Logo Mark連載記事

Logo Markなにか創るとうれしくて効果的なアーティスト紹介ページ〜からのWebメディアについてのお話

紫水勇太郎・清水 豊

株式会社4DT 代表取締役
株式会社ワークス 代表取締役
Spinart運営者


1966年、栃木県生まれ。

株...

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 みなさんあまりご存知ないかもしれませんが、実は私、「Spinart(スピナート)」というアーティストさんを支援するサイトの運営に関わっておりまして…いや、あまり知られていないこととは思うんですけどねw…で、その「Spinart(スピナート)」にあるコンテンツの中の「アーティスト紹介」というのがあるんですが、これ、もっとうまく使っていただければ、もっと見ていただけるコンテンツになるんだけどなぁなんてことを思ってたりするので、今回はそのあたりの、効果的なアーティスト紹介ページの内容ってどういうの? それってなんで?…ということについて書いておこうかなと思ったという次第です。
 まぁぶっちゃけこのお話は、「Spinart(スピナート)」だけに限らず、あらゆるWebメディアにおいて応用できるお話と思いますので、参考になればと思います。


まずは一応私の本業について

 しがない&まったく売れてないミュージシャン崩れのオヤジがなんでそんなことを書けるんだ?…ということで、まずは一応私の本業について書きますね。
 まずあまり知られていませんが(しつこいw)このサイト「Spinart(スピナート)」の運営をやらせていただいているということがあります。ですので当然に、このサイトのアクセスデータ等々も見ているという点が挙げられます。つまり、今現時点で掲載いただいているみなさんのアクセス状況をデータから知ることができるということになります。
 そしてその前にですね、実は本業としてWebプロモーション戦略立案やらサイト制作に関する仕事を…そうですね…かれこれもう30年近くやってることになるのかな?…ちょっとスタートの年数が曖昧なんですが、おそらく1990年にはもうやってたと思うので、多分30年くらいになるかもと思いますね。ということで、このサイト「Spinart(スピナート)」を運営している会社・株式会社4DTの他に、株式会社ワークスという会社をやらせていただきつつ、Webに関する著書も何冊か出版させていただいております(「facebookデザインブック」とか「Web担当者 仕事としくみがわかる本 初めての見積りから制作・運用 SNS活用まで」とか)。で、そんなこんなで、いろいろな会社さんや自治体さんのWebに関するアドバイザーをやってたり、データ分析から戦略提案をしてたり、最近はだいぶ減りましたけど、そういった方面のセミナー講師などもやったりしております。というようなこともあって、この辺りにちょっと鼻が効くんだということで、お見知りおきいただければありがたく存じます。
 それでは以下、一般的なポイントを挙げていきましょう。


発見される確率アップ〜テキスト情報量は多い方がいい

 まずテキスト情報はちゃんと書きましょう。これはある程度多めの方が効果的です。なぜって、Webメディアを見にくる方の中のかなり多くの方が検索によってその情報と出逢うからですね。
 じゃあ検索で出てくるのはなにかと言えば、それはテキスト情報ですもんね。つまり、テキスト情報が充実していれば、検索で表示される確率が上がるということが言えますね。
 では闇雲になんでも書けばいいかと言えばそれはもちろんそんなことはありませんね。だって、検索した方がそのページを開いて見た時に、自分が求めている情報に合致していないことばかりが書いてあるページだったら、そのページに書かれている情報に対して好感を持つはずがありませんし、ここのギャップが大き過ぎれば、検索エンジン・サイトからダメなサイトと認定されて、却って検索で表示されなくなったりもします。
 とすればどんなことを書けばいいのか。これは以前「アーティスト・プロフィール文…こんな風に書くといいのかも」でも書かせていただいたことに通じますので、よろしければそちらもご一読ください。
 アーティスト・プロフィール文…こんな風に書くといいのかも
 さらに追加でこんなことを考えてみましょう。
 自分たちが表現している創造物に対して、興味を持ちそうな人たちが、他に興味を持ちそうなことはどんなことかなという視点ですね。つまり、自分たちが表現しているものとそれに興味を持ちそうな人たちの共通項を探すというような感じです。
 例えばみなさんがめちゃくちゃノリノリのロック・バンドだったとしたら、ライヴとかフェスとか「アガる」とか、そういったジャンルの音楽に興味を持っている人たちが検索しそうなキーワードを見つけて、それをテキスト情報の中にうまく織り込んでいくといった感じです。
 これをできるだけ多く考えて書けば書くほど検索で表示されやすくなり、結果見ていただける可能性がアップすると言えます。


興味を惹いて見てもらう〜代表画像も考えましょう

 アーティスト紹介ページの代表画像(メイン画像)は、Spinart(スピナート)のTopページ、アーティスト紹介カテゴリ一覧ページ、Spinart(スピナート)のTwitterやFacebookページ等でも掲載されます。そういったメディアにはもちろんテキストも掲載されますが、それ以前に、画像が目に飛び込んで閲覧者の興味を惹きつけるのが通常。と考えれば、このメイン画像でどんなものを見せるかを考えるのも重要ですね。
 考えるコツは、自分が表現しているものを画像一枚で表現するとしたらどんな画像にするかということかなと思います。それをご自身の写真(アーティスト写真)から迫るのか、代表する作品の写真(絵や写真、モノづくり系の方なら分かりやすいですね)で見せるのか、作品を象徴するような画像(小説の挿絵や音楽のジャケットとか)で見せるのかなど、いろいろな方法があると思いますが、とにかくポイントは、それによって自分または自分の作品世界を表現し、見てくださった方の興味を惹くことができるかという視点と考える次第です。
 まぁ音楽系アーティストのみなさんであれば、多くはアーティスト写真ということになると思いますが、これにもちょっとしたコツがあると思ってます。そのあたりについては以前「効果的なアーティスト写真について考える」という記事で書かせていただいてますので、是非こちらもご覧ください。
 効果的なアーティスト写真について考える
 ここであかんなぁと思うのはとにかく、なんの印象も与えないような画像を掲載すること。この画像で、なんらかの印象を与えて興味を惹かないと、その画像に付随するテキストも読んでもらえないし、さらにクリックしてページを見てみようかなという気になってもらうことは難しいと思います。


