、各会場または「やま♪げんオフィシャルサイト」よりお気軽にご連絡ください。
やま♪げんオフィシャルサイト
コラムの内容を、実際に体感してみませんか?
スタジオレッスン:60分5,000円、オンラインレッスン:60分5,000円。
体験レッスン、随時受付中! お気軽にご連絡ください(^O^)/
※お問い合わせは、アーティスト紹介ページをご覧ください。
アーティスト紹介・やま♪げん
Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...
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