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Logo Mark田舎暮らししながら世界に向かって音楽を配信しつづける人の話引越

eastern bloom 小島美紀&崇

小島美紀

eastern bloom ボーカル
岡山県出身。ミュージカル俳優を目指して上京した後、ボーカリス...

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美紀:さあ、第12回です。やっと那須に住むことが決まった所ですね。

崇:はい。

美紀:ちなみにパパ側の親には完全にナイショだったね。

崇:ああもう、親に説明するのが「めんどい」ので、引っ越してから言おうかと思ってましたから。

美紀:反対されてたからね。

崇:まあね。地元民(東村山こども劇場の方々)がお別れ会をしてくれたねー。しかも飲み屋とかじゃなくて個人宅で、1品持ち寄りで。

美紀:「壮行会」と言ってました。

崇:説明しよう! 壮行会とは「試合に出場したり,新しい任務に向かう人を激励するための会。例:「オリンピック出場選手の-」(三省堂)。

美紀:(無視。)あんときに出してくれた料理とか何個か覚えて、時々作ったりするんだよねー。

崇:ああ、「鶏汁」とか。懐かしいのを思い出す。プチ故郷みたいな感じ。

美紀:「ネギとザーサイと鶏肉のサラダ」とか。

崇:確かに時々作るね。

美紀:実はさ、イースタン・ブルームとしてのオリジナルをまともに人前で演奏したのはこの時が最初なんだよ。

崇:うそ!

美紀:Art of Life とか。

崇:はー。

美紀:歌詞覚えてないから、コピーして持っていったら、宴会の中、無くなっちゃって。

崇:ああ、思い出した。

美紀:しょうがないから何となく歌ったら、なんと歌詞覚えてた。

崇:当時は記憶力良かったんだね。んで、歌詞の紙はあとで出て来たんだよね。

美紀:そう、いつの間にか子供らの落書帳の一つになってたの。

崇:ちなみにこの頃、長男は小1で不登校でした。

美紀:学校に馴染めず、ね。

崇:だから那須に用事がある度に、連れてきてた。自然を見せたかったしね。楽しそうでした。

美紀:この時に、ウチの子は自然が好きなんだなあと思ったね。

崇:いや、新幹線が好きだったのかも。

美紀:まあ、そこは「自然が好き」ということで。その頃は先生が迎え来て、泣き叫ぶのを無理やり引っ張って連れていく日々だったんだよ。

崇:「いやだー」って叫ぶのを。

美紀:三菱の車屋さんが手続きに家まで来た時に、その場面に出くわしちゃったことがあったんだよね。

崇:はい。

美紀:ひとしきり騒動が終わった後に、親身になって「うちの妹もそんな感じだっけど、元気に過ごしてるから、大丈夫だよ。」って励ましてくれてね。

崇:三菱自動車さんその節はありがとうございました。

美紀:その後も電話とかがある度に息子のことを気にかけてくれてた。三菱自動車の営業の方、移住を振り返ると思い出す人の一人だね。

崇:さて、いよいよ12月20日に、家の引き渡しになりまして。みんなで車に乗って那須に行きましたね。

美紀:まあ家は問題なかったけど。雪景色に驚いたね。

崇:「雪国じゃん」という。子供は喜んだ。ちなみに自分の車の引き渡しもこの頃で…。

美紀:ほう。

崇:全然ミニバンに慣れてなくて、初ドライブでぶつけました。

美紀:…。

崇:同じマンションの住人のランクルかなんかのナンバープレートちょっと傷つけちゃって。

美紀:そうだった。

崇:正直に誤りに言ったら、スカジャンの似合いそうな"ヨコハマ系"お兄さんで。

美紀:おおっ!

崇:「この部分はもう直せないと思うのでこのままで、いいっす!」「それより正直に言ってくれてありがとうございました。」って許してもらえました。

美紀:優しい人でよかった。すごいよね。そしていよいよ引越し!

崇:当日二手に分かれましたね。そっちはどうだったんだっけ??

美紀:私は午前中に先に那須に新幹線で向かって受け入れ準備をしてた。ガスとか電気とかの対応。あと、私の車(三菱)もその日に引き渡しに持って来てくれることになってた。

崇:ちなみに、東京時代はマイカーは無かったからね。特にママは免許とったのも移住の為だったもんね。

美紀:車も那須という土地柄に備えて四駆だもんね。

崇:はい。

美紀:で、三菱の配送担当から連絡があって、車運ぶ車が…。

崇:キャリアカーね。

美紀:家の近くまでは道が細くて行けないから、近くの道の駅から、お宅の車に乗って届けていいかと言われて。自分で歩いてもどるからって。

崇:はい。

美紀:で、いざ持ってきたら、意外と遠かったらしく、道の駅まで送ってくれないかと言われてしまい。

崇:え?

