2023/09/26
久しぶりにクリスマス公演を企画した。以前公演したのはいつだろうと思い返してもスッと出てこない。だいぶ昔の話だ。
少し前に家の大道具小道具の棚を掘り返してみると、前回のクリスマス公演で使ったものはずっと奥に追いやられ、早着替えのピンクの巻きスカートなどが、ちょっと見窄らしくなり出てきた。
クリスマス時期、劇団仲間が『森は生きている』を劇団昴が『クリスマス・キャロル』を公演し、お客様がそれを毎年楽しみにしているというのが羨ましく、ずっと気にかかっていた。そして今年はとうとう公演に向けて行動をする事にした。
行動にはもう一つ理由がある。それはせっかく“アトリエほんまる”という小劇場があるのに、世間が楽しくなるクリスマス時期に空けておくのは勿体無いなと思っていたのも事実である。
又、コロナ禍になる前は、私もクリスマスと言えば幾つかクリスマスイベントに招かれて、小さなクリスマス作品だのを公演していたので自分としてはあまりなんとも感じなかったが、コロナ禍以後はめっきり減り寂しかったのも事実だ。
さて、何人かで集まって公演するのもいいが、今から今年の計画をするには遅すぎるし、おそらく私の体力がもたないだろうと思ったので、とにかく今年は一人芝居で。作品は劇団昴の公演の賑やかな印象が強く残っている『クリスマス・キャロル』(劇団昴の公演は一人芝居ではない)。日程は12月24日(日)とした。
著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品を掲載している電子図書、青空文庫を参考にとりあえず短く省略したりまとめたりしてひとまずの脚本は完成。ひとまずと言うのは1人で演じていくので、稽古しながら「ここは変えたほうがいい」なんて出てくると思うので、そこはその都度変更することにした。
一人芝居といっても黒い箱(劇場)と私では流石に寂しいだろうと劇中音楽を音楽を専門にやっているアーティストさんにお願いするべく連絡させて頂いたが、私のご一緒したい素敵なアーティストさん方は全て12月24日(日)は埋まっており、その中でも『クリスマス・キャロル』をやろうと思った時最初に頭に浮かんだフルートを演奏する栗田智水さんが23日なら空いているという事で、公演日程を12月23日(土)に変更した。
まあ、当たり前ですよね。12月24日(日)なんてクリスマスイベントをやるにはもってこいの日で、素敵な方々はもう既にオーダーをもらっているのは。
さて、ここまでくるのもいろいろあったのだが、やっぱり大きいのがまわりの友人の協力だ。
まずは、今回もアロマで劇場や芝居に色を添えてくれる予定の、香りの演出家堀綾子さんの存在で、この方生まれもった性格でしょうか、いろいろ困難な事柄にも果敢にトライする。自分なんかはどちらかというと“石橋を叩いて渡らないか、叩きすぎて割ってしまう”性格なのでとても羨ましい。
まずは彼女に相談して企画が決定したのだ。
そして次に相談したのが朗読サークルでお世話になっているコミュニティセンターの館長さん。昨年の岸田國士作品の一人芝居『モノロオグ』を計画した時も相談して、より良いものが出来たと有難く思っている。
ラフなチラシの原稿を作り内容含めいろいろ相談させてもらった。
さて、チラシの原稿が出来いざ印刷業者に入稿となったが、久しぶりに開ける私のパソコンが言うことを聞かない。何度も彼女に手伝って頂きながら、やっと公演チラシは無事入稿できて、到着を待つ状況になった。
少しの事しかまだ進んでいないが、制作担当の大変さが既に身に染みてわかったスタートです。
場所:アトリエほんまる
料金:前売り3,000円、当日3,500円
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