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Logo Mark連載記事

Logo Mark「ステキ」をベースに考えるインディーズ・マーケの肝新しいツールを楽しむ人、翻弄される人

野林徳行

ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
常に、カスタマー(お客様)の心を揺らし、「ステキ」創りをストーリーをもって実現することで成功に導く活動をしてい...

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野林徳行です。
「Spinart」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいています。
アーティストのみなさんと接する機会も多いのですが、どんな人の心を揺らしたいのか、何を感じてほしいのか、人に言いたくなってしまうことはどうしたら起こるのか、そもそもあなたのアートによって人はなぜ幸せになるのか…答えは1つではありません。でも、常に考えていたいですね。そんな皆さんのヒントになれば幸いに思います。
25回目のコラムです。今回は、どんどん便利になる世の中に生きるアナログ人間である自分の様子を整理してみました(笑)。


■ Clubhouseにみんなが急速に飛びついた

いつでも立ち寄れるラジオとでもいうべきSNSアプリのClubhouseに多くの人が飛びつきました。朝のワイドショーを見ていたら、ロンドンブーツ1号・2号の田村淳さんが、Youtubeに乗り遅れた芸能人たちが、遅れまいと一気に飛びついた!と笑っていました。すごい人達の会話が生で聞けて、場合によっては指名されて発言できるという夢のようなもののようです。私にもたくさんの方々から、「いっしょにトークしましょう!」というお誘いをいただいたのですが、私はアンドロイドユーザーのため参加はできないとのことでした。私は新しいものにすぐに飛びつくタイプではないので、参加しないことについてはそんなには気にならないのですが、拡散の仕方には目を見張りました。たくさんの本を出されている方や、自己啓発などを教えている方々にとっては、とても関心の高いツールのようで、その方々のファンの人はClubhouseの中を歩き回って聴講しているようです。ラジオに近いという言われ方をします。私も受験生のころは、文化放送のセイヤングや、ニッポン放送のオールナイトニッポンを聞きながら徹夜で受験勉強をしていました。ながら勉強ですね。最近の私は、どんどん「ながら」が苦手になっていて、音楽ならいいBGMになりますが、誰かが話しているのを聞きながら仕事に集中するのは苦痛です。前述したように、すごいスピーカーがいい話をしているのを聞くには、こちらもじっくり構えないといけません。なかなか「ながら」はできませんね。それによって睡眠時間が無くなったり、仕事が煮詰まったりしている人も多いらしく、早くも疲れてしまっている人もいるようです。流れに乗るのも大事ですが、自分がやりたいことをメインに、それに役に立つことをプラスしていくようにできるといいですね。表現者・アーティストの皆さんにとっては、機会の拡大やファン作りのツールが増えたという感じでしょうか。


■ YouTubeをいっしょにやろうという誘いが来ました

そんなClubhouseでざわついているときに、新進気鋭のクリエイターから、「いっしょにYoutubeやりましょう」というお誘いがきました。テーマとしては、世の中のたくさんのステキを共有していく番組とのこと。楽しそうなので一緒にやることにしました。「最近はClubhouseやろうという話が多いけど、なんでYouTubeなの?」と質問してみると、「Clubhouseってなんですか?」との返事。お互いに確認すると2人ともアンドロイドユーザーでした(苦笑)。それにしても「知らないの?」。もちろんとくに不都合はありません。みなさんもSNSや動画アプリを通じた配信などを行って、自身の情報や作品などをアピールされていると思いますが、情報過多の社会にあって、大きなうねりにしていくのはなかなか大変ですね。まずは、奇をてらわずに、「ステキ」を配信していこうと思います。表現者・アーティストを応援するSpinartとしてもこういうチャネルで皆さんを応援していけるツールが増えるといいなあと思います。個人の魅力と同時に、掛け算の魅力が出るとよいですね。


■ Facebookに救われた年末年始

私は、TwitterやInstagramなどのアカウントもありますがほとんど機能しておらず、仲間とだけ情報共有するFacebookを活用しています。したがって、このままだと知らない人に拡散されるというツールは活用していないことになります。女子高校で講師もしていますが、生徒は誰もFacebookを使っていませんし、若い人たちに聞くと、メッセンジャーとしては一応持ってますけど…という感じ。ほとんどの情報をFacebookで共有している私にとってはすたれないでほしいSNSです。年末年始に妻が帯状疱疹を患ってしまいました。場所が顔面でしたので大変心配しました。はじめてのことなので、どんどん腫れていく顔、神経に沿って赤くなる痛みを伴うできもの…。この先どうなるのか、手段を間違えるとあとが残ったり、後遺症に苦しむのかと心配は増えるばかり。ネットで検索してもいろいろあって整理が大変。大病院で5時間も6時間もかけて検査などをして帰ってきましたが、原因がわかりませんということで、とりあえずの痛み止めをもらって帰ってきました。これでは不安で仕方がありません。Facebookのメッセンジャーで友達の院長さんに写真を送ってアドバイスを求めました。近隣の大病院で5時間以上かかっても分からなかったものが、メッセンジャー送って数分で、「あっ、これ帯状疱疹ですね、このあとこうなります、こういう処置だけしてください、年末年始も病院やっているので何かあったら連絡ください」と…。状況は大変なのですが、まずはこの後どうなるのか、どうしておけばいいのか…がわかりほっとしました。さらに、Facebookにもアップすると、一度もお話したことがない(以前に講演を聞きに来てくれた方)から、同じ体験をしたのですが…と真摯に情報を伝えてくれました。このおふたりのアドバイスでどれだけ心が落ち着くことができたか…。Facebookさまさまでした。


■ 妻はアナログを脱出している

私も妻も、プロレス、ヘヴィメタルの大ファンです。妻は、世界中のヘヴィメタル専門ラジオ局のアプリをインストールしていて終日聞いています。アマゾンプライム会員なので一昔前のアルバムなら無料でダウンロードできます。クルマに乗っても持ち歩きスピーカーに飛ばして一日中音楽に囲まれてご機嫌です。私はいまだにダウンロードではなくて、CDを買って来てはプレイヤーで聞いています。リビングルームに1000枚以上のヘヴィメタルCDを収納して、音と同時にジャケットも楽しんでいます。本もすべて書店で購入して仕事デスクに並べています。そういえば10000枚以上ある名刺も、業界ごとに分類して手元に置いています。確定申告も自筆で記入して税務署に持って行っていますね。「便利」と「味わい」、どちらかというと「味わい」を優先しています。最新のアップデートなどでわからなくなると大声で「わからない!」と叫んでいると妻がうるさがって、「こうじゃない」→「ほんとだ!」こんな感じですね。アーティストの方々はツールに敏感なのでこんなことはないでしょうが、「活用する」のはよいが「翻弄される」のはよくないと思っている次第です。Spinartを運営する代表の清水氏と木村氏は、好奇心が旺盛でどんどん新しいツールを自分のものにしていきます。いつまでもアナログと言ってはいられませんね。

カスタマー側も進化をしている。そのカスタマーの周囲には新しいツールが次々と送り込まれます。誰がどんなツールを使いこなし、誰がどんなところで躓き翻弄されているのか。そんなことを考えながらみなさんが彼ら彼女らの心を揺らすのかを研究するのもおもしろいのではないでしょうか?
楽しんでいる人へのメッセージ、もっと楽しもうぜ。
翻弄されている人へのメッセージ、もっと自分らしくいようぜ。
そして「ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう」が響きます!

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ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
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