もっと興味アップ&印象アップ〜キャッチコピーを考えましょう

 以上のようなことをクリアしてページを見ていただいたら、せっかくならもっと興味を持っていただきたいでしょうし、もっと強く印象に残したいところと思います。そのために有効なのがキャッチコピーです。
 だいたいどのようなジャンルであろうと、自分以外にも同種の創造物を作っている方というのがいると思います。例えば4人組のロック・バンドなんて言ったらまぁ星の数ほどもいますよね。さらにジャンルを絞ったとしても、それでも数多くいることでしょう。
 そしたら、そういった数多くいる同種の表現者の中で、自分はなにがどう他の方と違っていて自分固有の存在なのかということを伝えて、差別化するとともに選別してもらう必要が出てきます。
 それを容易にするのがキャッチコピー。これをできれば冒頭で書きます。
 内容としては例えば、自分が表現しているものはこういうものですよ、とか、こんなことを考えて作品作りしてますよ、とか、こういうジャンルの作品なんだけれども特にこんなことに力を入れてますよ、とか、そんな感じと思います。その他、なにかインパクトある実績があるということであれば、それを前面に押し立ててもいいかもしれませんね。
 Spinart(スピナート)のアーティスト紹介ページでは原則としてアーティストの方々ご本人からいただいてテキストをベースにページ内のテキストを構成するんですが、いただいたテキストの中でも、キャッチになりそうなものをできるだけ冒頭に記載するようにはしてます。とはいえこれも、そういった要素があるからできることなので、まずはその素材としてのテキストをできる限り書いて送っていただければと思います。


興味と印象を確実に〜作品情報も重要です

 さて、画像やテキストで興味喚起に成功しある程度印象づけができたとします。しかしそれで確実ということでもありません。なぜなら、今は情報が溢れる世界。つまり、ご覧になる方々はおそらくものすごい数のセールス文句に日々触れているということになるんです。そしてそのセールス文句の中には、本当にその通りのものもあれば、コピーだけがとってもよくて中身はそうでもないなんていうものもある。つまり多くの方は、その時点で持った興味や印象をそのまま信じてくれないことが多いということなんですね。
 じゃあどうするか。作品そのものをその場で観て(もしくは聞いて)いただけるようにしましょう。
 つまり、興味を持たなければそのページを見ることもしない。当然に作品を見ることもない。興味を惹くことができて見てもらうところまでは来たけどこの時点ではまだ半信半疑。だから見てもらおうという段階です。
 なぜ「その場」での方がいいかと言えば、この段階ではまだ半信半疑だということが関係します。いかがでしょう。もしご自身がまだそれほど確実な興味や印象に至っていなかったら、そこからさらにタップやクリックをして先にある情報に進みたいと思いますかね? 自分ならきっと思わないかなと。多分そこでやめちゃうんですよ。で、すぐに忘れちゃうと思います。なのでせっかくここまで興味を惹きつけてある程度の印象づけができたところで、その流れでしっかり観ていただいてそれをより強いものにしてしまいましょうということですね。
 ですので、アーティスト紹介ページにはできるだけ作品を掲載しておくことをオススメします(コラム5つまで…つまり5作品は掲載できます)。


見ていただいたらアクションにつなげる〜なにをして欲しいかを明確にしましょう

 さていよいよ最終段階。ページを見ていただいて興味を持っていただけたら次に促したいのがアクションです。
 そのページをただ見ていただいただけだとそこで終わり。人間というのは忘れやすい動物ですから、ただ見ただけではそこからあまり遠くない時期に忘れてしまうことでしょう。で、忘れてしまったら次に思い出してもらえる機会はなかなか訪れない。つまり、見ていただいた時がけっこう大切なチャンスということになります。
 ですので、見ていただいたら次にどうしてもらいたいかを明確にしましょう。例えば、自分の作品を販売しているサイトに誘導したいのかとか、YouTubeにアップしている動画を見て欲しいのかとか、Twitterを見て欲しいのかとか、まぁ、それぞれの方のプロモーション戦略によって帰着点はさまざまとは思いますが、それを考えて、そこに誘導する導線を作り、そこにいざなうテキストを明記しておくといいでしょう。


 ということでここまでザッと効果的なSpinart(スピナート)のアーティスト紹介ページについてでした。そしてこれはそのままWebメディアでのプロモーション全般に言えることにつながります。ですのでSpinart(スピナート)のアーティスト紹介ページだけでなく、その他のメディアでプロモーションする際にも是非この考え方を応用してみてください。
 えっ? 具体的にどうしたらいいか分からない? その場合は連絡ください。相談に応じますよ。

「Spinart(スピナート)」では、活動・運営・ブランディング・プロモーション等相談も受け付けています。
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