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Logo Mark田舎暮らししながら世界に向かって音楽を配信しつづける人の話那須

eastern bloom 小島美紀&崇

小島美紀

eastern bloom ボーカル
岡山県出身。ミュージカル俳優を目指して上京した後、ボーカリス...

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崇:スピナートご購読の皆さま。申し訳ありません…お久し振りです。

美紀:前回は「メリークリスマス!」とか言ってるよ。

崇:はい。3か月ぶりです。それもこれも連日のウイルス騒ぎのせいです。

美紀:いや、この連載と全然関係ないから。

崇:連日のライブなどのイベント自粛に伴い、練習の数も減り、次第に夫婦の会話が減り、すれ違いの日々で、いまでは目を合わすことも少なくなくなってしまい…。

美紀:そうですか????(軽く流す)

崇:ホンマすいません。休載とかしませんから。これからも読んでください。

美紀:まだ全然完結してないし。

崇:はい。

美紀:月に1話は出しましょうよ。ネタはあるんだし。

崇:はい。で、ついに、コンクリート・ジャングル(※1)を脱出し、自然豊かな那須に移住する所まで話が来ました。とにかく緑に囲まれていまして、車で近所に移動するのに緑のトンネルとかが普通にあるんですよ。

美紀:昔アイルランド旅した時、緑のトンネルに感動したじゃん。

崇:感動したね。

美紀:あれがアイルランドまで行かなくてもあったんだね。

崇:ママ、結構あの道中寝てたけどね。私一人でだいぶくぐったよ。緑のトンネル。「ンゴー」「すぴー」って寝てたから…。

美紀:はい。

崇:東京との環境のギャップは凄いね。今はもう慣れてしまったけど。月並みですが、「空気が綺麗」「水がうまい」。とくに大都会(※2)出身のママとしては、雪に感動したのでは?

美紀:そうそう。なにせ冬に引っ越して来ているからね。なにしろ家が林の中だから、枝に積もった雪とか。それが風で一斉に舞い散る様とか。しばらくその美しさにぼーっとしてしまった。

崇:住んでる所の植生が落葉樹多めだからね、落葉樹は枝の隙間の向こうに空が見えるのも綺麗だよな。

美紀:あと、冬の「月夜」。これは感動した。しょっちゅう眺めてた。寒いのに。落葉樹の林の木々と月夜。これは幻想的なセットだね。

崇:確かに、夜、雲からこぼれ出る月光とか、幻想的だわ。今でも眺めてますね。

美紀:なんかね、未だに自然の美に感動する日々だね。

崇:一方雪かきとか、大変ですが。

美紀:そうそう。

崇:庭で「ホワイトアウト」したことあるね。雪かきしてると、風で雪が舞いに舞い、3m位近くに子供がいるはずなのに、「キャー」って声以外何も見えないという。

美紀:1月ごろの乾いた粉雪の時とかね。初めてだった。雪玉が作れない雪。

崇:そう。「よし、見てろよー」って父らしいところを見せようと、巨大雪だるま作ろうと思ったら、全然固まらない。砂の様な感触で、丸くならない。

美紀:うん。

崇:なので「雪だるま無理だわー」って子供らに言ったら、凄い冷めた目で「ダサっ」って顔してこっち見てた。

美紀:…雪かきとか大変だったけどそういうの含めて楽しかったね。越してきたころは、普通に30cm位積もってたね。

崇:あ、過去形ですな。

美紀:ここ数年。あまり降らないので。それと、最初は楽しくてワクワクやってましたが。

崇:ましたが?

美紀:慣れてくるとめんどくさくなるもので、「この位なら車走れるっしょ」ってなる。

崇:あなたの車は4WDだからいいけど、私は割とキツいですが…。

美紀:はい。

崇:雪だけでも物珍しかったですが、さらに、雪国の車事情にも疎かったな。車自体にも慣れてなかったのに。

美紀:東京に用事で行くのに新幹線使うんだけど、行ってる間に車に雪積もっちゃって、駐車場から全然出れないという。

崇:当時、雪対策なんて全然分かんなかったもんねぇ。雪かき用のブラシとか車に積んどかないとダメとか知らないもの。

美紀:うん。フロントガラスの雪が解けるのを暖房かけて暖気して待ったりね。

崇:バカだから、朝出勤前にお湯かけたりしてたよなあ。フロントガラスに(割れることがあるので真似しないでください)。

美紀:また速攻で凍っちゃうのにね。

崇:あんまりにも寒い朝に気温計ったら、マイナス11度ってこともあったね。

美紀:キーンとした寒さで、なんか寒さの種類が違うって思った…。

崇:濡れたタオルを外でクルクル回したら、凍って固まるって聞いて試したら、ほんとにカチンコチンになったんでびっくりした。バナナで釘が打てそうな。

美紀:なんか色々エンジョイしてたね。そういえば、前は夜に洗濯物外に干しちゃったりしてたけど、こっちでそれやったら、凍ってた。「朝、それを太陽が溶かすところから始まるのね…。」って、冬は外に干すの止めた。

崇:それを朝、ファサファサと掃うということを後に知ることになる。これが自分の北限だと悟った。

美紀:洗濯物で??

崇:学校も、入った早々「親子スキー」なんかあったりして。しかも現地集合(スキー場)。

美紀:ペーパードライバーなのに、さっそく雪道走行。パパが仕事で自宅待機だったので。

崇:はい、すいません…ね。ワイルドだねぇ。

美紀:超おそるおそる、山の上まで。行きはまだ、本当の雪道の怖さを知らなかったんだな…。知らぬが仏。

崇:しかし、「下りのほうが怖いんだよ」ってママたちに脅されたんだよね。

美紀:「ブレーキは絶対踏んじゃダメ。」とか言われて。無理だろ!

崇:はい。

美紀:でも、山に住むのを覚悟してから、車は「ジムニー」か「パジェロミニ」だと決めてたおかけで、無事に行ってこれました。

崇:次は僕も4WDになりたいです!

美紀:はい。こないだ2WDにしたよね。

崇:はい(予算の都合上です)。

美紀:はい。

崇:あと、あと驚いたことが冬に山から吹く風。

美紀:通称、「那須おろし」ね。

崇:台風より強いよね。さっそく初年に何本か木が倒れたもんねえ。

美紀:パパ、夜に「ぐおーーーー」って音で怖くて眠れないってよく言ってたよね。私はスゲー!!って思いながら、普通に寝てたけどね。

崇:女性は強いね。ほんとに怖かったけど…。

美紀:話によれば、この風で簡易トイレとかが吹っ飛ぶらしいよ。

崇:マジで?! 嫌だー。色んな意味で(片づけとか)。

美紀:眺望の良い所は強い風がそのまま吹き付けるらしい。うちは林の中だから、木々を通り抜ける風の音が大きいけど、実際はそんなに大したことはない。

崇:物件探しをしている方は、是非参考にしてください。

美紀:自然と共に生き始めたって感じだね。いきなり厳しい冬から。でも、雪景色や薪ストーブの炎…冬が一番好きかも。という訳で、今回はこの辺にしましょうか。

崇:はい。

美紀:もう一度言う。月に1話は出しましょうよ。ネタはあるから。

崇:はい。

(※1)…東村山
(※2)…岡山

月光

とにかく月や月光に照らされる自然が幻想的なときがある。
月と流れる雲をずっと眺めてたり。月明りがものすごく明るくて、懐中電灯無しで庭を歩いたり。青い光に照らされて、影がクッキリできる。黒い木々の向こうに広がる夜空も幻想的。
見てるだけで自然と曲が思いつくね。

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