美紀:でも、ガスや電気の業者さんが来ることになってるから家を空けられないの。

崇:あらら。

美紀:しょうがないから、頑張って歩いて戻ってもらった…。

崇:三菱自動車さんその節はどうもスミマセンでした。

美紀:そもそも当時、道の駅の場所を把握してなかったしね。幼児いたし。ちょっと無理でした。

崇:で、引越ですが。私の方は東京にまだ残ってて…。

美紀:引っ越しはなんのこだわりも無かったから、安い業者にしたんだよね。

崇:はい。そしたらね、当日ね。驚いた。

美紀:何が。

崇:半グレ集団のお兄さん達みたいのがドタドタ来てね。

美紀:…。

崇:あれ?これ引越業者? みたいな。

美紀:あーそうだったかもね。

崇:がーって持ってって、以上っ!って感じでがーって行っちゃた。

美紀:うん。

崇:この後、最後のゴミ捨てが終わらなくて…。一方、長男(小1)は部屋が広くなったのをいいことに電車で遊びだしちゃって、全然手伝わなくなっちゃった。

美紀:そうだったんだ。

崇:で、引き渡しの不動産屋さんが来るから最後のチェックしてたら、なんと!

美紀:なんと!

崇:クロゼット1個ぶん。まるまる残ってた!

美紀:荷物が?

崇:そうです。大慌てで車に乗せた。ケースとかないからそのままグシャーって載せた。これは焦ったね。

美紀:ミニバンでよかったね。

崇:うん。その間に、不動産屋さんが来ちゃって。その状況を見て「明日にしますかー?」って

美紀:だめだめ!

崇:いや「明日もう東京に居ないんで、ちょっと待ってください!」(その間長男は電車で遊びづづける)…で、まあなんとかなったけど。やっぱり引越はある程度お金かけた方がいいね。

美紀:で、こっちはその半グレ集団が来て、荷物を置いて行くんだけど…。段ボールそれぞれに、あらかじめそれぞれの部屋の名前を書いておいたの「2F子供部屋」「寝室」とか。

崇:ほう。

美紀:そしたらね。「ぜんぶ1Fでいいッスよねー」って全部1Fのリビングにドッカンドッカン置かれてしまった。

崇:はは。あの分だともう止められないね。

美紀:遠いから、早く帰りたかったんだよ。クリスマスだし。忘れもしない12月24日。

崇:そうそう。

美紀:もう、台所用品をそんな状態から引っ張り出すのが大変で。もう凝ったクリスマスの料理など作る余裕ないので、クリスマスディナーはバーモントカレー(甘口)。

崇:うん。

美紀:パパが到着した時、みんなで段ボールのなかで「カレー」を食べたのを覚えている。

崇:あー、やっぱり引越はある程度お金かけた方がいいね。

美紀:ちなみに、到着した日、ウォシュレットが出ないという事件があった。20日に来た時に、ウォシュレットだけ水抜きを忘れてたんだよ。

崇:そうそう! ここ、寒冷地だから、家を空けるときは、あちこち水抜きしないと、凍って水が膨張して破裂したりしちゃうんだよ。

美紀:さっそく寒冷地の洗礼を受ける…。家の中も寒かったねーーー!! 寒い寒い、段ボールのクリスマスでした。

崇:あれからちょうど10年! メリークリスマス!

ライブのお知らせ

Irish Night 夜聴乃会 vol.8 セツメロウズ × eastern bloom

来年1月、アイリッシュバンド“セツメロゥズ”が那須にやって来る。本格的ですよ。
そして、今年の3月に私たちを力強くサポートしてくれた、大地を感じるパーカッション熊谷太輔さんが、またまたeastern bloomをサポートしてくれます。
今回はeastern bloomも、アイリッシュトラッド多めの選曲で、いつもと違ったアイリッシュな夜に。
皆さん、寒い冬になりますが、暖かく素朴なアイリッシュミュージックと、美味しいフードで暖かなひとときを、共に楽しみましょう。

【時】1月25日(土) 開場 18:00 / 開演 19:00
【場所】Livingston Cafe
栃木県那須郡那須町高久甲4328-1 那須リゾートショッピングパーク661st内
【charge】予約¥2,000 / 当日¥2,500
高校生以下無料

【出演】
◆セツメロゥズ
沼下麻莉香(フィドル)、田中千尋(ボタンアコーディオン)、岡 皆実(アイリッシュブズーキ)、熊谷太輔(パーカッション)
◆eastern bloom
小島美紀(ボーカル・アコーディオン)、小島 崇(ギター・ブズーキ)+熊谷太輔(パーカッション)

【予約】
Livingston Cafe:0287-63-8025
eastern bloom:090-8642-2615
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