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Logo Mark音にのせる胸のうちお芝居にオカリナを〜本番を終えて

ツルタハル

小中高を通して吹奏楽部に所属し音楽の楽しさを知る。20代から本格的に音楽活動開始。主に美術館、カフェ、レストラン、ホテル等で演奏し好評を得る。
結婚、出産を経て子育てに専念。11年...

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お芝居にオカリナ生演奏を入れるという初めての体験。
前日、無事に終わった。
劇団スターライト初公演に出演させて頂いた。

私は暗い舞台袖で演奏だ。
そして、舞台袖から役者さん達が見えるのだ。なんて貴重な体験。
演出は、役者で出演もした鵜飼雅子さん。
オカリナを入れるタイミング、終わるタイミングは、照明、役者さんのセリフがタイミングとなる。
劇中、1時間強で、私が入るのは4箇所。
絶対に間違えてはいけないのだ。
絶対にお芝居を台無しにしてはいけないのだ。
このプレッシャーと戦いながら、
演奏した(笑)

舞台袖で感じた事。
舞台での役者さん達、
「一秒一秒を生きてる!」って感じた。
長いセリフは、時間と共に過去になっていく。
今回のこのお芝居は、
お芝居を初めてされる方がお二人いる四人の役者さんが出演。
長いセリフを暗記して、セリフだけではない。
その時の動き、表情も覚えなくてはいけないのだ。
アタシには到底無理だ。
本当にすごい。リスペクト。
みなさんのお芝居に対する情熱を感じる。
ワタシはたくさんの刺激を頂いた。
舞台袖から観る役者さん達は、照明を浴びて輝いていた。
しかし、輝いて見えたのは照明だけのせいではない。
その人自身がら、エネルギーが出ていて、それが「輝き」となっているのだ。
人は、何かを表現したいと思う時、
輝くものなのんだと感じた。
それはとてもとても素晴らしい事。
ワタシは、それを真近で見る事が出来て、本当にありがたい事だ。

初公演は大好評だった。
このお芝居を一年以上かけて指導をし、
仕上げた鵜飼雅子さん。
リスペクト!!!
ワタシはせっかちなので、中々長い目で見ることが出来ないのだけど、
こうやって時間をかけて、初公演まで持っていった鵜飼さんは本当にリスペクトだ。
そして、役者さん達もリスペクト。
諦めずに、やり切った。
本当にすごい事だと思う。

ワタシも、講師をさせて頂いているオカリナサークルで、
難しい曲をチャレンジしたいと思った。
すぐに出来なくてもいい。
時間をかけて仕上げていきたいと。

今回、とても貴重な体験をさせて頂いて、感謝している。
ワタシにたくさんの刺激を与えてくれて
ありがとうございます!

画像は、ワタシがいた舞台袖。


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