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Logo Mark「ステキ」をベースに考えるインディーズ・マーケの肝さらにいろいろ現場に行ってみてます

野林徳行

ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
常に、カスタマー(お客様)の心を揺らし、「ステキ」創りをストーリーをもって実現することで成功に導く活動をしてい...

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野林徳行です。
「Spinart」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいています。
アーティストのみなさんと接する機会も多いのですが、どんな人の心を揺らしたいのか、何を感じてほしいのか、人に言いたくなってしまうことはどうしたら起こるのか、そもそもあなたのアートによって人はなぜ幸せになるのか…答えは1つではありません。でも、常に考えていたいですね。そんな皆さんのヒントになれば幸いに思います。
58回目のコラムです。今回も前回に引き続き、再開しはじめたライブや展示会について報告します。いよいよ夏本番…と言いたいところですが、また新型コロナ感染症の波が来てしまっているようです。みなさんもご自分自身の健康はもとより、安心安全を考えたイベント運営をしてまいりましょう。


■ 大日本プロレス 市川大会

デスマッチで有名な団体の大日本プロレスですが、一般人が興行を購入して運営することができるシステムがあります。友人が、興行を買い取って運営するのがなんと4回目ということでした。過去3回は観戦させていただいております。選手からも主催者および市川大会への愛着と感謝が述べられておりました。
さて、プロレスはどちらかというとやり玉にあげられやすい傾向がありますので、団体もファンもほんとうに我慢しながら試合をし、応援をしてきました。
大日本プロレスでは、この日より、選手紹介時の紙テープの投げ入れや、マスクをしたうえでの声を出しての応援を解禁しました。いろいろなイベントでも少しずつ安心安全に元に戻ろうという意志が感じられます。2年間我慢してきたということもあり、解禁されたファンにもとまどいが見られました。選手が煽るのですがファンの声が小さい。以前は推しの選手への声援や試合内容への興奮で思わず声が出てしまうというようなことが日常でした。先日のロックライブでもヴォーカルが、「さあ、声を出して…ん、いいんでしたよね…」みたいなシーンがありました。まだまだ感染状況によって進んだり後退するかもしれませんが、解禁となれば、主催者とか当事者が、「大丈夫だよ!」と煽ったり、明言してあげることが大事そうです。
この会場は市川文化会館といって、どちらかというと文化イベントなどが多い会場です。デスマッチ団体ということで当初は、デスマッチどころか場外乱闘などもNGということでした。4回目ともなり、信頼が上がったのかホールの椅子席に行くのはダメですが、舞台の上についてはだいぶ許容されていました。主催の友人の人柄や約束を守る姿勢がよりファンが喜ぶ企画の実現に導いたような印象を持ちました。


■ 五十嵐由人さんの傘寿のお祝いパーティーがありました

以前のコラムで紹介した天国と地獄を見た男、五十嵐由人のパーティーでした。80歳のお祝いですね。250名の方々がお祝いに駆け付けました。実はご自身がすばらしい経営者でありながら、三波春夫さんに師事した演歌歌手の大和晃三郎(やまとこうざぶろう)さんでもあります。当日は、演歌歌手、三味線、ムード歌謡、踊り、ジャズ、シャンソン、クラシックなどのアーティストの方々が次々にお祝いと作品を披露する展開でした。
そんな中で世界最先端電子楽器でドラマチック&壮大な音を引き出すたったひとりのオーケストラと銘打って、薮井佑介さんがオープニングを飾りました。世界初の5次元キーボード×AR楽器でした。これはライブに行ってみようという瞬間でもあり、機会というのはやってくるものでもあり、自分でつかみ取るものでもあるなあと思った次第です。
パーティーは、最後はご本人が「まつり」で締めくくりました。アイワールドを創業し、時代の寵児と言われ、倒産によりすべてを失い、まさに天国と地獄を見た男、そして何度でも立ち上がる男。今は、メタバース、eスポーツなどの分野でも日本が敗戦国にならないために命がけで闘っています。そして最大の感謝を奥様にこのパーティーで伝えたかったようですが、奥様が「私は絶対に表舞台には立たない」とかたくなに固辞し、現れませんでした。奥様の自分の在り方もまた立派で会場の方々は感心していました。区切り=感謝であり、区切り=次のスタート、そんな感想です。


■ アコリウム ショップ開店

こちらも以前のコラムで紹介したイラストレーターの小渕暁子さんが、7月7日に青山にショップをオープンしました。オープンということで盛り上げも含めて行ってまいりました。ご本人はゆったりされている方なので、バタバタの中、笑顔で迎えていただきました。お客様たちも、ゆるやかに店を見ながら、「ステキねえ」と笑顔です。
オープンイベントは、ウクレレ奏者の方が来られて、またゆったりとした空間に花を添えていました。イラストは色彩豊かで、でも強い色ではなく、かわいいキャラクターで、お店も気持ちがゆったりできるスペースになっていました。
いろいろお土産に商品を買わせていただきましたが、せっかくの知り合いになったので、Spinart動画部では、今までMVのあるミュージシャンを特集してきましたが、音楽以外のステキな表現者の方々を取り上げていきたいなあと思った次第です。Spinartプレゼンツ「Crazy NOVA’s NO VAnity!」では、8回目までMV紹介や、LINXさんインタビューを配信していますが、9回目からは、今後の方針について、清水さんと語っています。ぜひ、みなさんからの番組への要望もお伝えください。


私が顧問をしている助成金制度推進センターでは、「あしたのミカタセミナー」というものをやっています。元々は私も講演者だったのですが、最近は「あらゆるジャンルのすごい人」を、視聴者である中小企業の経営者などの方々向けに、経営の参考に、人生の刺激にしてもらおうと、モデレーターとして企画しています。すごい人はやはり何らかのエンターテインメント性を持っているなあと感じます。
Spinartではみなさんのステキをどうサポートするかどんどんチャレンジしていきますので、ご要望など重ね重ねですがいただけるとありがたいです。

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ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
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