連載記事2025/02/25
「ステキ」をベースに考えるインディーズ・マーケの肝
ねこの日〜コンビニが全国区のイベントへ広げる
ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
常に、カスタマー(お客様)の心を揺らし、「ステキ」創りをストーリーをもって実現することで成功に導く活動をしてい...
野林徳行です。
「Spinart」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいています。
121回目のコラムです。2月22日は「ねこの日」だそうです。○○の日というのは誰が決めてるのだかわかりませんが語呂合わせでしょ…というくらいしか感想はありませんが、「ねこの日」に合わせてコンビニが盛り上がっているようでしたので、ちょっと注目してみました。
恵方巻と言えば、コンビニがニュースになります。もともと恵方巻きの起源は大阪で、江戸時代末期から明治時代初期にかけてとされていて、商売繁盛や無病息災を願って食べられたのが始まりと伝えられています。そして セブンイレブンの全国発売をしたことで、一気に全国区になりました。ボジョレーヌーボーとかハロウィンとか6万店を超えるコンビニが展開することで、一部の地域や一部のマニアのものだったものが全国的になった例はいろいろありそうです。今年は、「ねこの日」に主にファミリーマートとセブンイレブンがかなり力を入れて商品展開していましたので、それをレポートしてみます。
昨年も実施していたらしいのですが、今年も全国の店頭で猫をモチーフにしたオリジナル商品をパワーアップして発売しています。デザートやパン、チルド飲料、焼き菓子、企業とのコラボ商品など21種類がラインアップされています。商品タイトルもこだわっているので、列挙してみましょう。
各商品のラベル、カップ、パッケージなどが「mofusand」とのコラボデザインになっています。人気キャラクターとのコラボであり、デザインが何種類かあるので、コンプリートのための複数購入も想定されていますね。
家庭の余ったペットフードを寄贈する「ファミリーにゃ~ト ペットフードドライブ」を店名に”猫”がある、ねこにまつわる一部店舗を中心に設置。日本動物愛護協会に寄贈する。さらに、キャンペーン商品の売上の一部も寄付する。実施店舗は、猫にまつわる川口猫橋店(埼玉県)/千種猫洞通店(愛知県)/猫屋町店(広島県)/ムスブ田町店(東京都)だそうです。
コラボで売上拡大がメインですが、文化を広めるキャンペーンや、寄付によるSDGsの実現など、みんながうれしくなる「ステキなストーリー」の良い例だと思います。私が昔ローソンでやったミッフィーのお皿がもらえるキャンペーンでも母子家庭協会に寄付するスキームを入れていました。このことによって、儲かることと、社会に貢献できることが共存するステキでまたやってほしい施策が生まれます。
ローソンでは目立った商品はありませんでしたが、ナチュラルローソンでは、ヤッホーブルーイング「水曜日のネコ」に注力していたり、にくきゅうマドレーヌ、にゃんともおいしいダックワーズ(メイプル)/(チョコ)、CACAOCAT チョコミントなどかわいい猫の商品が展開されていました。こう盛り上げると、来年はローソンも大きく参加することでしょう。日本中の猫好きが喜ぶ日になるのも近いですね。今回は、一部の興味を全国区にしてしまうコンビニというレポートでした。
ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
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