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Logo Mark「ステキ」をベースに考えるインディーズ・マーケの肝舞台を観てきました。ストーリーというヒントをもらいました

野林徳行

ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
常に、カスタマー(お客様)の心を揺らし、「ステキ」創りをストーリーをもって実現することで成功に導く活動をしてい...

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野林徳行です。
「Spinart」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいています。
アーティストのみなさんと接する機会も多いのですが、どんな人の心を揺らしたいのか、何を感じてほしいのか、人に言いたくなってしまうことはどうしたら起こるのか、そもそもあなたのアートによって人はなぜ幸せになるのか…答えは1つではありません。でも、常に考えていたいですね。そんな皆さんのヒントになれば幸いに思います。
74回目のコラムです。今回は、友人の舞台を見てきましたので、そちらを記していきます。


■ 劇団クロックガールズ主催 丸山家の秘密~ぜんぶ丸聞こえ~

行きつけの銀座のバーで以前働いていた女優の阿部みさとさんが、舞台のたびにお知らせしてくれます。基本的には、舞台やライブやイベントのお誘いは、スケジュールの調整がつけばお伺いしています。ローソンチケット在職時代の癖かもしれません。コロナ禍を経て、やはりチケットを売るのは大変なことですね。
内容は、主人公である兄が意識不明となり、残念ながら信じていた家族たちが駆け引きをしながら遺産相続の話になって行きます。意識不明でも聴覚だけはしっかりしていて実は本人には聞こえているという話はよくありますね。割と自由にしてきた姉や、苦労を一手に引き受けてしまった妹、兄に交際を断られた妹の彼女、医療関係の人達の人間模様が描かれていきます。行方不明の弟、兄がはまっているように思われているスナックのママ。弟=スナックのママ!!! ここでジェンダーに対するテーマも出現する。どろどろの理解が解けていく様子など、飽きさせない展開で終了しました。
劇団クロックガールズも長い劇団で、様々な舞台を見せてくれます。お客様の目の前で芝居ができる喜びを感じました。


■ 普通の女~令和5年の冬模様~

このコラムでも何回も登場している元K1ファイターの大山峻護さん。おそらく友達が1万人はいるのではないかと思ってしまいます。もう20年以上もひたすら良い!と思った方々の「ご縁つなぎ」をしています。
木村リサさんというシンガーのライブにお誘いいただき、仲間たちと楽しみました! ご挨拶をしていると、同じ場所にこの舞台の主役の小林香織さんがいらっしゃいました。彼女も大山峻護さんの古くからの仲間ということです。雑談していると舞台のチケットがあと1枚とのことなので予約しました。
この舞台は、5本立てで、1人芝居とその1人芝居をする方の組み合わせの2人芝居・3人芝居という構成でした。場所はスナックのようなところの貸切です。
個人演技力、そしてその方々の絶妙なかけ算を至近距離で堪能しました。こういう構成もよくあることなのかもしれませんが、私にとってはかなり新鮮な展開であっという間の時間でした。


■ 大きな劇団のオーディション

これまた大山峻護さんの紹介で知り合った小阪有花さんというタレント事務所の社長さんがいます。元ミスマガジンのアイドルだった方です。いろいろ相談にのっています。
所属のタレントさんに舞台経験を積ませたいという相談があり、最大級の劇団の方が実は一緒にバンドをやっている仲でもあるので聞いてみたところ、オーディションがあるよ!ということでおつなぎしました。
劇団名とか演劇のタイトルなどは現時点では伏せておきます。大きな成長の機会となると思います。この方の舞台も長年拝見させていただいていまして、うなるほどの圧倒的なインパクトをもらいます。今から楽しみにしています。


■ Spinartのコラムにも様々なジャンルのアーティストが寄稿しています

Spinartのコラムでも、ミュージシャンだけでなく、表現者の方の面白いコラムが更新されています。
ローソンチケットにいるころに、どんなジャンルのものでもチケットが存在する限り現場で見ていました。想定を超える心の揺れ方を何度も経験しています。内容に圧倒されることもあります。ストーリーに感心することもあります。表現者やサポーターの強い思いを感じることもあります。もちろん、意図通りに行かないことや、やってみて納得がいかないことにも出会ってきました。
演劇でおもしろいのは、1回目と千秋楽の変化が大きいときなどはとても得をした気になりますね。私はマーケティングのアドバイスを生業としていて、「ステキなストーリー」を創るということを大事にしています。2つの演劇を見て一番強く思ったことは、練りに練って、お客様の心を揺らすストーリーにしていることです。マーケティング用語でいうカスタマージャーニーなんていう言葉ではなくて、心が揺れる、共感する、想像を超えてくる、良い意味で裏切られることを実現しているんだなあと感じます。


■ 「CrazyNOVA's NOVAnity!」次の展開は?

Spinartの「CrazyNOVA's NOVAnity!」という番組を担当させていただいています。初期は登録いただいたアーティストの方々のMV紹介、そして伝説となったLINXさんの超ロングインタビュー、そして数回、反省会と次への展望を配信いたしました。その展望の中で、ミュージシャンを紹介してきましたが、Spinartの想いである「あらゆる表現者・アーティスト」のサポートということで、ミュージシャン以外のアーティストの方々の紹介をしていこうと思っています。第1弾は、3月に収録予定です。みなさまのステキなストーリーもどんどん紹介していきたいと思います。ご期待ください。


最後に、究極のヘヴィメタルバンド「MEGSDETH」のライブに行ってきました。武道館超満員でした。圧巻の演奏、そして日本講演のみ、そして武道館公演のみで、元メガデスのマーティー・フリードマンがサプライズ登場しました。日本のテレビでもおなじみの彼ですが、世界的なギタリストである認識が少ない番組が多い中、会場は感動し絶叫していました。いろいろな興行で声出しも解禁されてきています。やる方も見る方も今までもよりも羽を広げてステキにまいりましょう。

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野林徳行

ヘヴィメタル、プロレス、モータースポーツをこよなく愛するマーケター。
常に、カスタマー(お客様)の心を揺らし、「ステキ」創りをストーリーをもって実現することで成功に導く活動をしてい...

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